IoT Connect Gateway ログ分析とPing確認の新機能追加で運用保守をさらに効率的に

IoT Connect Gateway, IoT

2025年3月26日 (2025年3月26日:更新)

平素よりNTTコミュニケーションズ Smart Data Platformをご利用いただき誠にありがとうございます。

この度、IoTデバイスをクラウドやネットワークに安全かつ効率的に接続するサービス「IoT Connect Gateway」において、
ログ分析機能Ping確認機能 を新たにリリースいたしました。
こちらの機能により、システムの状態をより直感的かつリアルタイムに把握いただけるようになり、問題の早期発見と迅速な対応が可能になります。

IoT Connect Gateway概要

IoT Connect Gateway(ICGW)は、デバイスとクラウドの連携を効率化し、運用負担を軽減する多機能ゲートウェイです。
IoTデバイスへの処理負荷やデータ量を気にすることなく、クラウド側のインタフェース仕様に合わせ、『かんたん・セキュア』な接続を実現できます。
詳細は、IoT Connect Gateway概要をご覧ください。

ログ分析機能

新機能の1つ目は、ログ分析機能です。
データ転送時のエラーなどのログをユーザが確認できるデバッグ機能となります。
ユーザ自身による設定不備やデータ転送失敗などの際に、アプリレベルでの問題切り分けが可能になります。
また、デバイス⇔ICGW間、ICGW⇔クラウド間の両区間でデータ転送の成功可否も確認可能です。
システムログを管理・可視化し、迅速なトラブルシューティングが行えるようになります。

【ログ分析機能利用イメージ】
ログレベルをポータルよりご確認いただくことができます。

 

Ping確認機能

2つ目の機能は、Ping確認機能です。
ネットワーク上の特定のデバイスに対して、pingコマンド*を送信し、問題なく疎通できているかを任意のタイミングで確認できる機能です。
これにより、ICGW⇔デバイス間の通信状況を確認できるようになり、どこで問題が起きているのか切り分けができます。
*IPネットワーク上で特定のIPアドレスを持つ機器から応答を要求するためのコマンドプログラムです。

【Ping確認機能利用イメージ】
Ping確認機能アイコンをクリックすると、応答結果が表示されます。
また、Pingの送信回数や応答待機時間を設定することも可能です。

Ping監視機能のアイコンをクリックすると、結果欄に以下の情報が表示されます。

・packets transmitted : 送信元から宛先に送信されたICMPエコーリクエストパケットの総数
・received :宛先から受信したICMPエコーリプライパケットの総数
・packet loss : 送信したパケットの内、応答が返ってこなかったパケットの割合
・time : すべてのパケットの送受信に要した合計時間
・rtt min/avg/max/mdec : パケットの往復時間の最小値、平均値、最大値、および標準時間

※本機能を利用する場合は、ICGWからのping(ICMP)を許可する設定がデバイスやモデム等に入っている必要がございます。

利用方法

IoT Connect Gatewayのお申込みが必要となります。
詳細は、IoT Connect Gateway – チュートリアルをご参照ください。

新機能の利用方法は以下となります。
■ログ分析機能
■Ping確認機能

料金

IoT Connect Gateway 初期費用:0円
ログ分析、Ping確認の機能はIoT Connect Gatewayをお申込みをいただくだけで、無償でご利用いただけます。

※別途モバイル回線の料金+各ご利用機能の月額利用料が発生いたします。
詳細は、プランと料金をご参照ください。

お問い合わせ

ご契約前のお問い合わせは、下記のWEBフォーム、またはお電話にてお受けしております。

ご利用中のお客様からのお問い合わせは、ポータル画面からチケットにてお受けしております。
チケット画面の操作方法については、下記ページをご確認ください。

開発ブログにてIoT Connect Gatwayを活用したIoTプラットフォームの自動構築事例をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるように努めてまいりますので、
引き続きご愛顧くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。