2023年12月 仮想サーバー基盤アップデート後のAPIの変更点を教えてください。
イメージ管理, サーバーインスタンス, 仕様, 運用
2024年4月4日 (2024年4月4日:更新)
2023年12月以降、順次仮想サーバー基盤のアップデートを実施しております。このアップデートに伴い、APIもアップデートされております。
APIについて一部変更点はございますが、基本的な機能については、アップデート前のAPIと同様にご利用いただけます。
仮想サーバー基盤アップデートに伴うAPIの変更点は、以下のとおりです。
1)イメージの公開設定について
イメージの公開設定については、基盤アップデート前後で以下の仕様となります。
基盤アップデート前:
ユーザーが作成したイメージの公開設定はprivateとなります。
(create image member APIを用いて、他のテナントに共有可能です)
基盤アップデート後:
ユーザーが新規に作成したイメージの公開設定はデフォルトでsharedとなり、基盤アップデート前のprivateと同様に他テナントへのイメージの共有が可能です。
イメージの共有機能を用いない場合、必要に応じてprivateに設定し直してください
なお、基盤アップデート前に作成されたイメージについては、以下のとおり設定されます。
・member-listが空の場合:private
・member-listが空でない場合:shared
2)VMHAを制御するインスタンスメタデータについて
基盤アップデート後の環境では、VMHAの有効/無効を明示的に指定するパラメータとして、HA_Enabledのみがサポートされます。
なお、基盤アップデート前の環境では、vmhaとHA_Enabledの両方がサポートされていました。
(ただし、vmhaは利用非推奨)
3).service.typeにvirtual-server以外が指定されているイメージからVMを作成した場合の仕様について
APIを利用して閲覧ができる.service.typeプロパティにvirtual-server以外が指定されているイメージについて、基盤アップデート後の環境では仮想サーバー作成APIが実行可能となっております。
ただし、基本的にこれらのイメージは仮想サーバー上でのゲストOSの起動はできないため、virtual-serverが指定されたものをご利用ください。
(参考)仮想サーバー基盤アップデート状況は、以下のリンク先に掲載しております。
・クラウド/サーバー 仮想サーバー基盤アップデート後のAPIに関するよくある質問の追加について
https://sdpf.ntt.com/news/2024040401/
関連するページ
・クラウド/サーバー JP7リージョンにおける仮想サーバー基盤のメンテナンス作業について
https://sdpf.ntt.com/news/2023110601/