2.3.5. Flexible InterConnect(FIC)接続を申し込む

このページでは、データセンターやパブリッククラウドなどに対して閉域の接続を行うために必要なFlexible InterConnect(FIC)接続のお申し込みの手順について説明します。本手順を行うことでFIC接続サービスのご利用が可能となります。

2.3.5.1. 注意事項・前提条件

本手順は、docomo business RINKサービスをご契約済みで、コンソールへすでにログイン済みであることを想定しております。
Arcstar Universal Oneサービスとの接続のお申し込みについては「 2.3.6. かんたん接続でFlexible InterConnect(FIC)を申し込む 」をご参照ください。

2.3.5.2. 事前に準備いただくもの

Flexible InterConnect(FIC)接続のお申し込みにはVPN ID情報が必要となりますので、ご準備いただいたうえで本手順を実施ください。
詳細は、 VPN接続を申し込む をご参照ください。

2.3.5.3. お申し込み手順

1. 左のメニューから「Flexible InterConnect(FIC)接続」を選択します。
2. 「Flexible InterConnect(FIC)接続一覧」画面が表示されます。
3. [新規作成]ボタンを押下します。
../../_images/FIC_01.png
4. [Flexible InterConnectと接続]のラジオボタンを押下します。
../../_images/FIC_11.png
5. 下図の[STEP1]を押下します。
../../_images/FIC_12.png
6. 「Flexible InterConnect(FIC)接続新規作成」画面にて任意の「FIC接続名」を入力し、「VPN ID」、「FIC側への経路広告方法」をプルダウンより選択します。
../../_images/FIC_02.png
項目 説明 入力形式 設定後変更
FIC接続名 識別するための任意のFIC接続名を入力してください。 全角英数/仮名文字/スペース/記号、半角英数/仮名文字/スペース/記号可。最大文字数64文字まで。
VPN ID お客さまがFIC接続で利用するVPN IDを選択してください。 プルダウンより選択。 ×
FIC側への経路広告方法
docomo business RINKサービスからFlexible InterConnect(FIC)への経路広告方法を
「VPN側の経路をそのまま広告」、
「プライベートIPアドレスレンジ(192.168.0.0/16, 172.16.0.0/12, 10.0.0.0/8)を広告」、
「0.0.0.0/0 を広告」から選択します。
プルダウンより選択。

注釈

  • 入力項目名に「*」がある項目は必須の入力項目になります。必須箇所の入力に漏れがございますと、[確認]ボタンを押下することができません。
  • VPN側の経路、プライベートIPアドレスレンジ(10.0.0.0/8, 172.16.0.0/12, 192.168.0.0/16)、デフォルトルート(0.0.0.0/0) 設定は、docomo business RINKからFICへの経路広告のみをサポートします。
  • ルーターは、経路フィルタをサポートしておりません。経路フィルタについては、FIC機能の BGP Filter Egressの「サマライズ」について をご参照ください。
  • docomo business RINKサービスとFICサービス間の通信において、双方で受信可能な経路数において上限があります、詳細は、Flexible InterConnect(FIC)接続 をご参照ください。
  1. [確認]ボタンを押下します。
../../_images/FIC_03.png
  1. 「以下の情報でリソースを作成します。」画面にて表示される内容を確認し、[作成]ボタンを押下します。
../../_images/FIC_05.png
  1. 「FIC接続IDを作成しました。」画面が表示されます。このままFlexible InterConnect(FIC)との接続手順を続ける場合は「作成に進む」ボタンを押下し、手順13へ進んでください。それ以外は[閉じる]ボタンを押下します。
../../_images/FIC_06.png
  1. 「Flexible InterConnect(FIC)接続一覧」画面を表示し、作成したFIC接続IDの「オーダーID」が発行されていることを確認します。
../../_images/FIC_07.png
  1. 作成した「FIC接続ID」を押下して「Flexible InterConnect(FIC)接続詳細」画面を表示し、正しく作成されていることを確認します。手順13のFlexible InterConnect(FIC)接続手順にて「FIC Public Service Key」が必要になりますので、メモ帳等にお控えいただき「FICコンソールに遷移」ボタンを押下します。
../../_images/FIC_08.png
  1. [FICコンソールに遷移]ボタンを押下します。
../../_images/FIC_13.png
  1. Flexible InterConnect(FIC)との接続手順については「基本構築ガイド」の「15.FICルータとdocomo business RINKの接続」内の「15.9. FICルータの購入及び設定」および「15.10. FIC-Connection(Router-Port(XaaS))の作成」をご参照ください。
  2. 手順13のFICの接続手順完了後、「Flexible InterConnect(FIC)接続 詳細」画面にて、作成した「FIC接続ID」の「リソースステータス」が「active」になっていることを確認します。
../../_images/FIC_10.png

注釈

  • Flexible InterConnect(FIC)接続のお申し込みが失敗する、または上手く進まないなどの場合については、チケットにて、お問い合わせください。詳細は、 チケットシステムのご利用方法 をご参照のうえ、「チケット種別」を項番10の「 [問合せ]ポータル操作不具合の問合せ 」でご起票ください。

  • FIC接続にて「Arcstar Universal One」と接続を行う場合は、「 2.3.6. かんたん接続でFlexible InterConnect(FIC)を申し込む 」をご参照ください。

  • FIC-Connection(Router-Port(XaaS))を購入する場合は、FICコンソールにログインしXaaS接続の購入時に、下図の赤枠に示す「docomo business RINK_10G Port(XasS)」「docomo business RINK_10M-1G Port(XasS)」「docomo business RINK_2G-5G Port(XasS)」の3つの接続帯域からご希望の接続帯域を選択してください。

    ../../_images/FIC_09.png
  • 「FIC-Connection(Router-Port(XaaS))を購入する」にある、「購入から接続承認申請までの流れ」の手順6. 項番16の「公開リソース名」でのPrimary側への選択には、「Primary」の名称が付与されたものを、Secondary側への選択には、「Secondary」の名称が付与されたものを指定してください。指定を誤ると接続の承認が却下されます。