5.8. 付録B バンドルパッチ(BP)適用を実行する方法¶
Windows Server 2022 上では、19.13 以降で動作がサポートされるため、Oracle Database 19c に 19.13 以降のBPを適用する必要があります。
本付録では、19.13以降のBPを適用する方法について説明します。
5.8.1. BPの展開¶
適用するBPを展開します。本付録では、オフィシャルイメージテンプレートに格納されている 19.26 BP を利用します。
注釈
その他のBPを適用する場合、My Oracle Support(MOS) よりダウンロードしてください。
以下のコマンドを実行し、BP展開用のディレクトリを作成し、適用する BP を展開します。
PS C:\Users\oracle> New-Item D:\app\stage -itemType Directory
PS C:\Users\oracle> Expand-Archive -Path C:\Software\Database\p37486199_190000_MSWIN-x86-64.zip -DestinationPath D:\app\stage
5.8.2. OPatchの入れ替え¶
BP に対応した OPatch に入れ替えます。
本付録では、オフィシャルイメージテンプレートに格納されている OPatch を利用します。
注釈
その他のBPを適用する場合、対応する OPatch を My Oracle Support(MOS) よりダウンロードしてください。
以下のコマンドを実行し、BP に対応する OPatch を展開します。
PS C:\Users\oracle> cd D:\app\oracle\virtual\product\19.0.0\dbhome_1
PS C:\Users\oracle> Remove-Item D:\app\oracle\virtual\product\19.0.0\dbhome_1\OPatch -Recurse
PS C:\Users\oracle> Expand-Archive -Path C:\Software\Database\p6880880_190000_MSWIN-x86-64.zip -DestinationPath D:\app\oracle\virtual\product\19.0.0\dbhome_1
5.8.3. 環境変数の設定¶
以下のコマンドを実行し、環境変数を設定します。
PS C:\Users\Administrator> $env:ORACLE_HOME='D:\app\oracle\virtual\product\19.0.0\dbhome_1'
PS C:\Users\Administrator> $env:PATH += ';' + 'D:\app\oracle\virtual\product\19.0.0\dbhome_1\OPatch'
注釈
管理者権限で実行してください。
5.8.4. BPの適用¶
以下のコマンドを実行し、BPを適用します。
PS C:\Users\Administrator> cd D:\app\stage\37486199
PS D:\app\stage\37486199> opatch apply
注釈
管理者権限で実行してください。