3.1. 回線リソースの新設 (イーサアクセス)¶
回線リソース(イーサアクセス)・アクセス回線の提供概要¶
・Super OCN Flexible Connectにアクセス回線を用いた接続イメージは下図の通り
・ 「回線リソース」 は、アクセス回線のリソース情報/状態の管理、OCNに接続する収容ルータの管理、上限帯域を設定/管理
・ 「アクセス回線」 は、ユーザビルからOCNの収容ルータまで物理的に敷設・接続する回線そのもの
・アクセス回線を利用する場合、Console/APIから「回線リソース」、申込書による「アクセス回線」の申込の両方が必要
項番 | ID名 | IDの説明 | IDの形式 |
1 | 回線リソースID | 回線リソースに対して一意に付与されるID。Console/APIにて管理 | cx + 数字8桁 (例:cx01234567) |
2 | アクセスラインID | 物理的なアクセス回線に付与されるID。アクセス回線の申込時に必要 | アクセスタイプが NTT Comタイプの場合:Y+アルファベット1文字+数字4桁+P+数字2桁 (例:YM1234P01)
アクセスタイプが NTT東日本・西日本ワイドタイプの場合:数字9桁(例:987654321)
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回線リソース(イーサアクセス)の開通までの主な流れ¶
①回線リソース作成¶
1.左のメニューから [回線] を選択し、 [新規作成] ボタンを押下
2.回線リソースの申込項目を記入の上、 [確認] を押下し、申込内容を確認の上、 [作成] を押下すると申込されます
項番 | 項目 | 説明 | 入力形式 |
1 | 識別名 | ユーザが任意に付与できる識別名 | 全角・半角・記号。最大文字数 64 Bytes |
2 | 回線種別 | アクセス回線の種別を以下から選択します
・NTT Comタイプ (アクセス回線の敷設先がユーザビルの場合)
・NTT東日本・西日本ワイドタイプ (アクセス回線の敷設先がユーザビルの場合)
・ハウジングタイプ (アクセス回線の敷設先がNTT Comデータセンタ内ハウジングラックの場合)
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プルダウンにて選択 |
3 | 物理インターフェース速度 | 物理インターフェースの速度を以下から選択します
・100Mbps
・1Gbps
・10Gbps
・100Gbps
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プルダウンにて選択 |
4 | 上限帯域(bps) | 回線の帯域上限値を以下から選択します
・10Mbps~100Mbps(10Mbps毎)
・100Mbps~1,000Mbps(100Mbps毎)
・1Gbps~10Gbps(1Gbps毎)
・10Gbps~100Gbps(10Gbps毎)
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プルダウンにて選択 |
5 | POP | アクセス回線の接続POPを以下から選択します
(設置場所エリア/都道府県とPOPの対象表を参照)
・hkd-a (北海道)
・sdj-a (宮城)
・tyo-a (東京)
・kng-a (神奈川)
・ngo-a (愛知)
・osa-a (大阪)
・hij-a (広島)
・fuk-a (福岡)
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プルダウンにて選択 |
6 | 収容装置 | アクセス回線の接続POPを以下から選択します
・hkd-a-03 (北海道 装置#3)
・sdj-a-05 (宮城 装置#5)
・tyo-a-03 (東京 装置#3)
・tyo-a-04 (東京 装置#4)
・kng-a-01 (神奈川 装置#1)
・kng-a-02 (神奈川 装置#2)
・ngo-a-05 (愛知 装置#5)
・ngo-a-06 (愛知 装置#6)
・osa-a-03 (大阪 装置#3)
・osa-a-04 (大阪 装置#4)
・hij-a-05 (広島 装置#5)
・hij-a-06 (広島 装置#6)
・fuk-a-03 (福岡 装置#3)
・fuk-a-04 (福岡 装置#4)
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プルダウンにて選択 |
■ 設置場所エリア/都道府県とPOP対照表
エリア | 都道府県 | POP | 収容装置 |
北海道 | 北海道 | hkd-a (北海道) | hkd-a-03 (北海道 装置#3)
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東北 | 青森/岩手/宮城/秋田/山形/福島 | sdj-a (宮城) | sdj-a-05 (宮城 装置#5)
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関東甲信越 | 茨木/栃木/群馬/新潟/山梨/長野/東京/埼玉/千葉 | tyo-a (東京) | tyo-a-03 (東京 装置#3)
tyo-a-04 (東京 装置#4)
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関東甲信越 | 神奈川 | kng-a (神奈川) | kng-a-01 (神奈川 装置#1)
kng-a-02 (神奈川 装置#2)
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東海 | 愛知/静岡/岐阜/三重 | ngo-a (愛知) | ngo-a-05 (愛知 装置#5)
ngo-a-06 (愛知 装置#6)
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関西/北陸/四国 | 大阪/滋賀/京都/兵庫/奈良/和歌山/富山/石川/福井/徳島/香川/愛媛/高知 | osa-a (大阪) | osa-a-03 (大阪 装置#3)
osa-a-04 (大阪 装置#4)
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中国 | 広島/岡山/鳥取/島根/山口 | hij-a (広島) | hij-a-05 (広島 装置#5)
hij-a-06 (広島 装置#6)
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九州 | 福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄 | fuk-a (福岡) | fuk-a-03 (福岡 装置#3)
fuk-a-04 (福岡 装置#4)
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注釈
■ 設置場所エリア/都道府県とPOPとの組合せが誤っていた場合、接続/提供が出来ませんのでご注意ください
■ 複数の回線リソースを用意し、冗長化する場合は、必ず収容装置を回線リソース毎に分けて作成ください
■ アクセス回線の申込時に以下の情報が必要になりますので、回線リソース申込後、詳細画面にて以下をご確認ください
・アクセスタイプ(NTT Comタイプ/NTT東日本・西日本ワイドタイプ/ハウジングタイプ)
・回線リソースID( cx + 数字8桁 (例:cx01234567))
・収容装置
・収容VLAN ID
②アクセス回線申込¶
1.アクセス回線申込書に必要事項をご記入ください(アクセス回線申込書フォーマットは弊社営業担当よりお問合せください)
アクセス回線申込書の「回線リソース情報」欄、「回線情報」欄には、Consoleで回線リソースの詳細情報を確認の上、対応する項目(番号)の内容をご記入ください
2.アクセス回線申込書を弊社営業・デリバリ担当に送付ください
アクセス回線後に、弊社から「アクセスラインID」がメール等で通知されます。
・ アクセスタイプが NTT Comタイプの場合:Y+アルファベット1文字+数字4桁+P+数字2桁 (例:YM1234P01)
・ アクセスタイプが NTT東日本・西日本ワイドタイプの場合:数字9桁(例:987654321)
注釈
・既存でOCNの別サービス(インターネットGW OCNなど)で利用しているアクセス回線は、本サービスでの継続利用はできません
・本サービスへ移行する場合は、物理的なアクセス回線も含め、一旦廃止の上、再度新設の申込が必要になります
③現地調査・④アクセス回線工事¶
1.弊社営業/デリバリ担当より現地調査やアクセス回線開通工事の日程、入館に関するご連絡・調整をさせていただきます
2.弊社から派遣の工事作業員が現地調査/アクセス回線工事を実施します
注釈
アクセス回線の申込から開通工事完了までには、現地調査・設計構築・各種現地工事等があるため、通常1.5か月以上の納期が掛かります
⑤回線リソースアクティベート/⑥回線リソース利用開始¶
注釈
・アクセス回線の宅内工事完了後、自動的に回線リソースがアクティベートされた後に、利用を開始することができますが、
アクティベートまで 数営業日 掛かりますので、ご注意いただくとともに、
利用を開始される日の数営業日前までに、アクセス回線宅内工事日を設定するようお願いいたします。