18.1. モニタリング¶
18.1.1. サービス概要¶
NTT Comが提供する高品質・高信頼なインターコネクトサービスであるFlexible InterConnectの提供機能としてモニタリング機能を提供します。
18.1.1.1. モニタリング機能の特長¶
モニタリング機能は、以下の特長がございます。
お客さまがご利用中のFlexible InterConnectのステータスやトラフィックなどをグラフィカルに確認可能です。
FIC-Port/FIC-Router/Component(FIC-NAT/FIC-FW)/FIC-Connectionを所有している全ての契約者が無料でご利用いただけます。
設定した閾値の超過を検知するとアラート通知を行うことが可能です。
18.1.2. 利用できる機能¶
本メニューにて利用できる機能は、以下の機能です。各機能を利用するためのFICコンソール/APIを提供致します。
注釈
- 時刻は、ブラウザーの言語設定が日本語の場合はJST(日本標準時)、それ以外の場合はUTC(協定世界時)で表示されます。※API、CSV形式ではUTC(協定世界時)で表示されます。
項番 |
メニュー |
サブメニュー |
説明 |
---|---|---|---|
1 |
ダッシュボード |
リソースステータスやイベント履歴、トラフィックグラフへのショートカットなど、頻繁に参照する情報をまとめて表示する機能を提供します。
ダッシュボードの画面レイアウト、ショートカットはユーザーごとに保存、表示されます。
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2 |
リソースステータス |
リソースごとのステータスを表示する機能を提供します。
Linkについてはステータス変化検知後5分以内、BGPについてはステータス変化検知時にリソースステータスを更新します。
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3 |
イベント履歴 |
現在の日時から93日前の日時までの間に発生したステータス変化のイベント内容(Link/BGP・Up・Alert・Downの組み合わせ)を参照する機能を提供します。
Linkについてはステータス変化検知後5分以内、BGPについてはステータス変化検知時にイベント履歴を更新します。
イベント履歴の保存期間は93日間です。
CSV形式でのダウンロード機能を提供します(※3)
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|
4 |
エリア |
提供エリアを選択することで、リソースステータスに提供エリアのリソース一覧を表示する機能を提供します。 |
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5 |
Routers |
TRAFFIC(※1) |
トラフィック情報のサンプルはこちら を参照ください。
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6 |
Routers |
ROUTES |
上記の時間は目安であり超過する場合もございます。
経路情報(ルーティングテーブル)のサンプルはこちら を参照ください。
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7 |
Routers |
ALERTS |
1)トラフィック
2)経路数
3)NATセッション数
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8 |
Routers |
FW |
ブロックされたパケット情報のサンプルはこちら を参照ください。
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9 |
Routers |
NAT |
NATのセッション数はSource NAPT、Destionation NATそれぞれのセッション数を表示します。
複数のグローバルIPアドレスを購入されている場合、セッション数のグラフはFIC-NATに設定したポリシーごとに表示されます。
取得するNATセッション数は取得時点でのNATセッション数となります。
1時間ごとの最小値/最大値/平均値ではありません。
NATセッション情報のサンプルはこちら を参照ください。
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10 |
Routers(Routing Group) |
TRAFFIC(※1) |
トラフィック情報のサンプルはこちら を参照ください。
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11 |
Routers(Routing Group) |
ALERTS |
1)トラフィック
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12 |
Ports |
TRAFFIC(※1) |
トラフィック情報のサンプルはこちら を参照ください。
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13 |
Ports |
ALERTS |
1)トラフィック
2)帯域使用率
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14 |
Ports |
MAC-ADDRESS |
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15 |
Connections |
TRAFFIC(※1) |
トラフィック情報のサンプルはこちら を参照ください。
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16 |
Connections |
ROUTES |
上記の時間は目安であり超過する場合もございます。
経路情報(ルーティングテーブル)のサンプルはこちら を参照ください。
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17 |
Connections |
ALERTS |
1)トラフィック
2)帯域使用率
3)受信経路数
4)広告経路数
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18 |
Connections |
CONTROL |
|
19 |
設定 |
設定 |
|
注釈
- 5分間隔で長期間取得する場合は、API(※2) を連続的に実行するなどの方法をご検討ください。※2:Show PortTraffics ~ Show RoutingGroupTraffics をご参照ください。
- (※1):トラフィックグラフ表示では、選択されたリソースのトラフィックの総量が表示されます。なお、IPアドレス/ポート/アプリケーション毎の内訳は、 Flow monitoring をご利用いただくことで可視化することが可能です。
- (※1):Routers、Ports、Connectionsの各TRAFFIC利用状況のグラフ表示およびCSVファイル値の表示間隔については、表示設定期間により表示間隔は自動設定されます。(表示間隔を変更することはできません。)詳細はこちらを参照ください。
- (※3):CSV形式でデータをダウンロードする場合、FICコンソール上では93日前までの日付を指定してダウンロードが可能です。API では保存期間内のデータをダウンロード可能です。
- (※4):CSV形式でデータをダウンロードする場合、FICコンソール上では日ごと、または月ごとでダウンロードが可能です。API では期間を指定してダウンロード可能です。
- (※5):トラフィック・帯域使用率については、上り/下りのそれぞれに設定されている閾値を超過しているか検知します。
APIで参照可能な項目については APIリファレンス をご覧ください。
18.1.4. メール通知¶
次の表に示す内容で、SDPFの ユーザープロファイル設定 に関係なく、該当ワークスペースにアクセス権を持つお客さまのメールアドレスへ通知します。
18.1.4.1. メール通知種別¶
項番 |
通知 |
検知 |
リソース |
通知タイミング |
通知メールの件名 |
説明 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 |
リソースステータス変化通知 |
リソースステータス |
リソースステータスの変化を検知したタイミングで通知 |
[イベントID][リソースID-変化後のリソース状態] Flexible InterConnect Resource Status Changed |
リソースのステータスが変化した場合、メール通知します。
メール通知とリソースステータス画面のステータス変更は同時に実施されます。
FIC-Connection(L2)の場合はメール通知されません。
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|
2 |
アラート通知 |
トラフィック |
FIC-Port
FIC-Router
FIC-Connection
|
5分ごとに閾値超過を判断し通知 |
[Alert対象のリソースID]-[トラフィック閾値超過(Traffic exceeded threshold)]Flexible InterConnect Alert |
各リソースの実トラフィックに対して、お客さまが設定した閾値を超えた場合、メール通知します。
閾値を下回った際にもメール通知を行います。
|
3 |
帯域使用率 |
FIC-Port
FIC-Connection
|
5分ごとに閾値超過を判断し通知 |
[Alert対象のリソースID]-[トラフィック使用率閾値超過(Traffic exceeded bandwidth usage)]Flexible InterConnect Alert |
各リソースの帯域使用率に対して、お客さまが設定した閾値を超えた場合、メール通知します。
閾値を下回った際にもメール通知を行います。
|
|
4 |
経路数 |
FIC-Router |
24時間ごと(2:00-6:00(JST(日本標準時))/17:00-21:00(UTC(協定世界時)))に閾値超過を判断し通知
上記の時間は目安であり超過する場合もございます。
|
[Alert対象のリソースID]-[Router経路数閾値超過(send IP route exceeded threshold)]Flexible InterConnect Alert |
お客さまが設定したFIC-Router経路数の閾値を超えた場合、メール通知します。Routing Group単位での設定は不可となります。
閾値を下回った際にもメール通知を行います。
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|
5 |
FIC-Connection |
24時間ごと(2:00-6:00(JST(日本標準時))/17:00-21:00(UTC(協定世界時)))に閾値超過を判断し通知
上記の時間は目安であり超過する場合もございます。
|
送信経路数の閾値超過
[Alert対象のリソースID]-[Connection送信経路数閾値超過(send IP route exceeded threshold)]Flexible InterConnect Alert
受信経路数の閾値超過
[Alert対象のリソースID]-[Connection受信経路数閾値超過(receive IP route exceeded threshold)]Flexible InterConnect Alert
|
FIC-Connectionの経路数(受信/広告)に対して、お客さまが設定した閾値を超えた場合、メール通知します。
閾値を下回った際にもメール通知を行います。
|
||
6 |
NATセッション数 |
FIC-NAT |
1時間ごとに閾値超過を判断し通知 |
[Alert対象のリソースID]-[NATセション数超過(NAT sessions exceeded threshold)]Flexible InterConnect Alert |
FIC-NATのセッション数に対して、お客さまが設定した閾値を超えた場合、メール通知します。
閾値を下回った際にもメール通知を行います。
|
|
7 |
経路上限数 |
FIC-Router |
24時間ごと(2:00-6:00(JST(日本標準時))/17:00-21:00(UTC(協定世界時)))に閾値超過を判断し通知
上記の時間は目安であり超過する場合もございます。
|
[Alert対象のリソースID]-[the number of IP route exceeded the upper limit] Flexible InterConnect event notification |
FIC-Routerの経路数がFIC-Routerに設定されている経路上限数を超えた場合、メール通知します。
閾値を下回った際にもメール通知を行います。
|
18.1.4.2. メール通知条件¶
項番 |
通知条件 |
対象リソース |
差出人 |
件名 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
リソースステータス変化時(※1) |
FIC-Port
FIC-Connection(L3)
|
do-not-reply@fic.ntt.com |
[<イベントID>][Fxxxxxxxxxxxx-<ステータス>]Flexible InterConnect Resource Status Changed |
モニタリング-設定の「リソースステータス通知」が「ON」の状態である際に、
対象リソースのステータス変化時にメールを通知します。
なお、ステータスは以下のとおり遷移します。
<Parierd Connection>
「正常(Good)」⇔「警報(Warning)」⇔「異常(Error)」
正常(Good) … 両系BGP Up
警報(Warning) … 片系BGP Down
異常(Error) … 両系BGP Down
※正常⇔異常のステータス変化であっても、必ず警報を経由します。
<Single Connection>
「正常(Good)」⇔「異常(Error)」
正常(Good)… BGP Up
異常(Error)… BGP Down
<Port>
「正常(Good)」⇔「異常(Error)」
正常(Good)… Link Up
異常(Error) … Link Down
※未アクティベート状態のみ「警報(Warning)」のステータスとなります。
通知メールを受信した際の対処法については、 こちら をご確認ください。
|
2 |
帯域使用率が指定した閾値を超過 |
FIC-Port
FIC-Connection(L2)
FIC-Connection(L3)
|
do-not-reply@fic.ntt.com |
[Fxxxxxxxxxxxx][Traffic exceeded bandwidth usage]Flexible InterConnect Alert |
閾値を超過した際にメール通知をします。
お客さまにて任意の閾値を設定いただく必要がございます。
|
3 |
トラフィックが指定した閾値を超過 |
FIC-Port
FIC-Router
FIC-Connection(L2)
FIC-Connection(L3)
|
do-not-reply@fic.ntt.com |
[Fxxxxxxxxxxxx][Traffic exceeded threshold]Flexible InterConnect Alert |
閾値を超過した際にメール通知をします。
お客さまにて任意の閾値を設定いただく必要がございます。
|
4 |
FIC-Routerの経路数が指定した閾値を超過 |
FIC-Router |
do-not-reply@fic.ntt.com |
[Fxxxxxxxxxxxx]-[send IP route exceeded threshold] Flexible InterConnect Alert |
閾値を超過した際にメール通知をします。
お客さまにて任意の閾値を設定いただく必要がございます。
|
5 |
FIC-NATセッション数が指定した閾値を超過 |
FIC-NAT |
do-not-reply@fic.ntt.com |
[Fxxxxxxxxxxxx]-[NAT sessions exceeded threshold] Flexible InterConnect Alert |
閾値を超過した際にメール通知をします。
お客さまにて任意の閾値を設定いただく必要がございます。
|
6 |
FIC-Connectionの送信経路数が指定した閾値を超過 |
FIC-Connection(L3) |
do-not-reply@fic.ntt.com |
[Fxxxxxxxxxxxx]-[send IP route exceeded threshold] Flexible InterConnect Alert |
閾値を超過した際にメール通知をします。
お客さまにて任意の閾値を設定いただく必要がございます。
|
7 |
FIC-Connectionの受信経路数が指定した閾値を超過 |
FIC-Connection(L3) |
do-not-reply@fic.ntt.com |
[Fxxxxxxxxxxxx]-[receive IP route exceeded threshold] Flexible InterConnect Alert |
閾値を超過した際にメール通知をします。
お客さまにて任意の閾値を設定いただく必要がございます。
|
8 |
FIC-Routerで保持する経路数がFIC-Routerに設定した経路上限数を超過 |
FIC-Router |
do-not-reply@fic.ntt.com |
['Fxxxxxxxxxxxx'- the number of IP route exceeded the upper limit] Flexible InterConnect notification |
FIC-Routerの経路数がFIC-Routerに設定されている経路上限数を超えた際にメール通知をします。
お客さまにて経路上限数を大きく設定いただくか、経路数を削減していただく必要がございます。
|
9 |
閾値超過が解消された場合 |
FIC-Port
FIC-Router
FIC-NAT
FIC-Connection(L2)
FIC-Connection(L3)
|
do-not-reply@fic.ntt.com |
['Fxxxxxxxxxxxx'- 検知内容(英語)] Flexible InterConnect Alert Resolution |
閾値を下回った際にメール通知をします。
閾値を設定していない場合は、メール通知を行いません。
通知対象は項番2~8のメール通知となります。
|
注釈
- (※1):リソースステータス変化時のメール通知条件FIC-Port:PortのLink状態を監視しており、Link Up/downの状態が変化することでメール通知されます。FIC-Connection:BGPの接続状態を監視しており、BGP peer Up/downの状態が変化することでメール通知されます。
18.1.5. トラフィック表示¶
トラフィックは5分間隔で平均値を算出しています。
項番 |
機能 |
表示設定期間 |
表示間隔 |
---|---|---|---|
1 |
PortsのTRAFFIC
ConnectionsのTRAFFIC(※1)
|
1日以下 |
5分 |
1日<表示期間(日)≦3日 |
10分 |
||
3日<表示期間(日)≦10日 |
30分 |
||
10日<表示期間(日)≦30日 |
120分 |
||
30日< |
360分 |
||
2 |
RoutersのTRAFFIC
Routers(ルーティンググループ)のTRAFFIC
|
1日以下 |
5分 |
1日<表示期間(日)≦3日 |
15分 |
||
3日<表示期間(日)≦7日 |
30分 |
||
7日<表示期間(日)≦14日 |
60分 |
||
14日<表示期間(日)≦30日 |
120分 |
||
30日<表示期間(日)≦60日 |
240分 |
||
60日< |
360分 |
注釈
(※1) FIC-Connectionの接続元が受信したトラフィックは、契約帯域を超過している状況を確認できるように、帯域制御前の値が表示されます。なお、契約帯域値を超過したトラフィックは、FICの帯域制御により破棄されます。
18.1.5.1. 平均値と最大値について¶

図 18.1.1 図 4.2 平均値と最大値のデータイメージ¶
注釈
表示設定期間を61日(表示間隔:360分)で表示し、平均トラフィックは低く、最大トラフィックが高い場合は、表示設定期間を1日以下(表示間隔:5分)で表示し、高トラフィックが発生した時刻を確認可能です。
平均値と最大値が同一の場合、瞬間的に高トラフィックが発生している可能性があります。
18.1.6. ご利用条件¶
FIC-Port/FIC-Connection/FIC-Router/コンポーネント(FIC-NAT/FIC-FW)いずれかを契約している必要があります。
- ご利用されるアカウントはAPI実行権限(IAMロール)にて「POST」操作を許可いただく必要があります。許可されてない場合は以下の操作を行うことはできません。
- CSVファイル(トラフィック情報、経路情報、ブロックされたパケット情報、NATセッション情報)をダウンロード
- BGPセッションクリアを実施
- 最新の経路数を表示 ※1
- 経路情報表示 ※1
API実行権限(IAMロール)の設定方法につきましては、 こちら を確認ください。 - FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】を利用いただく際は各リソースを購入いただいたお客さまごとに提供可能な範囲が異なります。
- FIC-Port(XaaS)のリソースを購入いただいたお客さま
- FIC-Port(XaaS)のモニタリング、およびFIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】のリソースステータス、およびトラフィックグラフをモニタリングすることができます。
- FIC-Virtual Port (XaaS) 【Pattern X】のリソースを購入いただいたお客さま
- FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】のトラフィックグラフ、トラフィック閾値通知をモニタリングできます。リソースステータスは常に正常と表示されます。
- FIC-Connection(Router-Virtual Port(XaaS))【Pattern X】のリソースステータス、トラフィックグラフをモニタリングすることができます。
注釈
- ※1 「POST」操作を許可されていない場合、各リソースの詳細画面からのモニタリング画面へ遷移した場合は操作できません。グローバルビュー、またはエリアビューの画面左側のメニューにあるモニタリングボタンを押下してモニタリング画面へ遷移した場合のみ操作可能です。
18.1.7. 注意事項¶
18.1.7.1. ご利用時の注意事項¶
FIC-Connection(L2)とFIC-Routerは、故障があってもステータスでは正常の表示しかできません。
メール通知については、登録アドレスごとの通知コントロールはできません。
リソースを廃止した場合、廃止以前のデータは参照できません。ただし、2021/10/20以前にFIC-Routerを購入いただいたお客さまが、FIC-FWを廃止後、再度同一のFIC-Routerで、FIC-FWの新設申し込みをした場合は、ログ保存期間中の廃止以前のデータが参照可能です。
- モニタリング機能の各メール通知機能、および各表示機能は、モニタリングシステム(サーバー・ネットワークなど)やネットワーク機器などの故障(系切替わり含む)や、一時的なシステム過負荷などの想定外事象が発生した場合に、提供できない場合がございます。なお、モニタリングシステムが正常に動作しない場合でもお客さまの通信には影響ございません。
- チケットサポートでは、以下のような通信の詳細については調査いたしかねます。例)
- トラフィック情報(送信元/送信先IPアドレス、利用プロトコルなど)なお、 Flow monitoring をご利用いただくと、FIC-Connectionを流れるトラフィックの内訳を確認できます。
- セッション情報(送信元/送信先IPアドレス、利用プロトコルなど)
- 経路情報(ルーティングテーブルの詳細、経路の広告元など)