2. Super OCN Flexible Connect Consoleのご利用方法¶
2.1. Super OCN Flexible Connect Consoleのご利用方法¶
Super OCN Flexible Connect Consoleへは、 Smart Data Platform ポータルより遷移します。

Super OCN Flexible Connect Consoleへの遷移後、トップ画面は [ダッシュボード] となります。
ダッシュボードでは、各リソースのステータスが表示されます。


Super OCN Flexible Connectは以下のリソースを組合わせてサービスを構築・利用して頂くことが可能です。

リソースの作成やリソース間の紐付けについては以下、数字の順番で実施してください。

オーダ履歴については、 [オーダ履歴] を押下しすると、これまでの全てのオーダ履歴が表示されます。

注釈
2.2. 各リソースのステータスについて¶
オーダステータス、リソースステータスについては各ステータスの遷移に応じて状態が表示されます。

■ 各リソースのActive/Inactiveタイミング
項番 |
リソース |
Active |
Inactive |
備考 |
1 |
回線リソース |
・FIC接続タイプの場合は、FIC側で作成し、処理が完了したタイミング
・アクセスラインタイプの場合は、ユーザがアクティベート処理を実施したタイミング
|
・FIC接続タイプの場合は、FIC側で削除し、処理が完了したタイミング
・アクセスラインタイプの場合は、ユーザがリソース削除を行い処理が完了したタイミング
|
|
2 |
JPNIC担当グループハンドルリソース |
ユーザがリソースを作成し、処理が完了したタイミング |
ユーザがリソースを削除し、処理が完了したタイミング |
|
3 |
IPアドレスリソース |
ユーザがリソースを作成し、処理が完了したタイミング |
ユーザがリソースを削除し、処理が完了したタイミング |
・OCN割当ユーザNW IPアドレスは処理が受付されたタイミングで払出
・JPNIC担当グループハンドル/IPアドレスリソースはセットでActive/Inactiveになります
|
4 |
IRR-Objectリソース |
ユーザがリソースを作成し、AS管理者が承認登録(One time passcode)を実施したタイミング |
ユーザがリソースを削除し、処理が完了したタイミング |
|
5 |
ルーティングリソース |
ユーザがリソースを作成し、ルーティングリソースに紐づけられている全てのリソースがActiveと且つ、OCNルータに対して設定が行われ、処理が完了したタイミング |
ユーザがリソースを削除し、OCNルータに対して設定削除され、処理が完了したタイミング |
リソースを作成したタイミングで、Connected IPが払出 |
6 |
コミット帯域リソース |
・Work space内に最初のルーティングリソースが作成されたタイミングで自動的にコミット帯域リソースは作成されInactiveとなる
・Work space内のルーティングリソースが1つでもActiveとなったタイミングで、コミット帯域リソースもActiveとなる
|
Work space内の全てのルーティングリソースが削除されたタイミングで自動的にInactiveとなる |
■ オーダ履歴における 「オーダ種別」 と 「リソース種別」 について
項番 |
オーダ種別 |
内容 |
1 |
create |
リソースの 作成 オーダ |
2 |
update |
リソースの 変更/編集 オーダ |
3 |
delete |
リソースの 削除 オーダ |
4 |
autoscale |
オートスケーリングによる上限帯域変更 オーダ |
項番 |
リソース種別 |
内容 |
1 |
circuits |
回線リソース |
2 |
routing |
ルーティングリソース |
3 |
jpnic-group-contacts |
JPNIC担当グループハンドルリソース |
4 |
ocn-assigned-address |
IPアドレスリソース |
5 |
irr-objects |
IRR-Objectsリソース |
6 |
commit |
コミット帯域リソース |
7 |
autoscale-rule |
オートスケーリングルールリソース |
8 |
autoscale-circuit-config |
回線リソースに対するオートスケーリング設定リソース |
9 |
autoscale-template |
オートスケーリングテンプレートリソース |
2.3. 各リソースのID体系について¶
リソース種別 |
ID体系 |
・circuits / 回線リソース |
cx + 数字8桁 (例:cx01234567) |
・routing / ルーティングリソース
・jpnic-group-contacts / JPNIC担当グループハンドルリソース
・ocn-assigned-address / IPアドレスリソース
・irr-objects / IRR-Objectsリソース
・commit / コミット帯域リソース
・autoscale-rule / オートスケーリングルールリソース
・autoscale-circuit-config / 回線リソースに対するオートスケーリング設定リソース
・autoscale-template / オートスケーリングテンプレートリソース
|
oc + 数字10桁 (例:ox0123456789) |
2.4. Super OCN Flexible Connect 構成ガイド¶
Super OCN Flexible Connect のサービスを使用して構成することが可能な構成例や必要なリソース、注意事項について記載しています。
ケース1:回線を冗長化し、1つのネットワークアドレスをActive/Stanbyで接続¶

項番 |
Consoleから作成が必要なリソース |
数量 |
備考 |
1 |
2 |
・冗長化する場合は、POP/収容装置を複数リソースで別々のものを選択 |
|
2 |
1 |
JPNIC担当グループハンドルはIPv4,IPv6それぞれで作成が必要 |
|
3 |
1 |
・IPアドレスリソースは作成時は、JPNIC担当グループリソースが必要
・1申請あたり、IPv4は最大で/24まで、IPv6は/48のみ、割当希望が可能
|
|
4 |
2 |
・IPアドレスリソースは作成時は、回線リソース・IPアドレスリソースが必要
・OCNからIPアドレスを割当てる場合で且つ冗長化の場合は、Private AS(AS65000)となります(Global ASは利用できません)
・回線リソースに紐づけるIPアドレスリソース(IPアドレスブロック)に対して、OCN→ユーザ向けのトラフィック経路優先度をA > B > C > Dの順で設定
|
|
5 |
1 |
・ルーティングリソースが新規にされると自動的に初期値として「10Mbps」のコミット帯域が設定
・コミット帯域は初月のみ月途中で変更が可能
|