RHELにおいて、OSのマイナーバージョンを固定したままカーネルなど特定のパッケージのバージョンアップをしてもよいですか？

OSのバージョンを固定した状態で、特定のパッケージのみをバージョンアップできます。
ただし、以下の点にご留意ください。

1. お客さまによる事前検証のお願い
RHELはOSのマイナーリリースごとに、カーネルを含むパッケージ全体の組み合わせで動作検証されています。 一部のパッケージのみをバージョンアップした後の影響はお客さま環境に依存します。そのため、 弊社では影響を把握できません。必ず事前に十分な検証を実施いただき、お客さまの判断でバージョンアップを行ってください。

2. サポート範囲について
更新したパッケージ、固定しているOSは、どちらもサポートの対象です。
サポートの適用基準は、以下のようにそれぞれのバージョンにもとづいて分かれます。
更新したパッケージ： 更新後のパッケージが提供されるマイナーバージョン
固定しているOS： 固定しているOSのマイナーバージョン