サーバーインスタンス上にPalo Alto Networks社VM-Seriesをインストールしたが、突然通信ができなくなる事象が発生した。

サーバーインスタンス, 運用

2018年10月16日 (2022年10月29日:更新)

お客さま持ち込みイメージを利用したサーバーインスタンスの動作についてはサポート外となりますが、
Palo Alto Networks社VM-Seriesをサーバーインスタンスのインスタンス上で動作させた場合、ドライバ設定でDPDK(Data Plane Development Kit)をONにしていると、
通信ができなくなる事象が発生することが報告されております。
※なお、下記のとおり、サーバーインスタンスにおいて、DPDKはサポートされておりません。

FAQ – サーバーインスタンスでDPDKを利用したいが、サポートされますか?

サポート外となりますが、参考情報として、DPDKをOFFにするワークアラウンドについて下記のとおりご案内させていただきます。

1. 当該インスタンスのDPDKの設定を確認する

show system setting dpdk-pkt-io

を実行して、DPDKのON/OFFの状態を確認します。

・DPDKがONの場合

Device current Packet IO mode: DPDK

・DPDKがOFFの場合

Device current Packet IO mode: Packet MMAP

と表示されます。

2. DPDKの設定をOFFにする

下記の方法でDPDKの設定をOFFにすることができます。

set system setting dpdk-pkt-io off

OFFに設定後、適宜、デバイスやシステムの再起動をいただき、手順1の方法でOFFに更新されているかご確認をお願いいたします。

 

※お客さま持ち込みイメージを利用したサーバーインスタンスの動作についてはサポート外となります。
本情報は弊社ナレッジとして参考までに、ご案内しておりますので、予めご了承ください。
(上記設定方法はPalo Alto Networks社の仕様変更等により、予告なく変更となる可能性がございます。また、設定による影響等についてもサポート対象外となりますので、お客さまにて事前に確認や検証をいただくようお願いいたします)