1.1.オフィシャルテンプレートからインスタンスを作成する¶
注釈
1.1.1.インスタンスの作成¶
詳細 | ご利用になるサーバー名称やスペック(flavor)、サーバーの起動イメージ、サーバーを設置するゾーンの設定 |
データボリューム | データボリュームを追加してインスタンスを作成する場合に、追加するボリュームを指定します |
アクセスとセキュリティ | サーバー管理者のキーペアの登録およびSSHでアクセスする際の管理者パスワードの設定 |
Post-Install script | サーバーの初期設定において、お客様側でカスタマイズを実施したい場合にスクリプトをアップロードしておくことで、作成時にスクリプトを実行します |
ネットワーク | サーバーが接続するロジカルネットワーク、およびIPアドレスの設定。事前にロジカルネットワークを作成しておく必要があります。 |
メタデータ | インスタンスに対してHA機能を有効化、メタデータの登録ができます。 |
セキュリティグループ | インスタンスを作成する際に接続するネットワークのポートに対して、セキュリティグループを適用できます。 |
注釈
1.1.2.インスタンスの作成 - 詳細¶
ここでは、インスタンスのOS上ホスト名やスペック(flavor)、サーバーの起動イメージ、サーバーを設置するゾーンの設定を行います。
ゾーン/グループ | サーバーインスタンスを作成するゾーンをプルダウンから選択 |
インスタンス名 | サーバーインスタンスの名前 |
フレーバー | 作成するサーバーインスタンスのCPU、メモリの組み合わせをプルダウンから選択 |
インスタンスのブートソース | ・サーバーインスタンスを作成する際のブートイメージを「イメージ」、「スナップショット」、「ボリューム」の中から選択します。ここでは「イメージから」を選択します。
・「ボリューム」を選択する場合は 2.11.ブータブルボリュームを作成する 、「スナップショット」を選択する場合は 2.7.インスタンスのスナップショットを作成する を事前に参照してください。
|
イメージ名 | 作成するインスタンスのベースとなるイメージを選択します。ここでは、サーバーインスタンス用のWindowsテンプレートを選択します。 |
注釈
インスタンスのブートソースを、「イメージ」として選択された場合は、インスタンス作成・起動時に自動で起動イメージの入ったボリュームが作成され、インスタンスが起動します。 ただし、インスタンスを削除した際に、起動イメージの入ったボリュームは削除されます。
注釈
1.1.3.インスタンスの作成 - データボリューム¶
1.1.4.インスタンスの作成 - アクセスとセキュリティ¶
サーバーインスタンスへのログインにキーペアを使用したい場合、インスタンス作成時にキーペアを指定することができます。
注釈
キーペアの作成にあたっては、以下の2通りの方法があります。
- 「サーバーインスタンス」→「コンピュート」と進み、「キーペア」のタブをクリックして、「キーペアの作成」を実行します。「キーペアの作成」を実行すると、.pemファイルのダウンロードが自動で行われます。.pemファイルは、作成したサーバーインスタンスのログインにあたっての秘密鍵となりますので、大切に保管してください。
- サーバーインスタンス作成時に、キーペアのインポートを実施。インポートにあたっては、事前にお客さま側の端末においてssh-keygenコマンドを使用して公開鍵・秘密鍵を作成しておく必要があります。
1.1.5.インスタンスの作成 - Post-install script¶
1.1.6.インスタンスの作成 - ネットワーク¶
ここでは、作成するインスタンスを1つのネットワークに接続するため、下図のように設定しています。
注釈
静的にIPアドレスを付与したい場合は、上図のように設定したいNICにIPアドレスを手動で入力します。入力されない場合は、IPアドレスはロジカルネットワークの作成時点で設定した「IPアドレス割り当てプール」から自動的に払い出しが実施されます。
接続先ポートを指定する場合は、対象ポートにあらかじめ固定IPアドレスを設定しないとドロップダウンリストに表示されません。ポートの追加手順は こちら をご覧ください。
1.1.7.インスタンスの作成 - メタデータ¶
インスタンスのメタデータを設定します。ここでは作成するインスタンスに対してHA機能の有無を選択することができます。
注釈
HA機能をオフにしたインスタンスが当社メンテナンス等により停止した場合、自動で起動はされませんので、お客さま自身で起動いただく必要があります。
1.1.8.インスタンスの作成 - セキュリティグループ¶
注釈
- セキュリティグループは事前に作成しておく必要があります。
- セキュリティグループの仕様・操作手順は、 こちら をご覧ください。
注釈
注釈
オフィシャルイメージテンプレートのCentOS、Rocky Linux、Ubuntuを使用して作成されたインスタンスの初期ユーザおよびパスワードについては、下記詳細情報をご確認ください。
- Cent OS https://sdpf.ntt.com/services/docs/os/service-descriptions/rsts/centos.html#id10
- Rocky Linux https://sdpf.ntt.com/services/docs/os/service-descriptions/rsts/rocky.html#id10
- Ubuntu https://sdpf.ntt.com/services/docs/os/service-descriptions/rsts/ubuntu.html#id10
また、初回ログイン後、パスワードを任意のものに変更することが可能です。
注釈
作成したリソースを直接インターネットゲートウェイに接続される場合は、外部からの攻撃の被害を防ぐためにOS上でのセキュリティ設定を実施していただくことを推奨いたします。一般的な設定方法については、 (参考)OS上の一般的なセキュリティ設定方法 をご確認ください。