Enterprise Cloud for ERP
- 概要
特長・メリット
(1)SAPシステム向けクラウド基盤の提供
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- 仮想サーバー上で提供される仮想HANA(最大2.8TB)メニューとお客さま専用の物理ハードウェア上で提供される物理HANA(最大8.0TB)メニューを提供
- 同一データセンター内でのHA(High Availability)構成、および東京・大阪間でのDR(Disaster Recovery)構成を組み込んだ標準メニューを提供
- μVMテクノロジーに基づく実利用ベースの従量課金メニューを提供
お客さまは、SAPシステムの利用用途および可用性設計に応じて仮想/物理HANAを組み合わせ、高信頼のクラウド環境を柔軟かつ迅速に構築できます。また、μVMテクノロジーのリソース最適化により、オンプレミスシステムと比べ、TCOを最大65%削減できます。
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(2)マネージドサービスを組み合わせた提供
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- SAPシステム向けクラウド基盤に加えて、OS、SAP Basis、SAP HANAのマネージドサービス、システム監視サービスおよびTAMS(Technical Account Manager Services)を提供
- TAMSでは、ITILに基づくシステムの運用支援、運用状況分析、ならびにベストプラクティスに基づくアドバイスサービスを提供
お客さまは、運用ノウハウをもとにした豊富なメニューから最適なメニューを選択することで基盤運用業務を効率化でき、業務プロセス設計ならびにアプリケーション開発に専念することができます。
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(3)米州、欧州、豪州のグローバル拠点で提供
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- 日本拠点に加え米州、欧州、豪州の拠点において、Enterprise Cloud for ERPおよびマネージドサービスを提供
お客さまは、各拠点においてSAPシステム向けのマネージドサービスとクラウド環境をトータルにご利用できます。
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利用シーン
- サービスレベルを保証した大規模SAPシステム/SAP周辺システムに対応したクラウド利用
- NW接続/基盤の要件定義/運用業務のフルアウトソースによるIT部門の運用稼働削減とSAP対応の実現
提供メニュー
- 仮想HANA(Virtual HANA)および物理HANA(Physical HANA)メニューにて、SAP HANAを初期インストールした環境をクラウドにてご提供
- マネージドサービスにて、OS、SAP Basis、SAP HANAのマネージドサービス、システム監視サービスおよびTAMSをご提供
メニュー名 | メモリーサイズ | セットアップ費用 | ランニング費用 | 最低利用期間 | |
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Virtual HANA | DRあり | ~2.9TB | あり | 月額固定+実使用量ベースの従量課金 | なし |
DRなし | |||||
Physical HANA | Scale up | ~8TB(8TB以上個別相談) | あり | 月額固定 | あり |
Scale out | ~2TB×N台 | あり | 月額固定 | あり |
SLA
- 提供メニューごとに、SLA値を設定しご提供
メニュー | SLA | ||
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IaaS Compute μVM | インターネット接続なし | DRなし | 99.5% |
DRあり | 99.999% | ||
インターネット接続あり | DRなし | 99.4% | |
DRあり | 99.9% | ||
Virtual HANA | インターネット接続なし | DRなし | 99.5% |
DRあり | 99.999% | ||
Physical HANA | インターネット接続なし | HAあり | 99.95% |
メニュー | Storage Latency(月間の平均) |
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Tier 0 Block Storage | ≦3ms |
TierⅠBlock Storage | ≦10ms |
TierⅡBlock Storage | ≦20ms |
当社にて性能監視・計測した値に対する性能指標であり、お客様テナント上での性能指標ではございません。
関連リンク
- Enterprise Cloud for SAP® ソリューションはこちらをご参照ください。