5.1. はじめに

本書では、Windows Server環境にて、シングル構成のOracle Database 19c Standard Edition 2(以下、Oracle SE2)を構築する手順をご説明します。 Enterprise Edition(以下、Oracle EE)についても、同様の手順にて構築頂けます。

注釈

本書で提示する構成は一例であり、性能を保証するものではありません。性能、可用性、保守性などのお客様要件に応じた設計が必要です。


5.1.1. 構成説明

本書で構築するシステムの構成は、以下の通りです。


../../_images/system4.png
../../_images/common_legend4.png

注釈

インターネットゲートウェイ、ファイアフォール、ロジカルネットワークの作成、及び設定に関しましては、「Smart Data Platform チュートリアル」をご覧下さい。


本書が適用可能なバージョンは、以下の通りです。本書では、Windows Server 2016 を使用します。

分類 製品情報
OS Windows Server 2016/2019
データベース Oracle Database 19c Standard Edition 2 (SE2) / Enterprise Edition (EE) ※
※ 利用可能なOracle Databaseのバージョン/エディションはリージョン毎に異なります。詳細はOracle詳細情報「リージョン毎の利用可能製品」をご確認下さい。

本書では、以下のように領域を割り当てます。

領域種別 マウントポイント サイズ 説明
OS C: 80GB OS用領域
Oracle D: 100GB Oracle Database用領域

5.1.2. 構築フロー

本書では、以下の通り、構築作業を進めます。

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