SSL復号除外設定をする

SSL復号除外ルールの新規追加手順について説明します。

警告

  • SSL復号除外機能とCaptive Portal機能を併用される場合は、"Captive Portal利用時も除外する"オプションをONにしてください。
  • "Captive Portal利用時も除外する"がOFFの状態でCaptive Portalを利用される場合、通信が復号される場合があります。

手順

  1. 操作対象のセルグループを左ペインの「セルグループ情報」ドロップダウンリストから選択します。
  2. 左ペインの「SSL復号除外ルール」を選択します。
fsg_console
  1. 左ペインの「SSL復号除外ルール」を選択します。
  2. 「新規追加」を選択します。
fsg_console
  1. 各項目を記載し「確認」を選択します。
fsg_console
  • 1セルグループに登録可能なSSL復号除外ルールは最大100件です
項目 最大数 説明
名前
1~31文字
半角アルファベット、"0-9"、"_"、"-" 文字列長1~31文字
同一CellGroup内でnameの重複は不可能
SSL復号除外ルールの名前
送信元IPアドレス
最大100件
any、CIDRまたは範囲指定
例) 192.168.0.0/16 10.0.0.0-10.1.0.0
SSL復号除外ルールを適用する送信元IPアドレス
宛先IPアドレス
最大100件
any、CIDRまたは範囲指定
例) 192.168.0.0/16 10.0.0.0-10.1.0.0
SSL復号除外ルールを適用する宛先IPアドレス
カスタムURLカテゴリ/URLカテゴリリスト
カスタムURLカテゴリ: 最大100件
URLカテゴリリスト: 69件 (システムで定義)
お客様が定義したカスタムURLカテゴリまたはFSGとして定義されたURLカテゴリから選択
Captive Portal利用時も除外する
最大1件
Captive Portal機能をご利用される場合はトグルスイッチをONにしてください。

注釈

  • 初期設定では、O365との通信以外のすべての通信をSSL/TLS復号化します。
  • 証明書がお客様端末に適切にインストールされていない場合、クライアントブラウザは警告画面を受け取ります。
  • 初期設定では、SSL/TLS復号セッションの上限を超えた場合は、SSL/TLS復号化処理をスキップしてパケットを転送します。個別設定としてブロックに設定することも可能です。
  • SSL/TLS復号セッション上限は こちら をご参照ください。
  • 宛先URLリストをFQDNで指定する場合、ワイルドカードとして、'*'(アスタリスク)および'^'(キャレット)を使用できます。
  • ワイルドカードは、区切り文字('.'または'/')で挟まれた文字列を表します。
  • '*'は区切り文字で連結された1つまたは複数の文字列、'^'は1つの文字列にマッチします。(sub1.sub2.sub3.comというURLは、sub1.*.comにマッチしますが、sub1.^.comにはマッチしません。)'*'を連続して利用することはできません。
  • 指定可能な例:www.ntt.com, www.ntt.com/about-us, www.*.com, www.ntt.com/*,  www.^.com, 203.0.113.0, 203.0.113.0/test
  • 指定できない例(エラーになります):www.*.*.com, **/about-us, www.ntt*.com
  • URLカテゴリ機能を利用しない場合はanyを選択してください。
  1. 記載した内容を確認し「実行」を選択します。
fsg_console
  1. 実行処理中のポップアップ画面が表示されます。
fsg_console
  1. 処理完了後、ポップアップ画面が表示されます。「OK」を選択します。
fsg_console

コンフィグ反映

  1. メニューバーの「コンフィグ反映」ボタンを押下してセルに設定を反映してください。 コンフィグ反映手順