Adobe Flash Playerのサポート終了後も、vSphere Web Client(Flash)を利用することはできますか。

vSphere, 運用

2021年3月29日 (2022年11月2日:更新)

Adobe Flash Playerのサポート終了に伴う vSphere Web Client へのアクセス不可につきまして、
Adobe Flash Player を残す形でブラウザをご利用される方法も想定されますが、こちらは推奨しておりません。

また、アドビ社から公開されているサポート終了情報ページでは、サポート終了日以降はFlashベースのコンテンツについてはAdobe Flash Player での実行をブロックするといった記載があり、
Flash側でブロックされた場合には弊社側で対処できない事柄となってしまいます。

■Adobe Flash Playerサポート終了情報ページ
https://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/end-of-life.html

=====
*上記URLから抜粋

2020年末を過ぎても、アドビから旧バージョンのAdobe Flash Playerをダウンロードできますか?

いいえ。アドビは自社サイトからFlash Playerのダウンロードページを削除します。また、Flashベースのコンテンツは、サポート終了日以降、Adobe Flash
Playerでの実行がブロックされます。
アドビは、常に最新のサポート対象ソフトウェアを使用し、更新することを推奨しています。アドビのサポート終了日後はFlash Playerを使用しないでください。
=====

【ワークアラウンド】
vCenter Server を6.7 Update 3 以降へアップグレードしていただいた上で、vSphere Client(HTML5版)を使用することを推奨しております。

■vSphere Web (Flash) Client Supportability and End of Life (78589)
https://kb.vmware.com/s/article/78589

=====
VMware’s recommended approach for customers are to upgrade their VMware vCenter Server(s) to 6.7 Update 3 by Dec 31, 2020 and use the vSphere(HTML5) Client to manage thevSphere environment.
=====

恐れ入りますが、vCenter Server 6.0 では vSphere Client (C#版) をご利用いただく方針とするとともに、
vCenter Server の6.7 Update 3 以降へのアップグレードをご検討いただけますようお願い申し上げます。

なお、都合上やむを得ずvSphere Web Client(Flash)をご利用し続ける場合、推奨外ではありますが下記ドキュメントに参考情報がございますので、お客さまのご判断でご確認ください。

=====
Adobe Flash サポート終了に伴う VMware 製品への影響と対策のポイント
https://blogs.vmware.com/vmware-japan/2020/11/tam-blog-adobe-flash.html
=====