サーバーインスタンスのCPU 使用率が正常に表示できない事象
クラウド/サーバー リソースモニタリング, サーバーインスタンス
2018年2月20日 (2021年5月26日:更新)
事象概要
サーバーインスタンスにて、CPU 使用率の監視結果が正常に取得できなかった場合、モニタリングメニューにてサーバーインスタンスのCPU 使用率が適切に表示されない場合がございます。
監視情報の取得に関する問題であり、お客様のサーバーインスタンスの動作には問題ありません。
※本事象の改修を検討中です。
対処方法
本事象を復旧する場合、該当のサーバーインスタンスを再起動することで正常な監視情報になります。
再起動前に、必ずコンフィグの保存・バックアップを実施するようにしてください。また、再起動をせずにCPU使用率を確認したい場合は、直接OS上からご確認ください。
再起動方法
Smart Data Platform クラウドコンピューティングコントロールパネルにてゲストOSにログインしていただき、OSのシャットダウンを実施して下さい。(再起動ではありません。)
その後、ポータル上でインスタンス(該当サーバーインスタンス)のステータスが「稼働中」→「電源停止」となったことを確認していただき、ポータル上でインスタンスの起動を実施後、ゲストOSへのログインを実施してください。
参考
CPU使用率の表示が正常なのか、異常な状況かの判断がつかない場合は、ゲストOSで確認できるパフォーマンス状況を確認いただきモニタリング監視の正常性確認に活用ください。
※負荷情報の収集周期がことなるため、モニタリング機能が正常でも一致するものではありません。傾向の確認として、活用ください。
Linuxでのパフォーマンス
Linuxでのパフォーマンス状況の確認では、topコマンドが活用されます。
# top ↓
コマンド結果の
1行目の load averageの数値(1分間、5分間、15分間)
3行目の Cpu(s): xx%us, xx%sy,
の値を確認してください。モニタリングでの表示結果と比較し、傾向が異なるかどうかを確認ください。
Windowsでのパフォーマンス
タスクマネージャーのパフォーマンス タブを選択し、CPU使用率の履歴を確認ください。
CPU使用率の履歴グラフと、モニタリングで表示されるグラフとを比較いただき、傾向が異なるかどうかを確認ください。