IPVネットワーク設定入門ガイド - 導入編



1. 概要説明


Iaas Powered by VMware(以降、IPVと表記)では以下の図のように OvDCネットワーク (仮想データセンター内ネットワーク)を基本に インターネット接続・SDPFクラウド/サーバー間接続・クラウド間接続 と柔軟にネットワークを構築することができます。
当ガイドではこれらのネットワークを作成するための入門ガイドとして、各ネットワーク毎に章を分けて説明します。

注釈

本ガイドではIPVネットワーク構築入門として簡易な解説としています。
各項目の詳細については別項目に記載したリンクを参照ください。

  • IPVでは機能別に以下のネットワークを構築し利用することができます。

構築ネットワーク種別

設定項目

概要

① OvDCネットワーク
(Organization virtual Data Center ネットワーク)

仮想マシン等のリソースが所属するセグメントで、IPVの基本となる組織仮想データセンターネットワーク

② インターネット接続

お客さまのOvDC内に構築された仮想マシン等のリソースがインターネット環境へ接続するためのInternet Gatewayの設定

③ Flexible InterConnect(クラウド間)接続

お客さま拠点とお客さまが利用されているさまざまなクラウドサービスやデータセンターなどの間を閉域でセキュアに接続するインターコネクトサービスの設定

④ Internal Link(SDPFクラウド/サーバー間)接続

SDPFクラウド/サーバーの提供メニューを低遅延でIPVにて利用することが可能な広帯域サービス間ネットワークゲートウェイの設定


IPVネットワーク構成例

上記IPVネットワーク構成例図内の各構成要素については こちらのリンク(用語集) を参照ください。

  • Webブラウザによる設定
本ガイドのネットワークは、機能毎に各インターフェイスの ビジネスポータルSDPFポータルIPVコンソールvCDポータル より全てWebブラウザから設定が可能です。

注釈

※IPVではAPI(Application Programming Interface)を提供しており、APIでの設定も可能です。
利用可能なAPIにつきましては APIリファレンス をご参照ください。

  • ビジネスポータル例


  • SDPFポータル例



  • IPVコンソール例



  • vCDポータル例


注釈

各画面については以下のリンクを参照ください。



  • IPVネットワーク入門設定作業全体の流れおよび当ページの説明範囲



2. 事前準備作業

IPVネットワークを構築するには事前に各種準備作業が必要となります。

事前準備作業フロー図

IPVネットワーク構築の 事前の準備作業 として下記構築例を示します。
詳細な説明は各項目のリンクを参照ください。

(1) ワークスペース/テナント(リージョン)作成

本契約の基本単位です。
ビジネスポータルアカウント作成後、ビジネスポータルよりお申込み頂き、ワークスペースを作成します。
設定の詳細は こちらのリンク を参照ください。

  • 設定箇所
ビジネスポータルにログイン > SDPFポータル管理画面 > ダッシュボードの[ワークスペースを選択]ボタンをクリック

▶ [ワークスペース新規作成]ボタンをクリック

ワークスペース新規作成

  • 「この内容で作成」ボタンをクリックします。

ワークスペース新規作成設定値

設定項目

内容

ワークスペース名

IPV_Sample_WS(任意の名前を記載)

説明

IPV Sample WorkSpace(任意の説明を記載:省略可能)


(2) Organization作成

IPVで利用されるコンピュートリソースを管理する最上位単位です。
SDPFポータル管理画面からIPVコンソールへ遷移後、Organizaitonが作成可能となります。
設定の詳細は こちらのリンク を参照ください。

  • 設定箇所
SDPFポータル管理画面 > [利用可能なメニューを見る] > [クラウド/サーバー > プラットフォームサービス > IaaS Powered by VMware]

▶「Organizationの新規作成」をクリックします。

Organization(以降はOrgと記載)新規作成

  • 利用可能なvCloud Directorをリストより選択し、「作成」をクリックします。

新規作成ダイアログ

Organization新規作成の設定値

設定項目

内容

Organization名

Organization名はSmart Data Platformワークスペース名およびテナントIDから自動的に生成

Tenant ID

現在のTenant IDが自動で表示

vCloud Director

利用可能なvCloud Directorをリストより選択


(3) OvDC(Organization virtual Data Center)作成

IPVで利用する仮想システムを格納、デプロイ、および運用するコンピュートリソース環境です。IPVコンソールから作成します。
設定の詳細は こちらのリンク を参照ください。
(※VMwareではVDCと表記されます。弊社サイトではvDCと表記している場合があります。)

  • 設定箇所
SDPFポータル管理画面 > [利用可能なメニューを見る] > [クラウド/サーバー > プラットフォームサービス > IaaS Powered by VMware]

▶ 前項にて作成した「Organization名」をクリック

OvDC新規作成
  • 「vDCの新規作成」をクリックします。

vDCの新規作成ダイアログ

  • 「作成」をクリックします。

OvDC新規作成の設定値

設定項目

内容

vDC名

IPV_OvDC_Sample

Flavor

Standard-02(vDCに適用するFlavorをリストより選択)

Disk Type

Standard(リストより選択)

Description

IPV OvDC Sample(任意に記述)


(4) Org Adminの作成

vCDポータルへのログイン時に用いる管理者アカウントをIPVコンソールから作成します。
設定の詳細は こちらのリンク を参照ください。

  • 設定箇所
SDPFポータル管理画面 > [利用可能なメニューを見る] > [クラウド/サーバー > プラットフォームサービス > IaaS Powered by VMware]

▶ 作成したOrgをクリック

Org Adminの新規作成

  • 「Org Adminの新規作成」をクリックします。

Org Adminの新規作成ダイアログ

  • 「作成」をクリックします。

Org Admin新規作成の設定値

設定項目

内容

Org Admin名

IPV_test01

パスワード

Org Adminのパスワードを設定


(5) データセンターグループの作成

vCDポータルへログインし、データセンターグループを作成します。
データセンターグループは、仮想データセンタールーターとして機能します。
これにより、一元化されたネットワーク管理、OvDCグループ内のネットワーク間の通信が可能となります。

設定の詳細は こちらのリンク を参照ください。

注釈

※OvDC内に構築された仮想マシン等のリソースが外部ネットワークへ接続する場合は、データセンターグループの作成が必要です。

  • vCDポータルへログイン
※ SDPFポータル管理画面 > [利用可能なメニューを見る] > [クラウド/サーバー > プラットフォームサービス > IaaS Powered by VMware] > 作成したOrgをクリック > 「ログイン」をクリックし、vCDポータルへログイン


  • 設定箇所
vCDポータルへログイン後、*[ネットワーク]タブ > [データセンター グループ]タブ *

▶「新規」をクリック

データセンターグループ

  • [起動中のVDC]よりデータセンターグループを構築するOvDCを選択し、「次へ」をクリック

起動中のVDC

  • 新しいデータセンターグループの「名前」と「説明」を入力し、「次へ」をクリック

全般

全般の設定値

設定項目

内容

名前

VDC_Sample_Group

説明

VDC Sample Group(任意に記入)


  • [参加しているVDC] 画面で、新しいデータセンターグループに含めるデータセンターを選択して、[次へ] をクリック

参加しているVDC

  • データセンターグループの詳細を確認し、[完了] をクリック

確認

IPVネットワーク設定入門ガイド概要説明は以上となります。
上記設定が完了しましたら、次のステップとして以下のリンクを参照し「ネットワーク共通設定」へお進みください。