1.3. OS設定

1.3.1. ログイン

クラウドコンピューティングコントロールパネルで、 [仮想サーバー - サーバーインスタンス] を選択します。
[インスタンス] ページで、作成したVMインスタンスを探し、 [アクション - コンソール] を選択します。
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[インスタンスのコンソール] ページで、 [コンソールのみを表示するにはここをクリックします] を選択します。
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以下の値を入力し、ログインします。

項目 設定値
ユーザー名 root
パスワード rootユーザー初期パスワード※
※ rootユーザーの初期パスワードは、Oracle詳細情報の「OS設定」をご確認下さい。
※ 初回ログイン時には、パスワードの変更が要求されるため、お客様ご利用のパスワードを設定下さい。
../../_images/image0211.png

1.3.2. ネットワークインターフェイス設定

本書では、以下のネットワークインターフェイスを設定します。

インターフェイス IPアドレス 自動起動 起動プロトコル DNSサーバーのIPアドレス デフォルトゲートウェイ
eth0 192.168.1.101 Yes Manual お客様ご利用のDNSサーバーのIPアドレス 192.168.1.254
eth1 DHCP自動割当 Yes Auto - -

以下のコマンドを実行し、ネットワークインターフェイス接続名を設定します。

# nmcli c m "System eth0" connection.id eth0

以下のコマンドを実行し、IPアドレスを設定します。

# nmcli c m eth0 ipv4.address 192.168.1.101/24

以下のコマンドを実行し、ネットワークインターフェイスの自動起動を設定します。

# nmcli c m eth0 connection.autoconnect yes

以下のコマンドを実行し、IPアドレスの割り当て方法(手動)を設定します。

# nmcli c m eth0 ipv4.method manual
以下のコマンドを実行し、DNSサーバーのIPアドレス指定を設定します。
# nmcli c m eth0 ipv4.dns <DNSサーバーのIPアドレス>

以下のコマンドを実行し、デフォルトゲートウェイを設定します。

# nmcli c m eth0 ipv4.gateway 192.168.1.254

以下のコマンドを実行し、ネットワークインターフェイスの再起動を行います。

# nmcli c down eth0; nmcli c up eth0

以下のコマンドを実行し、IPアドレスが正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth0 | grep IP4.ADDRESS
IP4.ADDRESS[0]:                         192.168.1.101/24

以下のコマンドを実行し、ネットワークインターフェイスの自動起動が正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth0 | grep connection.autoconnect
connection.autoconnect:                 yes
connection.autoconnect-priority:        0

以下のコマンドを実行し、IPアドレスの割り当て方法(手動)が正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth0 | grep ipv4.method
ipv4.method:                            manual

以下のコマンドを実行し、DNSサーバーのIPアドレス指定が正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth0 | grep ipv4.dns
ipv4.dns:                               <お客様ご利用のDNSサーバーのIPアドレス>
ipv4.dns-search:

以下のコマンドを実行し、デフォルトゲートウェイが正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth0 | grep ipv4.gateway
ipv4.gateway:                           192.168.1.254

以下のコマンドを実行し、インターフェイス追加を設定します。

# nmcli c add type ethernet ifname eth1 con-name eth1

以下のコマンドを実行し、IPアドレスが正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth1 | grep IP4.ADDRESS
IP4.ADDRESS[1]:                         169.254.0.15/17

以下のコマンドを実行し、ネットワークインターフェイスの自動起動が正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth1 | grep connection.autoconnect
connection.autoconnect:                 yes
connection.autoconnect-priority:        0

以下のコマンドを実行し、IPアドレスの割り当て方法(手動)が正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth1 | grep ipv4.method
ipv4.method:                            auto

以下のコマンドを実行し、デフォルトゲートウェイが正しく設定されている事を確認します。

# nmcli c show eth1 | grep ipv4.gateway
ipv4.gateway:                           --

1.3.3. SSHログイン設定

クラウドコンピューティングコントロールパネルで利用可能なコンソールは、US配列のキーボードのため、記号等の入力が難しい場合があります。
ネットワーク設定完了後の作業は、SSHで対象VMインスタンスに接続し、お客様のキーボード配列をご利用される事を推奨致します。

以下のコマンドを実行し、SSHログインを設定します。

# vi /etc/ssh/sshd_config
...省略...
PasswordAuthentication yes
...省略...
(変更後は、ZZコマンドにて変更内容を保存し、viを終了)

以下のコマンドを実行し、sshdを再起動します。

# systemctl restart sshd

1.3.4. ホスト名設定

本書では、以下のホスト名を設定します。

項目 設定値
ホスト名 oracle-se2.example.com

以下のコマンドを実行し、ホスト名を設定します。

# nmcli general hostname oracle-se2.example.com

以下のコマンドを実行し、ホスト名が正しく設定されている事を確認します。

# hostname
oracle-se2.example.com

1.3.5. ホスト名の名前解決

以下のコマンドを実行し、ホスト名の名前解決を設定します。

# vi /etc/hosts
...省略...
192.168.1.101 oracle-se2.example.com oracle-se2 # 追加

以下のコマンドを実行し、ホスト名の名前解決が正しく設定されている事を確認します。

# ping -c 3 oracle-se2
PING oracle-se2.example.com (192.168.1.101) 56(84) bytes of data.
64 bytes from oracle-se2.example.com (192.168.1.101): icmp_seq=1 ttl=64 time=0.019 ms
64 bytes from oracle-se2.example.com (192.168.1.101): icmp_seq=2 ttl=64 time=0.044 ms
64 bytes from oracle-se2.example.com (192.168.1.101): icmp_seq=3 ttl=64 time=0.038 ms

--- oracle-se2.example.com ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 1999ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.019/0.033/0.044/0.012 ms

1.3.6. cloud-initによる自動設定の一部無効化

以下のコマンドを実行し、cloud-initによる自動設定の一部無効化を設定します。

# vi /etc/cloud/cloud.cfg
...省略...
ssh_pwauth:   true        # 変更
preserve_hostname: true   # 変更
...省略...
manage_etc_hosts: false   # 変更
...省略...

以下のコマンドを実行し、OSを再起動します。

# reboot

以下のコマンドを実行し、SSHログイン設定が正しく設定されている事を確認します。

# grep ^PasswordAuthentication /etc/ssh/sshd_config
PasswordAuthentication yes

以下のコマンドを実行し、ホスト名が正しく設定されている事を確認します。

# hostname
oracle-se2.example.com

以下のコマンドを実行し、ホスト名の名前解決が正しく設定されている事を確認します。

# cat /etc/hosts
...省略...
192.168.1.101 oracle-se2.example.com oracle-se2

1.3.7. tmpfs設定

本書では、以下のtmpfsを設定します。

項目 設定値
tmpfsサイズ 16GB

以下のコマンドを実行し、tmpfsのサイズを設定します。

# vi /etc/fstab
tmpfs /dev/shm tmpfs defaults,size=16G 0 0

以下のコマンドを実行し、OSを再起動します。

# reboot

以下のコマンドを実行し、tmpfsのサイズが正しく設定されている事を確認します。

# df -h
Filesystem             Size  Used Avail Use% Mounted on
...省略...
tmpfs                   16G  929M   16G   6% /dev/shm
...省略...

1.3.8. タイムゾーン設定

本書では、以下のタイムゾーンを設定します。

項目 設定値
タイムゾーン Asia/Tokyo

以下のコマンドを実行し、タイムゾーンを設定します。

# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

以下のコマンドを実行し、タイムゾーンが正しく設定されている事を確認します。

# timedatectl
Local time: 木 2016-03-24 16:33:23 JST
Universal time: 木 2016-03-24 07:33:23 UTC
RTC time: 木 2016-03-24 07:33:22
Timezone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
NTP enabled: yes
NTP synchronized: yes
RTC in local TZ: no
DST active: n/a

1.3.9. Database用ボリュームのマウント

本書では、以下のDatabase用ボリュームをマウントします。

項目 設定値
デバイスパス /dev/vdb※1
ファイルシステム XFS※2
※1 デバイスパス(/dev/vd*)は、お客様環境によって異なります。
※2 Oracle Linux / Red Hat Enterprise Linux 7より、XFSがファイルシステムのデフォルトになります。

以下のコマンドを実行し、Database用ボリュームが正しく認識されている事を確認します。
# parted /dev/vdb

GNU Parted 3.1
Using /dev/vdb
Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.

(parted) print
Error: /dev/vdb: unrecognised disk label
Model: Virtio Block Device (virtblk)
Disk /dev/vdb: 3299GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: unknown
Disk Flags:

以下のコマンドを実行し、パーティションを作成します。

# parted /dev/vdb
...省略...
(parted) mklabel gpt

(parted) print
Model: Virtio Block Device (virtblk)
Disk /dev/vdb: 3299GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt
Disk Flags:

Number  Start  End  Size  File system  Name  Flags

(parted) mkpart primary xfs 0 -0
Warning: The resulting partition is not properly aligned for best performance.
Ignore/Cancel? Ignore

(parted) print
Model: Virtio Block Device (virtblk)
Disk /dev/vdb: 3299GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt
Disk Flags:

Number  Start   End    Size   Type     File system  Flags
1       1049kB  107GB  107GB  primary  xfs

(parted) quit
Information: You may need to update /etc/fstab.

以下のコマンドを実行し、作成したパーティションを確認します。

# ls -l /dev/vdb*
brw-rw---- 1 root disk 253, 16 Feb  9 10:58 /dev/vdb
brw-rw---- 1 root disk 253, 17 Feb  9 10:58 /dev/vdb1

以下のコマンドを実行し、作成したパーティションにファイルシステムを作成します。

# mkfs.xfs /dev/vdb1
meta-data=/dev/vdb1              isize=256    agcount=4, agsize=201326590 blks
         =                       sectsz=512   attr=2, projid32bit=1
         =                       crc=0        finobt=0
data     =                       bsize=4096   blocks=805306359, imaxpct=5
         =                       sunit=0      swidth=0 blks
naming   =version 2              bsize=4096   ascii-ci=0 ftype=0
log      =internal log           bsize=4096   blocks=393215, version=2
         =                       sectsz=512   sunit=0 blks, lazy-count=1
realtime =none                   extsz=4096   blocks=0, rtextents=0

以下のコマンドを実行し、マウントポイントを作成します。

# mkdir /u01

以下のコマンドを実行し、Database用ボリュームをマウントします。

# mount /dev/vdb1 /u01

以下のコマンドを実行し、Database用ボリュームが正しく認識されている事を確認します。

# df -h
dev/mapper/ol-root    24G   13G   12G   54% /
devtmpfs              3.9G     0  3.9G    0% /dev
tmpfs                 3.9G     0  3.9G    0% /dev/shm
tmpfs                 3.9G  8.7M  3.9G    1% /run
tmpfs                 3.9G     0  3.9G    0% /sys/fs/cgroup
/dev/vda1             497M  143M  355M   29% /boot
/dev/vdb1             100G   33M  100G    1% /u01
以下のコマンドを実行し、Database用ボリュームの自動マウントを設定します。
デバイスパス(/dev/vd*)は、お客様環境によって異なります。
# ls /dev/disk/by-uuid/ -l
total 0
lrwxrwxrwx 1 root root 10 Mar  3 16:54 3ebb1ff0-0950-4322-b1d1-cb0462950835 -> ../../dm-2
lrwxrwxrwx 1 root root 10 Mar  3 16:16 5a1cef15-d3e3-4388-bba7-fac730a67e7b -> ../../dm-0
lrwxrwxrwx 1 root root 10 Mar  3 16:16 659ba742-f9bf-4134-839a-5bcf3619ffd2 -> ../../dm-1
lrwxrwxrwx 1 root root 10 Mar  3 16:16 7c414fe9-bec3-402b-8d01-323e746aa5bf -> ../../vda1
lrwxrwxrwx 1 root root 10 Mar  3 16:37 f7d714dd-205b-46ca-875a-735ccdbc1874 -> ../../vdb1

# vi /etc/fstab
...省略...
UUID=f7d714dd-205b-46ca-875a-735ccdbc1874 /u01 xfs defaults 0 0 # 追加

1.3.10. NTPサーバーのIPアドレス指定

本書では、以下のNTPサーバーのIPアドレスを指定します。

項目 設定値
NTPサーバーのIPアドレス お客様ご利用のNTPサーバーのIPアドレス※
※共通機能ゲートウェイメニューにて提供のNTPサーバーをご利用頂けます。

以下のコマンドを実行し、NTPサーバーのIPアドレスを指定します。

# vi /etc/chrony.conf
...省略...
# server 0.rhel.pool.ntp.org iburst # コメントアウト
# server 1.rhel.pool.ntp.org iburst # コメントアウト
# server 2.rhel.pool.ntp.org iburst # コメントアウト
# server 3.rhel.pool.ntp.org iburst # コメントアウト
server <NTPサーバーのIPアドレス> iburst # 追加

以下のコマンドを実行し、サービスを再起動します。

# systemctl restart chronyd

以下のコマンドを実行し、NTPサーバーのIPアドレスが正しく指定されている事を確認します。

# chronyc sources
210 Number of sources = 1
MS Name/IP address Stratum Poll Reach LastRx Last sample
============================================================
^\* <NTPサーバーのIPアドレス> 2 6 17 7 -28us[ +17us] +/- 44ms

1.3.11. グループの作成

本書では、以下のグループを作成します。

グループ名 グループID
oinstall 2000
dba 2001
backupdba 2002
oper 2003
dgdba 2004
kmdba 2005

以下のコマンドを実行し、グループを作成します。

# groupadd -g 2000 oinstall
# groupadd -g 2001 dba
# groupadd -g 2002 backupdba
# groupadd -g 2003 oper
# groupadd -g 2004 dgdba
# groupadd -g 2005 kmdba

1.3.12. Oracleユーザの作成

本書では、以下のユーザーを作成します。

ユーザー名 ユーザーID パスワード プライマリグループ セカンダリグループ
oracle 2000 お客様指定パスワード oinstall dba,oper,backupdba,dgdba,kmdba

以下のコマンドを実行し、oracleユーザーを作成します。

# useradd --uid 2000 --gid oinstall --groups dba,oper,backupdba,dgdba,kmdba oracle

以下のコマンドを実行し、oracleユーザのパスワードを設定します。

# passwd oracle
Changing password for user root.
New password:
Retype new password:

1.3.13. ユーザーリソース制限

本書では、以下のユーザーリソース制限を設定します。

ユーザー名 制限リソース ソフト制限 ハード制限
oracle nproc 2047 16384
oracle nofile 1024 65536
oracle stack 10240 32768

以下のコマンドを実行し、ユーザーリソース制限を設定します。

# vi /etc/security/limits.d/99-oracle-limits.conf
oracle soft nproc 2047
oracle hard nproc 16384
oracle soft nofile 1024
oracle hard nofile 65536
oracle soft stack 10240
oracle hard stack 32768

以下のコマンドを実行し、ユーザーリソース制限が正しく設定されている事を確認します。

# su - oracle
$ ulimit -Sa
core file size          (blocks, -c) 0
data seg size           (kbytes, -d) unlimited
scheduling priority             (-e) 0
file size               (blocks, -f) unlimited
pending signals                 (-i) 31471
max locked memory       (kbytes, -l) 64
max memory size         (kbytes, -m) unlimited
open files                      (-n) 1024
pipe size            (512 bytes, -p) 8
POSIX message queues     (bytes, -q) 819200
real-time priority              (-r) 0
stack size              (kbytes, -s) 10240
cpu time               (seconds, -t) unlimited
max user processes              (-u) 2047
virtual memory          (kbytes, -v) unlimited
file locks                      (-x) unlimited

$ ulimit -Ha
core file size          (blocks, -c) unlimited
data seg size           (kbytes, -d) unlimited
scheduling priority             (-e) 0
file size               (blocks, -f) unlimited
pending signals                 (-i) 31471
max locked memory       (kbytes, -l) 64
max memory size         (kbytes, -m) unlimited
open files                      (-n) 65536
pipe size            (512 bytes, -p) 8
POSIX message queues     (bytes, -q) 819200
real-time priority              (-r) 0
stack size              (kbytes, -s) 32768
cpu time               (seconds, -t) unlimited
max user processes              (-u) 16384
virtual memory          (kbytes, -v) unlimited
file locks                      (-x) unlimited

1.3.14. Oracleインストーラーの所有者変更

本書では、以下のOracleインストーラーの所有者を変更します。

項目 設定値
インストーラーパス /software/*
所有ユーザー oracle
所有グループ oinstall

以下のコマンドを実行し、Oracleインストーラーの所有者を変更します。

# chown -R oracle:oinstall /software/*

以下のコマンドを実行し、Oracleインストーラーの所有者が正しく設定されている事を確認します。

# ls -la /software
Total 4370300
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 4/7 10:31 .
dr-xr-xr-x. 19 root root 4096 4/8 12:14 ..
-rw-r--r--. 1 oracle oinstall 918555219 4/7 10:26 client
-rw-r--r--. 1 oracle oinstall 1673591558 4/7 10:26 database
-rw-r--r--. 1 oracle oinstall 1015358809 4/7 10:26 examples
-rw-r--r--. 1 oracle oinstall 867667463 4/7 10:31 grid

1.3.15. Oracleインストーラの展開

本書では、以下のOracleインストーラー展開用ディレクトリを作成します。

項目 設定値
ディレクトリパス /u01/stage/12.1.0.2
所有ユーザー oracle
所有グループ oinstall

以下のコマンドを実行し、Oracleインストーラー展開用ディレクトリを作成します。

# mkdir -p /u01/stage/12.1.0.2

以下のコマンドを実行し、Oracleインストーラー展開用ディレクトリの所有者を変更します。

# chown -R oracle:oinstall /u01

以下のコマンドを実行し、Oracleインストーラを展開(コピー)します。

# su - oracle
$ cp -r /software/database /u01/stage/12.1.0.2

以下のコマンドを実行し、Oracleインストーラが正しく展開(コピー)されている事を確認します。

$ ls /u01/stage/12.1.0.2/database
install response rpm runInstaller sshsetup stage welcome.html

1.3.16. ORACLE_BASEディレクトリの作成

本書では、以下のORACLE_BASEディレクトリを作成します。

項目 設定値
ディレクトリパス /u01/app/oracle

以下のコマンドを実行し、ORACLE_BASEディレクトリを作成します。

$ mkdir -p /u01/app/oracle