ロードバランサーのインターフェイスが稀に DOWN/UP する、または DOWN (PWR OFF) となる事象

ロードバランサー

2024年1月24日 (2024年2月2日:更新)

事象概要

ロードバランサー内部において、本来は無効化されている物理装置向けのトラフィック処理の異常検知機能 (TX Stall) が誤作動し、 インターフェイスが一時的に DOWN/UP することが稀に発生することがメーカーより報告がございました。
また、本検知事象が 4 回連続で発生した場合、インターフェイスが DOWN (PWR OFF) 状態となります。

本事象に関するメーカーの公表情報は以下の通りです。(公表日 : 2024 年 01 月 23 日)
URL: https://support.citrix.com/article/CTX587659/vpx-running-on-kvm-platforms-with-virtio-nics-might-report-tx-stall-when-operating-in-single-pe-mode

対象バージョン

13.1-49.13 Standard Edition (50Mbps/200Mbps プランのみ)

対処方法

  • インターフェイスがDOWN (PWR OFF) から回復しない状態となった場合の一時対処
    ロードバランサーの再起動を実行ください。
  • 事象自体を起きなくする方法
    対象バージョン及びプランの組み合わせ以外のご利用をご検討ください。
    具体的には、弊社提供バージョンである 13.1-33.52 のご利用を推奨します。
    13.1-49.13 と 13.1-33.52 の差分については SSL-VPN 脆弱性のみとなっており、SSL-VPN を利用しなければ影響がございません。