12.1. FIC-Connection SDPF クラウド/サーバー¶
12.1.1. サービス概要¶
- SmartDataPlatform(以下SDPF)が提供するサービスを利用してSDPF クラウド/サーバーとFlexible InterConnect(以下FIC)を接続します。
- 購入したFIC-RouterからSDPF クラウド/サーバーへアクセスするには、SDPF クラウド/サーバーへのFIC-Connectionを購入する必要があります。
- FIC-Connectionの共通仕様つきましては、こちら を参照ください。
12.1.2. 構成パターン¶
- ここでは接続構成の代表例(推奨構成)のイメージ図を示します。全接続パターンは、 接続形態と接続タイプ をご参照ください。
- 図内の[②FIC-Connecting Point]、[③リージョン]につきましては、 Connecting Point をご参照ください。
12.1.3. Connecting Point¶
FIC-Connection SDPF クラウド/サーバーは、以下の〇が付いたConnecting Pointを選択可能です。
①提供エリア | ②FIC-Connecting Point | 選択可否 | ③リージョン |
---|---|---|---|
Japan East | JP1-1 | 〇 | JP1 |
Japan East | JP3-1 | 〇 | JP3 |
Japan East | JP3-2 | JP3 | |
Japan East | JP3-3 | JP3 | |
Japan East | JP4-1 | JP4 | |
Japan East | JP4-2 | 〇 | JP4 |
Japan East | JP4-3 | JP4 | |
Japan East | JP5-1 | JP5 | |
Japan East | JP5-2 | 〇 | JP5 |
Japan East | JP5-3 | JP5 | |
Japan East | JP7-1 | JP7 | |
Japan East | JP7-100 | 〇 | JP7 |
Japan West | JP2-1 | JP2 | |
Japan West | JP2-2 | JP2 | |
Japan West | JP2-3 | 〇 | JP2 |
Japan West | JP6-1 | JP6 | |
Japan West | JP6-2 | 〇 | JP6 |
Japan West | JP8-100 | 〇 | JP8 |
※帯域変更制御はなし
注釈
- 「E-JP1-1」のように「E-」から始まるConnecting PointはEntry Pack専用のConnecting Pointであり、上記「Connecting Point一覧」のConnecting Pointとは異なります。
12.1.4. 接続形態と接続タイプ¶
FIC-Connection SDPF クラウド/サーバーでは、以下の接続形態と接続タイプを組み合わせることが可能です。
接続形態 | 接続元 | 接続タイプ | 説明 | 推奨構成(SLA対象) |
---|---|---|---|---|
L3接続 | FIC-Router (Paired) | FIC-Connection (Paired) | FIC-Router (Paired)のPrimary/Secondaryが自動的に指定され、FIC-Connection (Paired)で接続します。(下図①L3接続) | ○ ※1 |
L3接続 | FIC-Router (Single) | FIC-Connection (Paired) | FIC-Router (Single)とFIC-Connection (Paired)で接続します。(下図②L3接続) |
注釈
- 1つのConnectiong Pointを選択いただきますが、PrimaryとSecondaryは別々の物理回線に収容され、冗長構成となります。
- ※1 推奨構成(SLA対象)は、以下の条件を満たす必要があります。L3接続の場合
- FIC-Router (Paired)が選択されている
12.1.5. 申し込み種別と方法¶
Flexible InterConnectコンソール(以下FICコンソール)/APIにて、FIC-Connection SDPF クラウド/サーバー を申し込みいただくことが可能です。
申し込み種別 | 変更項目 | 接続形態 | 納期 | 一時的な通信影響 |
---|---|---|---|---|
新設 | ー | L3接続 | 即日 | ー |
変更 | 帯域 | L3接続 | 即日 | なし |
変更 | 広告経路/受信経路 | L3接続 | 即日 | なし |
廃止 | ー | L3接続 | 即日 | ー |
12.1.6. 提供帯域¶
FIC-Connection SDPF クラウド/サーバー は、以下の帯域を選択可能です。
10M/20M/30M/40M/50M/100M/200M/300M/400M/500M/1G/2G/3G/4G/5G/10G
注釈
- FICの設備にて、選択した帯域(プラン)に応じた帯域制限が「FICから送信する通信」と「FICが受信する通信」の双方向に適用されます。そのため、例として1Gbpsの場合は「FICから送信する通信」1Gbps、「FICが受信する通信」1Gbpsにて通信が可能です。なお、「FICから送信する通信」、「FICが受信する通信」のそれぞれの通信量がご契約帯域を超えた場合、超過分の通信パケットは破棄となりますのでご注意ください。
- 2G~10Gは下記のFIC-Connecting Pointのみ対応しています。
- JP7-100
- JP8-100
12.1.7. 注意事項¶
12.1.7.1. ご利用時の注意事項¶
SDPF クラウド/サーバー(Flexible InterConnect接続ゲートウェイ)側のAS番号は「65250」です。ただし、FIC Connecting PointのJP2-1のみ「65000」となります。
- FIC-Connection SDPF クラウド/サーバーを新設する際、SDPF クラウド/サーバー上にFIC接続ゲートウェイを作成いたします。FIC接続ゲートウェイの名前はFIC-Connection SDPF クラウド/サーバーのF番(Fから始まる13桁のID)で作成されます。例)F123456789012
SDPF クラウド/サーバー、およびFICが双方で受信可能な経路数の上限は以下のとおりです。経路数上限を超過すると通信断となります。
FICからSDPF クラウド/サーバー(SDPF クラウド/サーバー仕様) | SDPF クラウド/サーバーからFIC-Router | |
最大受信経路数 | 20,000 ※1 | 110 ※1 |
注釈
- ※1 経路数上限を超過しBGPがDownした場合、お客さまにて経路を削減後、FICにて BGPセッションクリア を実施いただくことで回復します。
12.1.7.3. お申し込み時の注意事項(新設)¶
- 事前にSDPF クラウド/サーバーの契約が必要となります。
- 事前にFIC-Routerの作成が完了している必要があります。
- SDPF クラウド/サーバーの新規テナント作成後、FIC-Connection(SDPF クラウド/サーバー)の申し込みする場合は、SDPF クラウド/サーバーのテナント作成後5分程度時間を空けてから申し込みをお願いします。