NATルールをSNATからDNATへ変更すると、DNAT処理が正常に行われない事象について

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2022年3月9日 (2022年3月11日:更新)

事象概要

VMware vCloud Directorテナントポータル(以下、vCDテナントポータル)に登録されている既存のNATルールにおいて、インターフェイスタイプをSNATからDNATへ変更すると、”vCDテナントポータル上正しく変更されているように見えるが、DNAT処理が正常に行われない”事象が確認されています。
なお、DNATからSNATへ変更した場合は、SNAT処理が正常に行われます。
本事象は、JP7リージョンで発生します。

本事象は、VMware Cloud Directorの不具合であることを確認しております。
本事象につきましては機能改修を行なう予定となっておりますが適用時期は未定となっております。

適用までの間、既存のNATルールをSNATからDNATへ変更を行いたい場合、後述の対処方法にて対応をお願い致します。

ご不便をおかけいたしますがご了承のほど宜しくお願い致します。

対処方法

既存のNATルールをSNATからDNATへ変更を行いたい場合は、インターフェイスタイプをDNATとして新規にNATルールを作成し、既存のNATルールを削除することで対応をお願い致します。

上記で解決しない場合、ならびに本件に関するお問合せは、チケットシステムにてご連絡をお願い致します。