ブロックストレージ、ファイルストレージスタンダードにおける暗号化機能の提供開始について
クラウド/サーバー
2023年4月12日 (2023年4月12日:更新)
平素よりSmart Data Platform(以下、SDPF)をご利用いただき誠にありがとうございます。
クラウド/サーバーのストレージメニュー、ブロックストレージおよびファイルストレージスタンダードにおける暗号化機能の提供開始についてご案内します。
機能概要
本機能の暗号化に使用する鍵はクラウド側でボリューム毎に自動生成し、お客様がボリューム破棄時に自動的に破棄します。
鍵の管理や暗号化はFIPS140-2に準拠した装置内で実施され、暗号アルゴリズムは業界標準のAES-256を使用します。
これにより、解約時のデータ破棄が可能なことに加え、万が一ディスク装置が流出した場合でもお客様のデータ漏洩を防止することが出来ます。
本機能の提供開始後、お客様がSDPFポータルでブロックストレージ・ファイルストレージスタンダードのボリュームを新たに作成する際に暗号化機能が自動的に有効になります。
APIでボリュームを作成する場合も、特にパラメータ指定が無い場合は暗号化機能が有効になりますが、パラメータにて指定することで暗号化機能を無効にすることも可能です。
なお本リリースにより、お客様が既にご利用中のブロックストレージ・ファイルストレージスタンダードのボリューム領域が自動的に暗号化されることはありません。
既にご利用中のお客様が暗号化機能を利用するためには、新規にボリュームを作成しデータを移行して頂く必要があります。
提供料金
暗号化は標準機能として搭載するため、提供料金には変更ありません。
(参考) 料金表:https://sdpf.ntt.com/services/file-storage/
提供リージョンと提供開始日
JP6 (2023年4月14日提供開始)
JP7 (2023年4月12日提供開始)
今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒よろしくお願いいたします。