SDPFクラウド/サーバー Managed Anti-Virus, Managed Virtual Patch, Managed Host-based Security PackageにおけるAgentバージョン(ver11)のサポート終了、およびサービス提供基盤バージョンアップについて

クラウド/サーバー

2022年6月17日 (2022年6月22日:更新)

平素よりSmart Data Platform(SDPF)をご利用いただき誠にありがとうございます。

SDPF クラウド/サーバーのセキュリティサービスにおける以下メニューのAgentバージョン(ver11)のサポート終了、ならびに提供基盤(管理サーバー群)のバージョンアップについてお知らせいたします。

対象メニュー

・Managed Anti-Virus

・Managed Virtual Patch

・Managed Host-based Security Package

 

概要

・現在、ご利用中のAgent11.X.X-XXXXは、ベンダーサポート終了タイミングでご利用頂けなくなります。
※ご利用中のバージョンによってはサポート終了前にご利用頂けなくなる場合がございます。詳しくは最下部にあるアップグレード周知一覧をご確認ください。

・最新Agentバージョン(ver20)がご利用可能になります。
※アップグレードに伴う内容は下記をご確認ください。

・お客様のご利用中Agent11.X.X-XXXXが最新Agentバージョン(ver20)をご利用する場合、アップグレードが必要です。

 

Agentバージョン(ver11)サポート終了

対象サービスのAgentバージョン(ver11)のサポート終了のスケジュールを下記の表の通りご案内いたします。

新バージョンへの切り替えを計画的に進めていただくようお願いいたします。※1

メニュー Agentバージョン サポート終了 ※2
・Managed Anti-Virus
・Managed Virtual Patch
・Managed Host-based Security Package
11.X.X-XXXX 2023年5月23日

※1 下記の「アップグレード手順」に従って最新のAgentバージョン20へのアップグレードが可能です。新バージョンのホスト型セキュリティを別途ご契約いただく必要はございません。

※2 下記の条件に合致するお客様については、上記ver11としてのサポート終了日より前の2023年3月31日までにAgentアップグレードが必要です。

条件:Deep Security Agent 11.0.0-1690未満でTrendMicro社ActiveUpdateサーバーからコンポーネントを取得しているAgent/Relay

詳細については下記ページをご確認ください。

https://sdpf.ntt.com/services/docs/host-based-security /tutorials/rsts/security/operation/host-based_security/news_agent_upgrade.html

 

ご利用中のAgentバージョン確認方法

事業者によるAgentバージョンの確認はできません。下記手順でお客様にてAgentバージョンの確認をお願いいたします。

https://sdpf.ntt.com/services/docs/host-based-security/tutorials/rsts/security/operation/host-based_security/agent_upgrade_check.html

 

アップグレード手順

Agentアップグレードの手順の詳細は以下のURLをご参照ください。

https://sdpf.ntt.com/services/docs/host-based-security/tutorials/rsts/security/operation/host-based_security/agent_upgrade_index.html

 

アップグレードの注意点

・お客様のサーバーによってはOS再起動が必要な場合がございます。

・バージョンアップ後は、セキュリティコントロールパネルでAgentのアップグレードが完了していることをご確認下さい。

 

サポート期間が終了しているAgentについて

サポートが終了しているAgentについては、セキュリティ機能が利用できなくなります。また、当該Agentバージョンに関するお問い合わせができなくなります。

 

サービスからのお願い

最新版のAgentには既知の問題に対する修正や脆弱性に対応したセキュリティアップデート等が含まれておりますので、最新版のAgentをご利用頂くことを強く推奨しております。つきましては、定期的なAgentのアップグレードをご検討頂きますようお願い致します。

 

管理サーバーのバージョンアップに伴う各種変更

対象サービスの提供基盤(管理サーバー群)のバージョンアップに伴い変更がございますので、ご案内いたします。

尚、現在提供中の機能、UIに変更はございません。

 

変更適用日

 2022年6月17日

 

バージョンアップに伴う変更内容

①通信の宛先URLの変更

通信の宛先URLが下記の通り変更になります。

なお、下記表に記載している機能はトレンドマイクロ社が公開しているサーバーへアクセスが必須です。そのため、Agentがインターネットを経由してトレンドマイクロ社の公開サーバーにポート80及び443でアクセスできる環境をご準備いただき、必要に応じて宛先URL等の設定変更を実施ください。

また、下記の表は変更URLの一部抜粋になります。詳細は以下リンクをご確認ください。

https://success.trendmicro.com/jp/solution/1122242

 

機能 宛先URL(変更前) 宛先URL(変更後)
Smart Protection Network
– Global Census Service
– Used for behavior monitoring, and predictive machine learning.
ds1100-en-census.trendmicro.com
ds1100-jp-census.trendmicro.com
ds2000-en-census.trendmicro.com
ds2000-jp-census.trendmicro.com
Smart Protection Network
– Good File Reputation Service
– Used for behavior monitoring, predictive machine learning, and process memory scans.
deepsec11-en.gfrbridge.trendmicro.com
deepsec11-jp.gfrbridge.trendmicro.com
deepsec20-en.gfrbridge.trendmicro.com
deepsec20-jp.gfrbridge.trendmicro.com
Smart Protection Network
– Smart Scan Service
ds110.icrc.trendmicro.com
ds110-jp.icrc.trendmicro.com
ds20.icrc.trendmicro.com
ds20-jp.icrc.trendmicro.com
Smart Protection Network
– predictive machine learning
– Used for predictive machine learning.
ds110-en-b.trx.trendmicro.com
ds110-jp-b.trx.trendmicro.com
ds110-en-f.trx.trendmicro.com
ds110-jp-f.trx.trendmicro.com
ds20-en-b.trx.trendmicro.com
ds20-jp-b.trx.trendmicro.com
ds20-en-f.trx.trendmicro.com
ds20-jp-f.trx.trendmicro.com

 

②対応OSの変更

■WindowsOS

対応OSに変更はございません。

 

■Linux

SUSE 11 SP1、SP2、SP3 (32/64bit) と Amazon SUSE 11 EC2 (32/64bit) が対象外になりますのでOSにおいてもバージョンアップをご検討ください。他の対応OSに変更はありません。

SDPF クラウド/サーバーにて提供しているオフィシャルテンプレートは下記をご確認ください。

OS (共通編) – OS 詳細情報 | Smart Data Platform Knowledge Center (ntt.com)

 

変更前 変更後
Red Hat 6、7、 8 (32/64 bit)

CentOS 6、7、 8 (32/64 bit)

SUSE 11 SP1、SP2、SP3 (32/64bit)

SUSE 12 (64bit)

SUSE 15 (64bit)

Ubuntu Linux 16.04、 18.04 (64bit)

Oracle Linux 6 RedHat/Unbreakable Kernel (32/64 bit)

Oracle Linux 7 RedHat/Unbreakable Kernel (64 bit)

CloudLinux 6 (32/64bit)

CloudLinux 7 (64bit)

Amazon Red Hat 6 EC2 (32/64bit)

Amazon Red Hat 7 EC2 (64bit)

Amazon SUSE 11 EC2 (32/64bit)

Amazon SUSE 12 EC2 (64bit)

Amazon Ubuntu 16.04 LTS (64bit)

Red Hat 6、7、 8 (32/64 bit)

CentOS 6、7、 8 (32/64 bit)

 

SUSE 12 (64bit)

SUSE 15 (64bit)

Ubuntu Linux 16.04、 18.04 (64bit)

Oracle Linux 6 RedHat/Unbreakable Kernel (32/64 bit)

Oracle Linux 7 RedHat/Unbreakable Kernel (64 bit)

CloudLinux 6 (32/64bit)

CloudLinux 7 (64bit)

Amazon Red Hat 6 EC2 (32/64bit)

Amazon Red Hat 7 EC2 (64bit)Amazon

 

SUSE 12 EC2 (64bit)

Amazon Ubuntu 16.04 LTS (64bit)

 

③Agentバージョン(ver20)の提供

新バージョン(ver20)は、新バージョン提供日(2022年6月17日)からご利用することができます。

 

[新Agentバージョン]

Agent20.X.X-XXXX

 

[アップグレード可能バージョン]

Agent11.X.X-XXXX以上

 

過去のお知らせ一覧

現在下表のAgentアップグレードをお知らせしております。

対象 Agentアップグレードバージョン アップグレード期限 お知らせ
[メニュー]

・Managed Anti-Virus

・Managed Host-based Security Package

[OS]

・Linux系, Unix系

[Agentバージョン]

Deep Security Agent 11.0.0-2061未満

[機能]

・不正プログラム対策のスマートスキャン(ファイルレピュテーション)

・Webレピュテーション

[OS]

Linux系、Unix系

[Agentバージョン]

Deep Security Agent 11.0.0-2061以上

 

2022年7月8日 Managed Anti-Virus / Managed Host-based Security PackageのAgentアップグレードについて
[メニュー]

・Managed Anti-Virus

・Managed Virtual Patch

・Managed Host-based Security Package

[OS]

・Linux系, Unix系

・Windows系

[Agentバージョン]

DeepSecurity Agent 9.6

[OS]

Linux系、Unix系

[Agentバージョン]

Deep Security Agent 11.0.0-2061以上

 

[OS]

Windows系

[Agentバージョン]

Deep Security Agent 11.0.0-1075以上

 

2022年4月20日 Managed Anti-Virus, Managed Virtual Patch, Managed Host-based Security PackageにおけるAgentバージョン9.6のアップグレード対応について
[メニュー]

・Managed Anti-Virus

・Managed Virtual Patch

・Managed Host-based Security Package

[OS]

・Linux系, Unix系

・Windows系

[Agentバージョン]

DeepSecurity Agent 11

[Agentバージョン]

Deep Security Agent20

2023年6月17日 本お知らせ

 

今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。