Oracle DB SE2では使用可能なCPUスレッドが16に制限されるとの事ですが、インスタンスのフレーバーを32CPUに変更した場合に不具合などの影響はございますでしょうか。
Oracle, 仕様
2021年11月28日 (2022年11月3日:更新)
下記URLの利用条件のとおり、 Oracle Database SE2の12c(12.1.0.2以降)では、Oracle製品の仕様上、
「常時Oracle DB 1インスタンスあたり最大16CPUスレッド」の技術的な制限が課されます。
この制限により、選択したフレーバーのコンピュートリソースの一部が、 Oracle DBインスタンスに割り当てられない場合がございます。
Oracle Database Standard Edition 2で制限される「CPUスレッド」とは何ですか?
Oracle>詳細情報 3.2.0>サーバーインスタンスメニュー向け
https://sdpf.ntt.com/services/docs/oracle/service-descriptions/rsts/vs.html#id27
仮に仮想サーバーインスタンスに32CPUスレッドを割り当てていただいても、 Oracle DBに関しては最大16CPUスレッドしか使えないため、
32CPUスレッドをフルに活用できないこととなります。
こちらの制限は32CPUへフレーバー変更をしたためにOracle DBが動作しなくなるといったものではございません。
この場合は、あくまでもOracle DBが16CPUスレッドしか使わないという事象になります。
同じサーバーで稼働するほかのアプリケーションに割り当てるために32CPUスレッド 用意するという意図がございましたら、こちらは問題ございません。