Wasabiのアクセスログ機能の概要を教えてください

Wasabiオブジェクトストレージ, クラウド/サーバー, 仕様

2023年2月14日 (2024年3月14日:更新)

Wasabiにはアクセスログ機能があり、バケット毎にログ機能の ON/OFF を設定可能です。概要は下記の通りです。

  • バケットのログ機能を ON にすると、バケット内へのアクセスのログをテキスト形式で取得します。
  • ログは設定時に指定されたバケット内に保存されます。
  • 保存されたログは 、通常のオブジェクトと同様にGUI もしくは API でダウンロード可能です。
  • Wasabi の GUI (Wasabi Management Console) にはログビューワー機能や検索機能は無いため、ログの閲覧にはダウンロードが必要です。
  • ログは無制限に保存可能ですが、容量に対して通常のデータと同様に課金されます。
  • 本機能は、あくまでデータへのアクセス(アップロードやダウンロード等)のログを記録するものであり、ユーザーの全操作(ログイン・ログアウトやユーザー作成など)を記録するものではありません。
  • ログ機能を設定するには、Wasabi Consoleのバケット一覧の右端にあるメニューからバケット設定画面に移動し、特性(PROPERTIES)タブより必要項目を入力します。主な入力項目は、ログ保存先バケット名、及びログ用プレフィックス(ログを保存する際のオブジェクト名の先頭に付与する文字列)です。
  • 古いログの自動削除はライフサイクル管理機能にて可能です。バケットの設定画面より設定可能です。
  • ログ内に記録されるタイムスタンプのタイムゾーンは世界標準時(UTC)です。