5.8. 認証オーバーライドの設定をする

FRAポータルにて設定する認証オーバーライドの設定手順について説明します。
本機能を利用することでGlobalProtectポータル及びGlobalProtectゲートウェイへの再認証を省略することができます。

5.8.1. 注意事項、前提条件

  • 設定は必ず0系/1系(東西冗長を利用している場合は各エリアの0系/1系)で同じ設定にしてください。
  • 必ずGlobalProtectポータルとGlobalProtectゲートウェイの設定を両方行ってください。
  • 設定変更後、0系/1系で必ずコミットを実施してください。
  • 設定変更後、FRAクライアントソフトを再接続すると設定が反映されます。
  • 下記の既知の問題に対処するためにSAML認証時のブラウザを「既定のブラウザ※1」に変更している場合、本手順で案内する認証オーバーライドの機能を有効にすることで、Cookie※2が有効期限内あればブラウザの起動が省略されます。
    ※1「既定のブラウザ」とは、端末に設定しているChromeやEdge等の既定ブラウザを指します。
    ※2 認証オーバーライドで設定した認証Cookieを指します。

5.8.3. お申込みの流れ、全体説明

図5.8.3.1. 設定変更の流れ

5.8.4. GlobalProtectポータルの認証オーバーライドの設定をする

5.8.4.1. 注意事項、前提条件

なし

5.8.4.2. 事前に準備いただくもの

なし

5.8.4.3. GlobalProtectポータル 認証オーバーライド設定手順

  1. FRAクライアントソフトでVPN接続後、FRAポータルにアクセスします。

  2. ①[Network]をクリックします。
    ②[ポータル]をクリックします。
    ③[GP-Portal]をクリックします。

図5.8.4.3.1. ポータル画面

  1. ①[エージェント]をクリックします。
    ②変更対象のエージェントをクリックします。

図5.8.4.3.2. GlobalProtectポータルの設定(エージェント)

  1. ①[認証]をクリックします。
    ②以下の項目を設定します。

図5.8.4.3.3. エージェント設定(認証)

表 5.8.4.3.1. エージェント設定(認証)の設定項目

項番

項目

設定値

1

クッキーを生成して認証上書き

チェックボックスにチェックを入れます

2

クッキーを受け入れて認証上書き

チェックボックスにチェックを入れます

3

Cookie有効期間

左側のドロップダウンリストから期間の単位(Days/Hours/Minutes)を選択し、右側に任意の値を入力します
Cookieの有効期間内であれば、2回目以降の接続時にID/パスワード入力または多要素認証をスキップし、スムーズにVPN接続を完了させることができます
※ログインライフタイムよりも短い値を入力してください、ログインライフタイムの確認方法については 8.1.5.22. Network > GlobalProtect>ゲートウェイ> GP-GW>エージェント>接続設定 を参照してください
※ログインライフタイムはデフォルトで30日に設定されています

4

クッキーの暗号化/復号化用の証明書

「FRA-Dec_TrustRCA」を選択してください

  1. ①[アプリケーション]をクリックします。
    ②アプリケーション設定で以下の項目をクリックし設定します。

図5.8.4.3.4. エージェント設定(アプリケーション)

表 5.8.4.3.2. エージェント設定(アプリケーション)の設定項目

項番

項目

設定値

1

VPN接続の自動復元タイムアウト時間(分)

アプリケーション設定の接続手段がOn-demand(Manual user initiated connection)の場合は30、User-Logon(Always On)の場合は0と入力します
  1. 変更が完了したら[OK]ボタンを押下します。

図5.8.4.3.5. [OK]ボタン

  1. 設定内容をコミットし、正常に反映されたことを確認します。コミット手順は 「2.2.7. 設定を反映する(0系と1系の両方で作業を実施)」 を参照してください。

5.8.5. GlobalProtectゲートウェイの認証オーバーライドの設定をする

5.8.5.1. 注意事項、前提条件

なし

5.8.5.2. 事前に準備いただくもの

なし

5.8.5.3. GlobalProtectゲートウェイ 認証オーバーライド設定手順

  1. FRAクライアントソフトでVPN接続後、FRAポータルにアクセスします。

  2. ①[Network]をクリックします。
    ②[ゲートウェイ]をクリックします。
    ③[GP-GW]をクリックします。

図5.8.5.3.1. ゲートウェイ画面

  1. ①[エージェント]をクリックします。
    ②[クライアントの設定]をクリックします。
    ③変更対象のエージェントクリックします。

図5.8.5.3.2.エージェント選択

  1. ①[認証オーバーライド]をクリックします。
    ②以下の項目を設定します。

図5.8.5.3.3. 認証オーバーライド

表 5.8.5.3.1. 認証オーバーライドの設定項目

項番

項目

設定値

1

クッキーを受け入れて認証上書き

チェックボックスにチェックを入れます

2

Cookie有効期間

3

クッキーの暗号化/復号化用の証明書

「FRA-Dec_TrustRCA」を選択してください

  1. 変更が完了したら[OK]ボタンを押下します。

図5.8.5.3.4. [OK]ボタン

  1. 設定内容をコミットし、正常に反映されたことを確認します。コミット手順は 「2.2.7. 設定を反映する(0系と1系の両方で作業を実施)」 を参照してください。