2.9. FRA基盤のOSバージョンアップをする

FRA基盤のOSバージョンアップをする手順についてご説明します。

2.9.1. 注意事項、前提条件

  • OSバージョンアップを実行すると、FRA基盤に保存されていたログは全て削除されます。ログを削除したくない場合は
    OSバージョンアップ前にFRAポータルにてログをダウンロードしておくか、Syslog転送機能をご利用ください。
  • OSバージョンアップ前に未コミットの設定がある場合はOSバージョンアップ後に未コミットの設定は消えます。

  • OSバージョンアップ中は通信断が30分程度発生します。

  • 東西冗長オプションの利用無しの場合はOSバージョンアップ完了までに1時間~1時間30分程度かかります。

  • 東西冗長オプションの利用有りの場合はOSバージョンアップ完了までに1時間30分~2時間程度かかります。

注釈

東西冗長オプションの利用無しの場合は2時間、東西冗長オプションの利用有りの場合は2時間30分経過してもOSバージョンアップが完了しない場合、故障の疑いがありますのでチケットにてお問い合わせください。

2.9.2. 事前に準備いただくもの

  • 作成済みのFRAグループ

2.9.3. お申し込みの流れ、全体説明

図2.9.3.1. 設定変更の流れ

2.9.4. FRA基盤のOSバージョンアップをする

2.9.4.1. FRA基盤のOSバージョンアップ手順

  1. SDPFポータルメニューより、「Flexible Remote Access」を選択しFsecコンソールにアクセスします。

  2. ➀左メニューの「サービスグループ情報」から作成したサービスグループを選択します。
    ➁[Flexible Remote Access]をクリックします。

図2.9.4.1.1. サービスグループ選択

  1. 変更したいFRAユニットの[操作]プルダウンメニューから[設定変更]を押下します。

図2.9.4.1.2. 設定変更をクリック

  1. OSバージョンの入力欄をクリックし変更対象のOSバージョンを選択します。

図2.9.4.1.3. OSバージョンの入力欄を選択

図2.9.4.1.4. 変更対象のOSバージョンを選択

注釈

OSバージョンの入力欄をクリックした際、OSバージョンが表示されない場合ご利用のOSバージョンは最新です。

  1. [確認]ボタンを押下します。

図2.9.4.1.5. 確認ボタンを押下

  1. [実行]ボタンを押下します。

図2.9.4.1.6. 実行ボタンを押下

  1. [実行]ボタンを押下します。

図2.9.4.1.7. 実行ボタンを押下

  1. [OK]ボタンを押下します。

図2.9.4.1.8. OKボタンを押下

  1. [Flexible Remote Access]の画面でOSバージョンが変更後のバージョンにバージョンアップされたことを確認します。

図2.9.4.1.9. OSバージョンアップ確認

  1. 左メニューの[操作履歴]をクリックし、 「操作履歴」画面 でステータスが「COMPLETE」になっていることを確認します。