SDPF クラウド/サーバー Managed Anti-Virus/Virtual Patch/Host-based Security packageにおけるTrendMicro社サーバー証明書更新に伴うRelayおよびAgentバージョンアップについて(アップデート情報)

Managed Anti-Virus, Managed Host-based Security Package, Managed Virtual Patch, クラウド/サーバー

2025年9月26日 (2025年9月26日:更新)

平素よりSmart Data Platform (以下SDPF)をご利用いただき誠にありがとうございます。

 

SDPFクラウド/サーバーに関連して、お知らせページに2024年4月26日に掲載をした内容に関して、アップデート情報がありますので、お知らせいたします。

 

 

■掲載件名(2024年4月26日掲載)

SDPF クラウド/サーバー Managed Anti-Virus/Virtual Patch/Host-based Security PackageにおけるTrendMicro社サーバー証明書更新に伴うRelayおよびAgentバージョンアップについて

 

■SDPFお知らせ掲載内容(2024年4月26日掲載)

https://sdpf.ntt.com/news/2024042602/

 

■アップデート内容

【当初掲載内容】

サービスで提供しているRelayを利用してお客様環境のAgentをセキュリティアップデートしている場合は影響を受けません。

 

【アップデート内容】

サービスで提供しているRelayの利用有無にかかわらず、お客様環境のAgentバージョンが20.0.0-7476 未満のAgentはTrendMicro社の仕様変更に伴いセキュリティアップデートが失敗する可能性があります。

セキュリティアップデートの失敗が継続する場合、以下に記載の対応策を実施してください。

 

■対象サービス

Managed Anti-Virus

Managed Virtual Patch

Managed Host-based Security Package

 

■対象Agentバージョン

OS:Linux系、Windows系

Agentバージョン: Deep Security Agent 20.0.0-7476 未満

 

■対応策

Deep Security Agent 20.0.0-7476 未満でセキュリティアップデートの失敗が

継続して発生する場合、以下の①および②の対応を実施してください。

 

①Deep Security Agent 20.0.0-7476 以上(2023年10月リリース)へのアップデート実施

[Deep Security Agentのアップグレート手順]

・Agentアップグレードの手順の詳細は以下のURLをご参照ください。

https://sdpf.ntt.com/services/docs/host-based-security/tutorials/rsts/security/operation/host-based_security/agent_upgrade_index.html

 

[アップグレードの注意点]

・お客様のコンピュータによってOS再起動が必要な場合がございます。

・バージョンアップ後は、セキュリティコントロールパネルでAgentのバージョンアップが完了していることをご確認下さい。

[Agentバージョン確認]

・Deep Security Agentのバージョン確認は以下を参照ください

https://sdpf.ntt.com/services/docs/host-based-security/tutorials/rsts/security/operation/host-based_security/agent_upgrade_check.html

 

②Windows系OSのAzure Code Signing (ACS)対応

本サービスで2023年2月中旬以降にリリースされるWindows用Agentバージョンをご利用する場合、Windows OS環境で下記のセキュリティパッチを適用してください。

https://success.trendmicro.com/ja-JP/solution/KA-0013632

 

[Windows系OSのAzure Code Signing (ACS)について]

サービスで利用している製品の提供元であるTrendMicro社では、Microsoft 社からの要請に基づき、2023年2月中旬より Azure Code Signing (ACS) を使用して各製品モジュールの署名をおこなうとアナウンスしております。

この影響により、今後はDeep Security Agentのアップデートや製品動作に影響を及ぼす可能性があります。その為、ACSへの対応を早急に検討願います。

 

 

また、すぐに対象Agentバージョンにアップグレードできないお客様は、ワークアラウンドを実施することでセキュリティアップデート失敗の事象を改善できる可能性があります。

ワークアラウンドの手順に関しては、個別にご案内いたしますので、チケットシステムでお問い合わせしてください。

ただし、ワークアラウンドは一時的な対策であり、必ずAgentのアップグレードが必要となりますので、①および②のご対応をお願いいたします。

 

■アップグレードしなかった場合の影響

2025年9月24日以降、対象Agentバージョン未満の場合は、TM社サーバーおよびRelayからパターンファイルなどのダウンロードが失敗し、最新のウイルスパターンなどのファイルを更新することができません。

 

■サービスからのお願い

最新版のAgentには既知の問題に対する修正や脆弱性に対応したセキュリティアップデート等が含まれておりますので、サービスとしては、最新版のAgentをご利用頂くことを強く推奨しております。

定期的なOSメンテナンスとAgentのアップグレードをご検討頂きますようお願い致します。

 

■お問い合わせに関して

手順等について不明点がある場合は、お客さまから直接チケットにてお問い合わせください。

参考:ベーシックサポート – チュートリアル – Smart Data Platform Knowledge Center

 

今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。