3.1. はじめに

本書では、Windows Server環境にて、シングル構成のOracle Database 12c R1 Standard Edition 2(以下、Oracle SE2)を構築する手順をご説明します。 Enterprise Edition(以下、Oracle EE)についても、同様の手順にて構築頂けます。

注釈

本書で提示する構成は一例であり、性能を保証するものではありません。性能、可用性、保守性などのお客様要件に応じた設計が必要です。


3.1.1. 構成説明

../../_images/system2.png
../../_images/common_legend2.png
インターネットゲートウェイ、ファイアフォール、ロジカルネットワークの作成、及び設定に関しましては、「Smart Data Platform チュートリアル」をご覧下さい。
本書が適用可能なバージョンは、以下の通りです。
分類 製品情報
OS Windows Server 2012 R2
データベース Oracle Database 12c R1 Standard Edition 2 (SE2) / Enterprise Edition (EE) ※
※ 利用可能なOracle Databaseのバージョン/エディションはリージョン毎に異なります。詳細はOracle詳細情報「リージョン毎の利用可能製品」をご確認下さい。

本書では、以下の領域を作成します。

領域種別 マウントポイント サイズ 説明
OS C: 80GB OS用領域
Oracle D: 100GB Oracle Database用領域

3.1.2. 構築フロー

本書に記載の構築フローは、以下の通りです。

../../_images/image2.png