サーバーインスタンスのコンソール画面にある、ctrl+alt+delete ボタンを押した際の挙動を教えてください。

サーバーインスタンス, 運用

2020年7月14日 (2024年11月15日:更新)

ご利用のOSによって挙動が異なります。

【Linux】
ctrl+alt+delete ボタンを押した際、Linux系OSの場合には shutdown コマンドが呼び出されることによりサーバーインスタンスが再起動されます。
Linux系OSの場合には、下記コマンドによって、ctrl+alt+delete ボタンの押下に伴う再起動を無効にすることができます。

  • ubuntu の場合
    # systemctl mask ctrl-alt-del.target
  • Red Hat Enterprise Linux の場合
    # systemctl disable ctrl-alt-del.target
    # systemctl mask ctrl-alt-del.target

※上記設定を行いましても、2秒間の間にSIGNALを7回送信しますとSIGNALが受諾され、再起動が発生いたします。
詳しくは man systemd (下記URL)のSIGNALの項目をご参照ください。
——-
https://man7.org/linux/man-pages/man1/systemd.1.html#SIGNALS
——-

※再起動を無効にした状態で「ctrl+alt+delete」ボタンを押下した場合は、以下より ctrl-alt-del の内容が実行できない旨がご確認いただけます。

  • ubuntu の場合
    /var/log/syslog
  • Red Hat Enterprise Linux の場合
    /var/log/messages

なお、Send CtrlAltDel ボタンから再起動した場合は上記にて再起動のログをご確認いただけます。

【Windows】
Windowsの場合には再起動はされず、画像のようなセキュリティオプションの画面が表示されます。