Cohesity Data Protection

本機能は"Cohesity Data Protection(以降、Cohesityと表記)"を用いた仮想マシンの静止点としてスナップショットバックアップを取得する機能を提供いたします。
本機能によるスナップショットバックアップは初回のみフルバックアップ実施後、永久増分バックアップにて実施されます。
サポート対象のブラウザーはGoogle ChromeとFireFoxのみとなります。
※スナップショット容量はお客さまのストレージ領域とは別のストレージ領域を使用します。


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以下に利用可能な機能を記載致します。
  • vApp/仮想マシンバックアップ
  • vApp/仮想マシンリストア
  • vApp/仮想マシンスナップショット削除

警告

本機能は仮想マシン スナップショット機能と併用頂くことはできません。
本機能を利用される場合は、スナップショット機能を利用されないようお願い致します。

警告

Files or Folders リストアはサポート対象外となります。
OvDC直下に作成された仮想マシン(StandaloneVM)をリストアする際には事前にリストア用のvAppを作成し、リストア用vAppにリストアをお願い致します。

注釈

[詳細]タブ内メニュー名は"Data Protection"となります。


vApp/仮想マシンバックアップ_スケジュールバックアップ

  • テナントポータルから[詳細]->[Data Protection]を選択します。
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  • Overviewの画面が表示されます。
    ここではトータルvAPP数やVM数を確認することができます。
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  • メニューペイン[Data Protection]->[vApps/VMs]を選択し、Organization内のVM一覧が表示されることを確認します。
    対象のOvDCおよび仮想マシン・vAppは画面上部の"Org vDC""Object Type"にて選択可能です。

    ※初回はVMリストの読み込みに時間がかかる場合があります、応答がない場合リロードをお願いします。
    ※画像の通り「Protection Status」 が 「Undiscovered」 の場合、画面右上の 「DISCOVER」 を押下し 「DISCOVER」 の左にあるリロードアイコンを押下します。
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  • vApps/VMs内に表記されるステータス状態を以下に示します。
Protection Status 状態
Unprotected スケジュールバックアップ対象外
Undiscovered
バックアップ対象として認識されない状態です。
画面右上の ”DISCOVER” をクリックすることで”Unprotected” へ状態が変わります
protected スケジュールバックアップ対象
Auto protected 保護vApp内に存在するバックアップ対象の自動保護

注釈

VMの一覧が表示しきれない場合、VM Nameの右にある「フィルタアイコン」を押下し、対象のVM名に含まれる文字列で検索を行います。
※大文字/小文字の区別はありません。

  • Backup の設定を行うVMに対し、VM Nameの左にあるアイコンから「Protect VM」 を選択します。

注釈

vAppに対してスケジュールバックアップを行う場合は「Protect vApp」となります。


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  • [Protect Object:(vm)] ウィンドウが表示されますので、「CREATE NEW GROUP」 をクリックします。
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  • 選択したVMに対してBackup Jobを適用します。下の表を参考にそれぞれの項目を入力し、Actions にある ”緑のチェックアイコン” を選択します。

注釈

一度作成したBackup Jobは他のVMに流用することが可能です。

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Protection Job Name 任意なJobの名前
Policy
バックアップ頻度や保持期間を選択します。
下の表を参考にJobに適用するBackupポリシーを選択します。
Storage Domain
DefaultStorageDomain 固定となります。
※今後、増加した場合にはご利用となるStorageDomainをご指定下さい。
Start Time スケジュールBackup Jobに対して、Backup のスナップショット取得開始時間を設定します。
Time Zone Start TimeにおけるTime Zoneを選択します。

  • Backupポリシーを以下に示します。

Policy Name 種別 保持期間 バックアップ日 バックアップ時間
Daily-retention-7days 日次バックアップ 7日間 毎日 ユーザー指定
Weekly-retention-21days-<Sunday~Saturday> 週次バックアップ 21日間 毎週<日曜日~土曜日> ユーザー指定
Monthly-retention-90-<first~fourth>-<Sunday~Saturday> 月次バックアップ 90日間 毎月<第1 ~ 4><日曜日~土曜日> ユーザー指定
  • 入力内容を確認し 「SAVE」 を押下します。
    Backup Job の成功ログが表示され、Protection Statusが 「Protected」 と表示されていることを確認します。
    以降、適用したBackup Jobに従い自動でBackupが実施されます。

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vApp/仮想マシンバックアップ_随時バックアップ

  • テナントポータルから[詳細]->[Data Protection]を選択します。

注釈

事前にProtect VMを適用していることが前提条件となります。


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  • メニューペイン[Data Protection]->[vApps/VMs]を選択し、Backup の設定を行うVM Nameの左にあるアイコンから「Backup VM Now」 を選択します。

注釈

vAppに対して随時バックアップを行う場合は「Backup vApp Now」となります。


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  • Backup開始のポップアップを確認します。

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  • メニューペインより[Data Protection]->[Protection Group]を選択し、作成したBackupポリシー名の"Last Run Status"を確認します。


注釈

Backupは状況によりすぐに完了しないことがあります。
「Accepted」もしくは「Admitted」、「Running」と表示されていれば実行中です。

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  • [Protection Group]-"Backupポリシー名"をクリックすることでジョブ実行詳細を確認することが可能です。


タブ名 概要
General Protection Group情報
Objects Protection Groupメンバー情報
Runs 直近7日間、1か月、3か月のポリシー実行情報

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  • メニューペイン[Data Protection]->[vApps/VMs]を選択し、「Last Successful Backup」列がそれぞれのVMに対する最新のBackup成功状況です。

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vApp/仮想マシンリストア

  • テナントポータルから[詳細]->[Data Protection]を選択します。

注釈

リストア時に同一vAppへ複数の仮想マシンをリストアする場合には1仮想マシンずつジョブを実行して下さい。
異なるvApp内へ仮想マシンのリストアを行う場合は並列処理が可能です。

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  • メニューペイン[Recovery]を展開し、画面右の[RECOVER]より[VMs]を選択します。
    リストアを行うvApp/VMを選択します。

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  • 初期画面ではバックアップイメージが表示されないため、検索欄にリストア対象名を入力します。

注釈

「*」により全検索することが可能です。


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  • リストア対象のVMにチェックを入れ 「Continue」 を選択します。

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  • 選択したVMをRestoreする際のオプションを指定します。
    下表を参考にそれぞれの項目を入力します。

注釈

リストア対象VMへの上書きリストアを実施することはできません。
不要な場合はリストア後にリストア元VMの削除、リストアVMの名前変更をお願いいたします。

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設定項目 概要
Prefix 接頭語としてリストア先VM名の頭に任意の文字を指定します
Suffix 接尾語としてリストア先VM名の末尾に任意の文字を指定します
Snapshot 取得してあるBackup Snapshotのうちどの世代からリストアするか選択します
Networking Options
VMのvNIC状態を設定します。
- Detach Network
- Keep original(デフォルト)
Powered On
VMをリストアした際にパワーオンします。
※ IP / MACアドレスが実行中の仮想マシンで既に使用されている場合、パワーオンに失敗し自動でパワーオフとなります。

注釈

vAppリストア時にはリストア対象vApp、vApp内VMsのリネーム(Prefix,Suffix)の指定があります。

  • リストア要求が受け付けられたポップアップを確認します。

  • メニューペインより[Recovery]内、"Status"を確認します。


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注釈

Backupは状況によりすぐに完了しないことがあります。
「Accepted」もしくは「Admitted」、「Running」と表示されていれば実行中です。

  • [Protection Group]-"Backupポリシー名"をクリックすることでジョブ実行詳細を確認することが可能です。


タブ名 概要
General Protection Group情報
Objects Protection Groupメンバー情報
Runs 直近7日間、1か月、3か月のポリシー実行情報

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  • メニューペイン[Data Protection]->[vApps/VMs]を選択し、Restore を実施したVMのStatusが 「Success」もしくは「Finished」と表示されていることを確認します。

注釈

Restoreには状況次第で数分〜数時間完了しないことがあります。「Accepted」もしくは「Admitted」と表示されていれば実行中です。
Statusが 「Failed」の場合、VM名の重複等によりリストアが失敗している可能性があります。

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vApp/仮想マシンスナップショット削除

  • テナントポータルから「詳細」->「Data Protection」を選択します。

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  • メニューペイン「vApps/VMs」を選択し、削除対象VM名のアイコンメニューより「UnProtect VM」 を選択します。

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注釈

vAppに対してスナップショットの削除を行う場合は「Unprotected vApp」となります。


  • 「Delete Job and Snapshots」を選択し、「YES」を押下します。

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注釈

Delete Job onlyを選択した場合、バックアップデータは残ります。
バックアップ時にJobに適用したポリシーの保持期間が終了するまでリストア可能です。

  • Protection Statusが、「Unprotected」になっていることを確認します。

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