SIM情報のメンテナンス( docomo IoT回線管理プラットフォーム )


対象アクセス回線

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本チュートリアルでは、 IoT Connect Gateway をご利用になる「 docomo IoT回線管理プラットフォーム 」のSIM情報の更新方法を説明いたします。

SIM情報の確認

  1. ビジネスポータルにログインし、対象のワークスペースを選択後、メニューから「 IoT Connect Gateway 」を選択します。

    メニュー
  2. IoT Connect Gateway のコンソール画面が表示されますので、左メニュー赤枠箇所の切り替えボタンをクリックします。

    回線選択
  3. 切り替えボタンをクリックすると、「IoT Connect Mobile Type S」から「IoT回線管理PF」のコンソール画面に切り替わります。

    回線選択2
    回線選択3
  4. 左メニューの「デバイス管理」 > 「SIM」をクリックすると、SIMが一覧表示されます。

以下のような画面が表示された場合、 docomo IoT回線管理プラットフォーム のSIM連携がされておりませんので、 こちら のチュートリアルをご確認ください。

SIMが存在しない場合

SIM情報の更新

  1. 左側のメニューから、「デバイス管理」 > 「SIM」をクリックします。SIM連携がお済みの場合は、 docomo IoT回線管理プラットフォーム のSIMが以下のような一覧で表示されます。

  2. リストの各行の右にある「鉛筆」アイコンをクリックすることで、編集が可能になります。

    鉛筆アイコン
  3. 初期状態では以下のような項目が設定されています。入力可能な項目は全て任意の項目となります。

    初期状態
  4. 必要な情報の設定が終わりましたら、「保存」ボタンを押します。


基本情報

  • ICCID

    固有の識別番号です。この項目は修正出来ません。

  • IMSI

    15桁の国際的な加入者識別番号です。この項目は修正出来ません。

  • MSISDN

    いわゆる電話番号です。

  • IMEI

    15桁の国際移動体装置識別番号です。

  • デバイス名

    SIMを実際に挿すデバイスの識別にご利用ください。個別の名称でなくても、問題ありません。 こちらは設定することを推奨します。 全角文字、半角スペース、"$" は使用できません。

  • IPアドレス

    固定で割り振られるIPアドレスです。この項目は修正出来ません。

  • 所属グループ

    SIMを所属させるグループをこちらで選択することも可能です。先にグループの作成が必要となります。SIMを1、2枚などの小数追加した際には、こちらから既存のグループに所属させることをお薦めします。

  • 説明

    任意項目です。用途に応じて分かりやすい内容をご入力ください。


Option Data

  • 付与情報

    SIMごとに3つまで自由に設定可能です。全角文字、半角スペース、"$" は使用できません。プレースホルダとして利用が可能です。 詳細については、こちらの 「Path」設定 を参照ください。


Things Cloud 向け設定(トグルスイッチをオンにすると表示されます)

Things Cloud をご利用の場合には設定が必要です。

TC
  • システムID

    HTTP、TCPにて Things Cloud をご利用の場合に必要な項目です。

    事前に Things Cloud にてデバイス登録を行った場合、 Things Cloud から提供されるシステムID(Managed Object ID)を設定します。

    初回通信にてデバイス自動登録機能を利用される場合には、デバイス登録後に自動的に反映される項目となりますので、システムIDの入力は不要となります。

  • MQTTクライアントID

    Things Cloud から提供されるMQTTクライアントIDを設定します。 MQTTプロトコルでのご利用時に必須 となります。

詳細については、こちらのリンク を参照ください。


Azure 向け設定(トグルスイッチをオンにすると表示されます)

Azure IoT にて、MQTTをご利用の場合に必須となる設定項目です。

Azure
  • AzureデバイスID

    Azure IoT にてお客様が作成したデバイスのデバイスIDを設定します。 MQTTプロトコルでのご利用時に必須 となります。

    MQTTの場合、クラウド上で作成したIoTデバイスと、実際のデバイスが1:1の関係となります。クラウド側で命名したデバイスIDと同じものを登録して下さい。


AWS/汎用サーバー向け設定(トグルスイッチをオンにすると表示されます)

AWS/汎用サーバーにて、MQTTをご利用の場合に必須となる設定項目です。

AWS
  • AWS/汎用サーバーデバイスID

    AWS/汎用サーバーにてお客様が作成したデバイスのデバイスIDを設定します。 MQTTプロトコルでのご利用時に必須 となります。

    MQTTの場合、クラウド上で作成したIoTデバイスと、実際のデバイスが1:1の関係となります。クラウド側で命名したデバイスIDと同じものを登録して下さい。

IMEIの反映

SIM連携後、SIM一覧画面にはIMEIが反映されませんので、「詳細」からIMEIを反映します。


  1. 左側のメニューから、「デバイス管理」 > 「SIM」をクリックします。

  2. SIM一覧画面のリストの各行の右にある「詳細」アイコンをクリックします。

    鉛筆アイコン
  3. 「IoT回線管理PF SIM情報」項目にある「反映」ボタンをクリック > 「OK」をクリックすると、対象SIMのIMEIを反映します。

    IMEI反映

IMEI反映
  1. 「戻る」をクリックします。

    IMEI反映
  2. SIM一覧画面に戻ると、IMEIが反映されていることを確認できます。

    IMEI反映

メッセージ送信時のコマンド例

  1. 左側のメニューから、 デバイス管理 > SIMをクリックします。

  2. メッセージ送信例アイコンをクリックします。

    メッセージ送信例
  3. メッセージ送信時のコマンド例が表示されます。鉛筆アイコンをクリックすると、コマンドを編集出来ます。コピーアイコンをクリックすると、コマンド例をコピー出来ます。

    メッセージ送信例2