CDN/Edge Platform Powered by Akamai新機能「API Security」追加について

CDN/Edge Platform Powered by Akamai, ネットワーク

2024年10月16日 (2024年10月16日:更新)

平素よりSmart Data Platform (以下、SDPF)をご利用いただき誠にありがとうございます。

CDN/Edge Platform Powered by Akamai 新機能「API Security」追加についてご案内します。

API Securityは既存のWAFでは検知が難しい独自実装のAPIに対する不審な挙動や、APIそのものの脆弱性を検知し、お客様によるAPIのセキュリティ運用向上を支援する機能となります。

昨今、APIは業界やその規模を問わず様々な企業で数多く利用されております。
一方で急増するAPIの管理は現状万全とは言えず、世界的にもAPIを狙った攻撃・インシデントが発生していて中には3300万件の個人情報が漏洩するほどの重大インシデントとなっている事例も起きています。
こうした状況の背景には、独自実装のAPIに対し既存の防御手法(WAF等)では適切な対策を取りづらい現状が挙げられます。

API Securityではそうした独自実装による課題に関しても、国際的なITコミュニティであるOWASPが提唱する脆弱性基準や機械学習によってお客様のAPIに特化した脅威情報に基づく検知を行うことで効果的にセキュリティを向上させることが可能です。
APIの通信自体には介入することなく、APIゲートウェイ等からアクセスログや構成情報を転送してもらうことで構成不備・脆弱性・不審な通信を検知し可視化することができます。
検知した脅威情報は、Akamaiを含む別途防御ソリューションなどと連携することでそのまま防御を行うことも可能です。

■サービス詳細は下記SDPF Knowledge Centerをご覧ください。

https://sdpf.ntt.com/services/docs/cdn-akamai/service-descriptions/API_Security.html

 

今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。