1.1. FIC-Port¶
1.1.1. サービス概要¶
- NTT Comが提供する高品質・高信頼なインターコネクトサービスであるFlexible InterConnectの提供機能としてお客さま専用の物理ポート(以下、FIC-Port)を提供します。
1.1.1.1. FIC-Portの特長¶
FIC-Portは、以下の特長をもった物理ポートです。
- お客さまの利用シーンに合わせて、2つのFIC-Portを別々の収容先とすることで冗長構成でご利用いただけます。
- 1ポートの申し込みにつき、VLANは16個単位での購入ができます。
1.1.1.2. 用語の定義¶
- テナント:契約に紐づくFICリソースの管理単位
- Flexible InterConnectコンソール(以下FICコンソール)/API:当サービスにて提供する申し込み方法
- F番:各リソースに払い出される13桁のリソースID
- L2接続:接続元(Source)がFIC-Port
1.1.2. 利用できる機能¶
本メニューにて利用できる機能は、以下の機能です。各機能を利用するためのFICコンソール/APIを提供致します。
項番 | 機能 | 説明 |
---|---|---|
1 | VLANプール払出 | VLANレンジは16個単位で払い出されます。払い出されたVLAN数が接続可能なFIC-Connection数となります。 |
2 | セルフマネジメント | お客さまご自身の操作により、FIC-Portを管理できます。 |
1.1.4. 申し込み種別と方法¶
FICコンソール/APIにて、FIC-Portを申し込みいただくことが可能です。
申し込み種別 | 変更項目 | 納期 | 一時的な通信影響 |
---|---|---|---|
新設 ※1 | ー | 即日 | ー |
アクティベート ※2 | ー | 即日 | なし |
変更 | VLAN数 | 即日 | なし |
廃止 | ー | 即日 | ー |
注釈
- ※1 FIC-Portの新設申し込みを行うとLOAが発行されます。
- ※2 アクティベートによりお客さま自身でポートのShutからNo Shutへの遷移が可能です。
1.1.5. 上限値¶
- 各エリア毎(Japan East/Japan West)に16ポートまで購入できます。
- 1つのFIC-Portに対し、購入できるVLAN数の上限は512個です。設備状況により、最大個数まで申し込めない場合があります。
- 保持できるMACアドレス数の上限は、1VLANあたり64個です。
- 1FIC-Port/FIC-Connectionの上限はお客さま自身が所持している1FIC-Port/VLAN数が上限になります。
1.1.6. 注意事項¶
1.1.6.1. ご利用時の注意事項¶
- FIC-Port側のAutoNegotiation機能は以下となります。1Gの場合、AutoNegotiationはOFFとなり、通信方式は全二重固定となります。10Gの場合、AutoNegotiationはなく、通信方式は全二重固定となります。
- FIC-Portに接続するアクセス回線/専用アクセス(NexcenterConnectMetro接続、UNOイーサ専用線)は、お客さまにてご準備いただく必要があり、サポートの対象外となります。なお、アクセス回線を申し込みの際にはFIC-Port側の物理インターフェイスは1000Base-LX/10GBase-LRをご指定ください。※アクセス回線とFIC-Portの物理インターフェイスがミスマッチとなり、接続できない事例が発生しておりますのでご注意ください。
1.1.6.2. お申し込み時の注意事項(共通)¶
- 申し込み受付完了後、設定が完了するまでの間は他の申し込みを行うことができません。
- API権限管理機能 のIAMロールにて、読み取り専用(GETメソッドのみ許可)の権限を割り当てたユーザのお客さまは、申し込みできません。
1.1.6.3. お申し込み時の注意事項(新設)¶
- FIC-Portの申し込み完了後、90日(※)経過すると自動で課金が開始されます。アクティベートは別途お客さまにて処理が必要です。アクティベートを行わず90日以内にFIC-Portを廃止した場合には、 キャンセル料 が発生いたします。※新設完了時刻から24時間となる時刻を1日目として、90日目の同時刻をいいます。
- FIC-Portにおける冗長化構成をご希望の場合、収容系の異なるFIC-Portを追加購入してください。FIC-Portの収容系の選択に関しては こちら をご参照ください。
- FIC-Portへのアクセス回線の接続は、別途アクセス回線サービスにて対応をお願いします。
- お客さま宅内機器とはタグVLAN(IEEE802.1q)で接続する必要があります。
1.1.6.4. お申し込み時の注意事項(アクティベート)¶
- FIC-Port新設後はアクティベート手続きが必要となります。
- アクティベート手続き前でも対象のFIC-Portを接続元または、接続先とするFIC-Connectionを作成することは可能ですが、FIC-Portを利用した通信を実施する際は、アクティベート手続きが必要です。
1.1.6.5. お申し込み時の注意事項(LOA取得)¶
- 取得したLOAの「Demarcation」に記載されているFIC-Portのポート番号は、若番がTx、老番がRxになります。FIC-Portの若番にお客さま側ポートのRx、老番にお客さま側ポートのTxを接続するよう、物理回線サービスをお申し込みされた事業者に依頼してください。お客様Port[Rx] ← FIC-Port[Tx(若番)]お客様Port[Tx] → FIC-Port[Rx(老番)]
1.1.6.6. お申し込み時の注意事項(VLAN数変更)¶
- FIC-Port購入後、VLAN数変更が可能となります。VLAN数変更(追加)は該当Port上に16VLAN以上の在庫がある場合、残VLAN数に応じ16VLAN単位で追加することができます。VLAN数変更(削除)は未使用のVLANが16VLAN単位で存在する場合、16VLAN単位で削除することができます。VLAN数変更(削除)は未使用のVLANが複数ある場合、老番から削除されます。
- FICコンソールではVLANレンジを指定しての追加・削除はできません。APIからのみVLANレンジを指定しての追加・削除が可能です。APIを利用して指定可能なVLANレンジを確認後、ご希望の範囲を指定して変更の申し込みをしてください。使用可能なVLANレンジを確認する方法はこちら をご参照ください。APIによるVLANレンジの変更方法はこちら をご参照ください。
- APIを使用してVLANレンジの追加・削除を同時に行うことはできません。既存FIC-Portの払い出し済みVLANレンジの変更をご希望の際は、変更したいVLANレンジを追加後、不要なVLANレンジを削除してください。
1.2. FIC-Port(XaaS)¶
1.2.1. サービス概要¶
オンプレミス基盤でIaaSのサービスを提供している事業者向けのFICリソースです。
1.2.1.1. FIC-Port(XaaS)の特長¶
- FIC-Port(Xaas)は、以下の特長をもった物理ポートです。VLAN単位で2つの用途にてご利用いただけます。
- 公開ポイント利用事業者としてEndPointとして公開することで、Xaas事業者としてご利用いただけます。1ポートのお申し込みにつき、VLANブロック単位(16VLAN)で購入が可能です。
- その他接続利用通常のFIC-Port同様に、接続元としてクラウドサービスやXaaS事業者などへのFIC-Connectionが作成可能となります。初期設定が公開ポイント用となっているためVLAN用途をその他接続用に変更することでご利用いただけます。 VLANブロック単位(16VLAN)で変更が可能です。
1.2.1.2. 用語の定義¶
- テナント:契約に紐づくFICリソースの管理単位
- Flexible InterConnectコンソール(以下FICコンソール)/API:当サービスにて提供する申し込み方法
- F番:各リソースに払い出される13桁のリソースID
- L2接続:接続元(Source)がFIC-Port
- EndPoint:エンドユーザーに対して公開ポイントとなるリソース
- サービス利用者:XaaSサービスへ接続している利用者
1.2.2. 利用できる機能¶
本メニューにて利用できる機能は、以下の機能です。各機能を利用するためのFICコンソール/APIを提供致します。
項番 | 機能 | 説明 |
---|---|---|
1 | VLANプール払出 | VLANレンジは16個単位で払い出されます。払い出されたVLAN数が接続可能なFIC-Connection数となります。
|
2 | セルフマネジメント | お客さまご自身の操作により、FIC-Port(XaaS)を管理できます。 |
3 | 公開ポイント利用 | エンドユーザー向けにFIC-Port(XaaS)をEndPointとして公開リソース情報を登録することができます。(複数のFIC-Port(XaaS)をEndPointとして登録が可能です。) |
4 | 公開サービス機能 | FIC-Connectionの接続先としてサービス利用者向けにサービス名を公開することが可能です。登録した公開サービスは公開/非公開へ切替可能です。 |
5 | VLANステータス変更 | FIC-Port(XaaS)で利用している、VLANのステータスを「preparing」から「unused」へ変更することが可能です。
「unused」、および「used」のVLANステータスを変更することはできません。
「unused」に変更されたVLAN IDはFIC-Connectionの接続用に再度払い出しされます。
各VLANステータスの種類は以下です。
unused:未使用のVLAN ID
used:利用中のVLAN ID
preparing:FIC-Connectionが廃止され利用不可となっているVLAN ID
|
6 | VLAN用途 | FIC-Port(XaaS)に払い出されたVLANの利用用途を、VLANブロック単位(16VLAN)で変更可能です。
公開ポイント用:EndPointとして公開しているサービスの接続用に払い出すVLAN
その他接続用:上記以外のFIC-Port(XaaS)に紐づくConnectionに利用するVLAN
|
1.2.4. 申し込み種別と方法¶
FICコンソール/APIにて、FIC-Port(XaaS)を申し込みいただくことが可能です。
申し込み種別 | 変更項目 | 納期 | 一時的な通信影響 |
---|---|---|---|
新設 | ー | 即日 | ー |
アクティベート | ー | 即日 | なし |
変更 | VLAN数 | 即日 | なし |
変更 | VLANステータス | 即日 | なし |
変更 | VLAN用途 | 即日 | なし |
廃止 | ー | 即日 | ー |
- FICコンソールでの申し込み方法は チュートリアル をご参照ください。
- APIで参照可能な項目については APIリファレンス をご覧ください。
- FIC-Port(XaaS)の新設申し込みを行うとLOAが発行されます。
1.2.5. 上限値¶
- 各エリア毎(Japan East/Japan West)に16ポートまで購入できます。
- 1つのFIC-Portに対し、購入できるVLAN数の上限は512個です。設備状況により、最大個数まで申し込めない場合があります。
- 保持できるMACアドレス数の上限は、1VLANあたり64個です。
- 1FIC-Port(XaaS)/FIC-Connectionの上限はお客さま自身が所持している1FIC-Port/VLAN数が上限になります。
1.2.6. 注意事項¶
1.2.6.1. ご利用時の注意事項¶
- FIC-Port側のAutoNegotiation機能は以下となります。1Gの場合、AutoNegotiationはOFFとなり、通信方式は全二重固定となります。10Gの場合、AutoNegotiationはなく、通信方式は全二重固定となります。
- FIC-Port(XaaS)に接続するアクセス回線(NexcenterConnectMetro接続、UNOイーサ専用線など)は、お客さまにてご準備いただく必要があり、サポートの対象外となります。なお、アクセス回線をお申し込み際にはFIC-Port側の物理インターフェイスは1000Base-LX/10GBase-LRをご指定ください。※アクセス回線とFIC-Portの物理インターフェイスがミスマッチとなり、接続できない事例が発生しておりますのでご注意ください。
- XaaS事業者が所有しているFIC-Port(XaaS)に影響のあるメンテナンスについては、XaaS事業者にのみ通知されます。FIC-Port(XaaS)を所有しているXaaS事業者の方は、必要に応じてサービス利用者への周知を実施ください。
1.2.6.2. お申し込み時の注意事項(共通)¶
- 申し込み受付完了後、設定が完了するまでの間は他の申し込みを行うことができません。
- API権限管理機能 のIAMロールにて、読み取り専用(GETメソッドのみ許可)の権限を割り当てたユーザのお客さまは、申し込みできません。
1.2.6.3. お申し込み時の注意事項(新設)¶
- FIC-Port(XaaS)の申し込み完了後、90日(※)経過すると自動で課金が開始されます。アクティベートは別途お客さまにて処理が必要です。アクティベートを行わず90日以内にFIC-Portを廃止した場合には、 キャンセル料 が発生いたします。※新設完了時刻から24時間となる時刻を1日目として、90日目の同時刻をいいます。
- FIC-Portへのアクセス回線の接続は、別途アクセス回線サービスにて対応をお願いします。
- お客さま宅内機器とはタグVLAN(IEEE802.1q)で接続する必要があります。
1.2.6.4. お申し込み時の注意事項(アクティベート)¶
- FIC-Port(XaaS)新設後はアクティベート手続きが必要となります。
- アクティベート手続き前でも対象のFIC-Port(XaaS)を接続元または、接続先とするFIC-Connectionを作成することは可能ですが、FIC-Port(XaaS)を利用した通信を実施する際は、アクティベート手続きが必要です。
1.2.6.5. お申し込み時の注意事項(LOA取得)¶
- 取得したLOAの「Demarcation」に記載されているFIC-Port(XaaS)のポート番号は、若番がTx、老番がRxになります。FIC-Port(XaaS)の若番にお客さま側ポートのRx、老番にお客さま側ポートのTxを接続するよう、物理回線サービスをお申し込みされた事業者に依頼してください。お客様Port[Rx] ← FIC-Port(XaaS)[Tx(若番)]お客様Port[Tx] → FIC-Port(XaaS)[Rx(老番)]
1.2.6.6. お申し込み時の注意事項(VLAN数変更)¶
- FIC-Port(XaaS)購入後、VLAN数変更が可能となります。VLAN数変更(追加)は該当Port上に16VLAN以上の在庫がある場合、残VLAN数に応じ16VLAN単位で追加することができます。VLAN数変更(削除)は未使用のVLANが16VLAN単位で存在する場合、16VLAN単位で削除することができます。VLAN数変更(削除)は未使用のVLANが複数ある場合、老番から削除されます。
- FICコンソールではVLANレンジを指定しての追加・削除はできません。APIからのみVLANレンジを指定しての追加・削除が可能です。APIを利用して指定可能なVLANレンジを確認後、ご希望の範囲を指定して変更の申し込みをしてください。使用可能なVLANレンジを確認する方法はこちら をご参照ください。APIによるVLANレンジの変更方法はこちら をご参照ください。
- APIを使用してVLANレンジの追加・削除を同時に行うことはできません。既存FIC-Portの払い出し済みVLANレンジの変更をご希望の際は、変更したいVLANレンジを追加後、不要なVLANレンジを削除してください。
1.2.6.8. お申し込み時の注意事項(VLAN用途)¶
- FIC-Port(Xaas)に払い出されるVLANは、初期設定時「公開ポイント利用」となっているため、接続元(Source)にしたConnectionを作成する場合は、「その他接続利用」に利用用途変更をしたうえで、Connectionを作成可能です。
- 購入したVLANレンジ内に利用中のVLANがない場合、VLAN用途変更が可能です。*1つ(1VLAN)でも 「used」 がある場合は変更できません
1.3. FIC-Virtual Port (XaaS) 【Pattern S】¶
1.3.1. サービス概要¶
- クラウド事業者上で提供しているサービスをFIC上で提供することができます。
1.3.1.1. FIC-Virtual Port (XaaS) 【Pattern S】 の特長¶
- FIC-Virtual Port(XaaS) 【Pattern S】 は、以下の特長をもった論理ポートです。
FICでサービスを公開しているクラウド事業者上でFIC-Virtual Port (XaaS) 【Pattern S】 を作成し、EndPointとして公開することでFIC-Port(XaaS)やFIC-Router(XaaS)と同様に、運営されているサービスにエンドユーザさまが接続可能になります。
1.3.1.2. 用語の定義¶
- テナント:契約に紐づくFICリソースの管理単位
- Flexible InterConnectコンソール(以下FICコンソール)/API:当サービスにて提供する申し込み方法
- F番:各リソースに払い出される13桁のリソースID
- Pattern S:クラウド事業者上にVirtual Port (XaaS)【Pattern S】を構築する構成
- EndPoint:エンドユーザーに対して公開ポイントとなるリソース
- サービス利用者:XaaSサービスへ接続している利用者
1.3.2. 利用できる機能¶
本メニューにて利用できる機能は、以下の機能です。各機能を利用するためのFICコンソール/APIを提供致します。
項番 | 機能 | 説明 |
---|---|---|
1 | セルフマネジメント | お客さまご自身の操作により、FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】 を管理できます。 |
2 | 公開ポイント利用 | FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】 をEndPointとして公開リソース情報を登録することができます。(複数のFIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】 をEndPointとして登録が可能です。) |
3 | 公開サービス機能 | FIC-Connectionの接続先としてサービス利用者向けにサービス名を公開することが可能です。登録した公開サービスは公開/非公開へ切替可能です。 |
1.3.4. 申し込み種別と方法¶
申し込み種別 | 変更項目 | 納期 | 一時的な通信影響 |
---|---|---|---|
新設 | ー | 即日 | ー |
廃止 | ー | 即日 | ー |
1.3.5. 上限値¶
- 1つのテナントにつき16ポートまで購入できます。1契約につき最大128ポートまで購入できます。
- 1つのEndpointに登録できるVirtual Port (XaaS)【Pattern S】は16ポートです。
1.3.6. 注意事項¶
1.3.6.1. ご利用時の注意事項¶
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】は、提供クラウド事業者の変更は提供しておりません。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】は、公開情報登録後に課金開始され、公開情報削除後に課金停止となります。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】の購入数ではなく、公開情報登録(Published Service)数での課金となります。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】は、公開情報登録の公開サービス名の変更はできません。登録時にはご注意願います。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】を接続元としてFIC-Port/Router・各種Cloud事業者と接続することはできません。
- XaaS事業者が所有しているFIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】に影響のあるメンテナンスについては、XaaS事業者にのみ通知されます。FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern S】を所有しているXaaS事業者の方は、必要に応じてサービス利用者への周知を実施ください。
1.4. FIC-Virtual Port (XaaS) 【Pattern X】¶
1.4.1. サービス概要¶
- XaaS事業者上で提供しているサービスをFIC上の接続サービス( 接続サービス一覧 ※1)として提供することができます。以降、 FIC-Port(XaaS) を所有している事業者をXaaS事業者(A)、本機能を利用する事業者をXaaS事業者(B)とします。
- XaaS事業者(B)がFIC上でサービスを提供するにはXaaS事業者(A)の承認が必要となります。
注釈
- ※1 接続サービス一覧への掲載には別途手続きが必要なため、掲載をご希望の場合には営業担当へご相談ください。
1.4.1.1. FIC-Virtual Port (XaaS) 【Pattern X】 の特長¶
- FIC-Virtual Port(XaaS) 【Pattern X】 は、以下の特長をもった論理ポートです。
XaaS事業者(A)上でFIC-Virtual Port (XaaS) 【Pattern X】 を作成し、EndPointとして公開することでFIC-Port(XaaS)やFIC-Router(XaaS)と同様に、運営されているサービスを他の方々に接続していただくことが可能になります。
1.4.1.2. 用語の定義¶
- テナント:契約に紐づくFICリソースの管理単位
- Flexible InterConnectコンソール(以下FICコンソール)/API:当サービスにて提供する申し込み方法
- F番:各リソースに払い出される13桁のリソースID
- Pattern X:XaaS事業者上にVirtual Port (XaaS)【Pattern X】を構築する構成
- EndPoint:エンドユーザーに対して公開ポイントとなるリソース
- サービス利用者:XaaSサービスへ接続している利用者
1.4.2. 利用できる機能¶
本メニューにて利用できる機能は、以下の機能です。各機能を利用するためのFICコンソール/APIを提供致します。
項番 | 機能 | 説明 |
---|---|---|
1 | セルフマネジメント | サービス利用者の操作により、FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】 を管理できます。 |
2 | 公開ポイント利用 | FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】 をEndPointとして公開リソース情報を登録することができます。(複数のFIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】 をEndPointとして登録が可能です。) |
3 | 公開サービス機能 | FIC-Connectionの接続先としてサービス利用者向けにサービス名を公開することが可能です。登録した公開サービスは公開/非公開へ切替可能です。 |
1.4.4. 申し込み種別と方法¶
申し込み種別 | 変更項目 | 納期 | 一時的な通信影響 |
---|---|---|---|
新設 ※1 | ー | 即日 | ー |
変更 ※2 | VLAN数、収容帯域上限 | 即日 | ー |
廃止 | ー | 即日 | ー |
注釈
- ※1 XaaS事業者(B)にて「STEP1 接続承認申請」を行い、XaaS事業者(A)にて「STEP2 承認/否認」を実施する必要があります。
- ※2 XaaS事業者(B)にて「STEP1 変更承認申請」を行い、XaaS事業者(A)にて「STEP2 承認/否認」を実施する必要があります。
- 承認後、XaaS事業者(B)にて「STEP3 接続」を行う必要があります。詳しくは、チュートリアル をご覧ください。
1.4.5. 上限値¶
- 1つのテナントにつき16ポートまで購入できます。1契約につき最大128ポートまで購入できます。
- 1つのEndpointに登録できるVirtual Port (XaaS)【Pattern X】は16ポートです。
1.4.6. 注意事項¶
1.4.6.1. ご利用時の注意事項¶
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】は、提供クラウド事業者の変更は提供しておりません。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】は、公開情報登録後に課金開始され、公開情報削除後に課金停止となります。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】の購入数ではなく、公開情報登録(Published Service)数での課金となります。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】は、公開情報登録の公開サービス名の変更はできません。登録時にはご注意願います。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】を接続元としてFIC-Port/Router・各種Cloud事業者と接続することはできません。
FIC-Virtual Port(XaaS)【Pattern X】はVirtual PortをXaaS事業者(B)が申し込みする際に、XaaS事業者(A)の承認が必要です。
Virtual Port (XaaS)【Pattern X】購入申請先、XaaS事業者(A)のテナントIDと、Port(F番)は、XaaS事業者(B)とXaaS事業者(A)で情報提供を行う必要あるので、事前に確認が必要です。
VLAN-IDの変換は出来ません。
同一Virtual Port(XaaS)で、【Pattern S】と【Pattern X】両方の用途での利用は不可です。
- FIC-Port(XaaS)のメンテナンス情報は、FIC-Port(XaaS)を所有しているXaaS事業者(A)にのみ通知されます。XaaS事業者(A)は、必要に応じてXaaS事業者(B)への周知を実施ください。
- XaaS事業者(B)へメンテナンス情報の通知はされませんので、メンテナンスの詳細については、XaaS事業者(A)へお問い合わせください。また、XaaS事業者(B)の方は、必要に応じてサービス利用者への周知を実施ください。
1.4.6.2. お申し込み時の注意事項(共通)¶
- 申し込み受付完了後、設定が完了するまでの間は他の申し込みを行うことができません。
- API権限管理機能 のIAMロールにて、読み取り専用(GETメソッドのみ許可)の権限を割り当てたユーザのお客さまは、申し込みできません。
1.4.6.4. お申し込み時の注意事項(廃止)¶
- なし