「IoT Connect Gateway」において IoTデバイスとの多様な回線での接続が可能となる「仮想コネクション機能」を提供開始
IoT Connect Gateway, IoT
2023年11月14日 (2023年11月14日:更新)
平素よりSmart Data Platformをご利用いただき誠にありがとうございます。
IoTデバイスのクラウド接続を簡単・セキュアに実現するサービス「IoT Connect Gateway」(以下 ICGW)において、「仮想コネクション機能」を2023年11月14日より提供開始します。
本機能により、これまで「IoT Connect Mobile Type S」 (以下 ICMS)に限られていたIoTデバイスとの接続回線を、通信キャリアやモバイル・固定などの回線種別に関わらず適用できるようになり、お客さまの活用範囲を広げます。
IoT Connect Gateway概要
ICGWは、IoTデバイスとクラウドサービスの間の仕様差分を吸収するゲートウェイとして、フレキシブルな相互接続機能を提供するサービスです。
1台1台のIoTデバイスへの設定、接続先クラウドサービスの仕様に合わせたデータ暗号化処理など、IoTサービス展開において手間のかかる作業負荷を軽減します。
仮想コネクションとは
これまでICGWは、 ICMSとのセット利用が前提でしたが、
今回新たに提供を開始する「仮想コネクション機能」を利用することで、ICMS以外の通信回線*¹からもICGWの各機能が利用できるようになります*²。
「仮想コネクション」はドコモSIM、Wi-Fi環境などあらゆるIPネットワークからICGWの接続を可能とし、各種プラットフォームに柔軟に接続ができます。
*² : リモートアクセス機能はご利用いただけません。
*³ : IoTプラン・IoTプランHSは、株式会社NTTドコモが提供元であり、NTTコミュニケーションズ株式会社が代理人として保有する契約締結権限、および包括的な業務受託に基づき販売しています。
ご利用シーン
- モバイル回線の冗長化(NTTドコモと他キャリアのモバイル回線との併用)
- 山間部など「IoT Connect Mobile® Type S」では電波が届きにくいエリアにおけるNTTドコモや他キャリアのモバイル回線サービス利用
- 高速・低遅延の5G回線サービス利用
- モバイル回線ではなく既存の建物内有線LAN環境などの利用
- SIMスロットが無いIoTゲートウェイ機器での利用(Wi-Fi接続型機器など)
- NTTドコモのIoT料金プラン(IoTプラン・IoTプランHSなど)とのセット利用
料金
月額料金 220円(税込)/1 仮想コネクションID
※ 仮想コネクションを作成したタイミングで料金が発生します。
※ 仮想コネクションの削除を問わず、月内で作成した仮想コネクションの最大数が課金対象になります。
※ 月内で作成した仮想コネクションを削除せずに月を跨いだ場合、自動的に翌月料金の課金対象となります。
※ 仮想コネクションIDとは、仮想コネクション新規作成時に発行されるIDのことです。
またICGW各機能の料金につきましては、プランと料金をご参照ください。
提供開始日
2023年11月14日(火)
申込方法
Smart Data Platformポータルからの申込(利用設定)となります。
詳細はチュートリアルをご参照ください。
注意事項および制約事項
- リモートアクセス機能のご利用は対象外となります。
- 対応プロトコルはHTTP、MQTT(スタンダードのみ)になります。
- 仮想コネクションでは、ICGWまでのアクセス回線については、お客様が別途ご契約された回線を利用し、インターネット経由にてのご利用となります。その為、インターネットへの到達性については、お客様範疇とし、保守対象外となります。
今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるように努めてまいりますので、
引き続きご愛顧くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。