vCenter Server7.0でOVAファイルデプロイ時にエラーが発生する事象について

vSphere

2024年3月21日 (2024年3月21日:更新)

事象概要

vCenter Server7.0において、OVAファイルのデプロイが失敗する事象が報告されております。該当するお客さまは、大変お手数をかけますが、対処方法に記載する手順の実行をお願いします。

対象テンプレート

ハイパーバイザメニューにおいて以下のテンプレートをご利用いただいているお客さまが対象となります。

メニュー テンプレート
ハイパーバイザー
  • RedHatEnterpriseLinux-7.9_64_include-license_hw13_vSphere-ESXi_02
  • RedHatEnterpriseLinux-8.8_64_include-license_hw13_vSphere-ESXi_02
  • RedHatEnterpriseLinux-9.2_64_include-license_hw19_vSphere-ESXi_02
  • WindowsServer-2022_Standard_64_include-license_hw13_vSphere-ESXi_02
  • WindowsServer-2022_Datacenter_64_include-license_hw13_vSphere-ESXi_02

対処方法

問題を回避するためには、お客さまにて改修版OVFファイルをデプロイいただく必要がございます。誠に恐縮ではございますが、ご対応いただきますようお願い申し上げます。

※改修版OVFファイルおよびVMDKファイルについては、チケットでお問い合わせいただいた上で、個別にお渡しいたします。

  1. vSphere Clientにログインします。
  2. デプロイ先ESXiホストを右クリックして「OVFテンプレートのデプロイ」をクリックします。
  3. 「ローカルファイル」を選択して、「ファイルのアップロード」をクリックします。
  4. デプロイするOVFファイルおよびVMDKファイルを選択して、「開く」をクリックします。
  5. 表示されたOVFファイル名およびVMDKファイル名が正しいことを確認し、「次へ」をクリックします。
  6. 仮想マシン名を入力して、仮想マシンの場所を選択し、「次へ」をクリックします。
  7. 画面下段の「互換性」欄に「互換性チェックが成功しました」と表示されたことを確認し、「次へ」をクリックします。
  8. [詳細の確認] ページで OVF テンプレートの詳細を確認し、[次へ] をクリックします。
  9. [ストレージの選択] ページで、展開された OVF テンプレートのファイルを格納するデータストアと方法を指定します。
  10. [ネットワークの選択] ページで、ソース ネットワークを選択してターゲット ネットワークにマッピングします。[次へ] をクリックします。
  11. [設定の確認] ページで内容を確認し、[完了] をクリックします。
  12. デプロイの進捗が表示されますので、完了まで待ちます。
  13. デプロイが完了したことを確認し、画面を閉じます。

改修目途

RHELについては、新しいバージョン(8.10/9.4)での改修を予定しています。

Windows Serverについては、2024年6月ごろの改修を予定しています。