Wasabiオブジェクトストレージのデータ量を確認する方法を教えてください
Wasabiオブジェクトストレージ, 運用
2023年7月7日 (2024年8月7日:更新)
Wasabiに格納されているデータ量はさまざまな方法で確認可能ですが、主要な方法は下記の通りとなります。
(1) Wasabi Consoleで確認
Wasabi Console上のダッシュボードや各バケットのオブジェクト一覧画面などでバケットのデータ量を確認できます。また、Wasabi root ユーザーでは Wasabi Consoleのバケットの設定画面より「属性」タブ内の「バケットサイズ」セクションにある「請求情報をダウンロード」ボタンより、時系列データをダウンロードすることも可能です。Wasabi Cosoleで確認できる容量は前日時点での容量になるため、リアルタイムの容量ではない反面、手軽にご確認いただくことが可能です。
なお Wasabiアカウントを2023年4月19日(水)以前に作成いただいている場合、rootユーザーのパスワードお持ちでない可能性がございます。その場合、SDPFポータルのWasabi管理画面より、パスワードリセットボタンを押すことでrootユーザーのパスワードを取得可能です。
(2) AWS CLIを利用する方法
AWS CLI(AWSコマンドラインインタフェース)を使用することで、リアルタイムに任意のパスの容量を確認することが出来ます。容量を確認するコマンドの書式は下記の通りです。
aws s3 ls s3://[バケット名]/[フォルダ名]/ –recursive –human –sum –endpoint-url [API Endpoint]
AWS CLIの利用方法の詳細についてはこちらのFAQをご参照ください。
(3) S3 Browserなどのツールを使用する方法
S3 BrowserやCyberduckなどのツールを使用することで、GUIで任意のバケットやフォルダーの容量を確認することが出来ます。
詳細は、各ツールの公式ページをご参照ください。
(参考)S3 Browser 公式ページ
https://s3browser.com/
(参考)Cyberduck 公式ページ
https://cyberduck.io/
(4) API
SDPF APIのUtilizations APIを使用することで、日毎のWasabiアカウントの全体容量を取得することが可能です。詳細はAPIリファレンスをご参照ください。