セルのバージョン変更手順

  • ここでは、FSGのセルの「セルバージョン変更」の手順について説明します。

注釈

  • セルのバージョン変更処理(40分程度)の間、バージョン変更中のセルは通信断になりますのでご注意ください。

  • セルグループ内にバージョン変更を実施していないセルを1つ以上残すことで、セルのバージョン変更処理中も通信を継続することができます。
    バージョン変更開始時には経由するセルの切り替えが発生するため、通信が一時的に不安定になる可能性があります。(切り替え時間は、DNS機能のTTL値の設定 に依存します)
  • セルのバージョン変更処理後にはコンフィグ反映ボタンを押下してください。

  • デフォルトルートを配信しているセルのバージョンは変更不可能です。
    デフォルトルート配信中のセルをバージョンアップする際には、優先度を変更して別セルに切り替えてから実行してください。

手順

項番 機能 操作概要
1 現在のセルバージョンを変更する セルグループに紐づくセルバージョンを変更することで新規作成およびバージョン変更先となるバージョンを指定する。
2 セルのセルバージョンを変更する セルのバージョン変更処理を実行する。
3 バージョンアップ後のセルに設定を反映する
コンフィグ反映ボタンを押下してバージョン変更後のセルに設定を反映する。
(設定を反映すると、通信が再開となります。)

現在のセルバージョン変更

  1. メニューよりセル一覧画面に遷移し、「現在のセルバージョン」を確認してください。セルバージョンを変更したい場合は、「バージョン変更設定」ボタンを押下してください。
fsg_console
  1. 「バージョン変更設定」画面がポップアップされます。ポップアップされた画面の「バージョン変更先」プルダウンからバージョンを選択してください。各バージョンの詳細は こちら
fsg_console
  1. 変更後のバージョンを選択した後、「確認」を選択します。
fsg_console
  1. 変更内容を確認した後、「実行」を選択します。
fsg_console
  1. 変更申請が完了しますと、「申し込み完了」のホップアップが表示されますので、「OK」を選択します。
fsg_console
  1. セル一覧画面で「現在のセルバージョン」が指定したバージョンに変更されていることを確認してください。
fsg_console

注釈

  • 「現在のセルバージョン」を変更しただけでは、セルのバージョンは変更されません。

セルのセルバージョン変更

  1. バージョンを変更したいセルの「操作」ボタンを押下してください。
fsg_console
  1. 表示されたプルダウンから「バージョン変更実行」を選択します。
fsg_console
  1. 変更内容を確認した後、「実行」を選択します。
fsg_console
  1. 「申し込み完了」のホップアップが表示されますので、「OK」を選択します。
fsg_console
  • セルのバージョン変更には40分程度がかかります。バージョン変更処理が完了すると、セルの最終オペレーション状態が「COMPLETE」に変化します。
    最終オペレーション状態の値は自動更新されません。最新の状態を確認するためには更新ボタンを押下してください。
fsg_console

注釈

  • セルバージョン変更処理が完了するまでは一覧に変更前のセルバージョンが表示されます
  • 本処理実行後、ページ遷移およびブラウザを遮断しても処理は継続します
  • セルのバージョンアップ処理は複数セルで並行して実行することが可能です
  • 3つ以上のセルをご利用しているお客様は2つ目のセルを並行してバージョンアップすることが可能です
  1. 最終オペレーション状態が「COMPLETE」に変化した後、「セルバージョン」が「現在のセルバージョン」と一致していることを確認してください。
fsg_console

注釈

  • GSLB状態がUNKNOWNと表示されますが正常です (コンフィグ反映を実施することでUP状態に遷移いたします)

コンフィグ反映

  1. メニューバーの「コンフィグ反映」ボタンを押下してセルに設定を反映してください。 コンフィグ反映手順

注釈

  • セルバージョン変更後は必ず「コンフィグ反映」ボタンを押下してください。
  • コンフィグ反映が完了するとセルを経由した通信が再開となります。