利用できる機能

機能一覧

ベアメタルサーバーメニューでは大きく3つの機能を提供しております。

1. ベアメタルサーバーの作成
2. ベアメタルサーバーの削除
3. ベアメタルサーバーの管理

ベアメタルサーバーの作成


機能

説明

スタンダードプラン

シャーシ詳細

シャーシID

N/A

スペック

N/A

サーバー詳細

サーバー名

ベアメタルサーバーの名称、オフィシャルイメージテンプレートのOSホスト名を設定できます。

フレーバー

ベアメタルサーバーを複数のスペックのフレーバー(提供されるベアメタルサーバーのメニュー)から選択できます。

イメージ名

オフィシャルイメージテンプレート

本メニューが規定するOSイメージテンプレートを選択し、ベアメタルサーバーにプレインストールできます。

ゾーン/グループ

ベアメタルサーバーが所属するグループの指定/ランダム(Any Zone)の設定ができます。

アクセスとセキュリティ

キーペア名

キーペアの選択

ベアメタルサーバーにアクセスするSSHキーペアを作成/登録し、作成するベアメタルサーバーのSSHキーペアとして選択できます。
1つのSSHキーペアを複数のベアメタルサーバーのSSHキーペアとして利用できます。

キーペアのインポート

SSHパブリックキーをインポートできます。

管理者パスワード

オフィシャルイメージテンプレートの管理者パスワードの設定ができます。

ネットワーク

ロジカルネットワークの選択

事前に作成したロジカルネットワークをベアメタルサーバーに設定できます。
最低1ロジカルネットワーク(データプレーン)、最大4ロジカルネットワーク(データプレーン:2 / ストレージプレーン:2)を設定できます。

IPアドレス設定

固定IPアドレスをベアメタルサーバーの物理NICポート/ロジカルネットワークのポートに設定できます。

ディスク

ディスク設定

ディスクのパーティショニング設定を行うことができます。方法は以下の2通りがあります。
1) Automatic
本メニューの既定値で設定します。
2) Manual
お客さまは、 LVM, Size, File type, Labelなどの詳細を設定できます。
JSONフォーマットで設定パラメーターを記入することが必要です。
詳細はAPIリファレンスを参照ください。

RAIDレベル

RAIDレベル設定は本メニューの既定値で設定します。
ベアメタルサーバーは、OSインストール領域については RAIDレベルはRAID1での提供となります。

Post-install script

ベアメタルサーバーの提供後、自動で実行可能なスクリプトを設定できます。

メタデータ

ベアメタルサーバー提供時のベアメタルサーバーのメタデータを設定できます。

パーソナリティ

ベアメタルサーバーのご利用開始前に、SSH Keyや設定ファイルなどをベアメタルサーバーのファイルシステムに入れることができます。



ベアメタルサーバーの削除

機能

説明

スタンダードプラン

ベアメタルサーバーの解約

N/A

ベアメタルサーバーの削除

ベアメタルサーバーを選択し、削除できます。

ディスク内データの消去

サーバーを削除した後、ハードディスク内のお客さまデータは自動的に消去されます。



ベアメタルサーバーの管理


機能

説明

スタンダードプラン

電源操作

作成したベアメタルサーバーの電源操作については、ベアメタルサーバーの起動と停止、および再起動が実施できます。
各種電源操作は、下記2通りの方法で実行できます。
1)コントロールパネル上での操作
2)コンソール(iLO・iRMC)経由での操作

サーバーの起動

サーバーの起動ができます。

サーバーの停止

サーバーの停止は、2つのモードが選択可能です。
1)ソフトシャットダウン:ACPI経由での停止が実行されます。
2)ハードシャットダウン:Power Offが自動で実行されます。

サーバーの再起動(リブート)

サーバーのリブートは、2つのモードが選択可能です。
1)ソフトリブート:ACPI経由での再起動が実行されます。
2)ハードリブート:Power OffとPower Onが自動で実行されます。

ブートモードの変更

ブートモードを変更してサーバーを起動します。
サーバーが起動中だった場合、サーバーを停止してからブートモードを変更し、起動します。
ブートモードは5つのモードが選択可能です。
・ブートモードなし
・ディスクブート
・PXEブート
・ISOブート
・レガシーブート 1

BMCのリセット 2

BMC の不具合で筐体の監視やメディア接続機能等に不整合が発生した際に、BMCのリセットを実行いただけます。※電源、システムの停止は伴いません。
リセットのタイプは、デフォルトでは WARM ( GracefulRestart ) ですが、「BMCのコールドリセットを実施」のチェックボックスにチェックを入れた場合には COLD ( ForceRestart ) となります。

サーバー名の変更

サーバー名を変更できます。テナント内での重複名称の登録も可能です。

サーバーのメタデータ変更

ベアメタルサーバー作成時に設定したメタデータの情報を変更できます。

メディアのマウント

イメージ管理にアップロードしたプライベートISOイメージをベアメタルサーバーにマウントできます。マウントする方法としては以下の通りです。
1)カスタマーポータル/API経由でメディアの接続を用いて、プライベートISOイメージをマウントできます。
2)リモートコンソール機能でNTT Com網にSSL-VPN接続後、各サーバーのリモート管理機能を用いてISOイメージのリモートマウントを行うことができます。

メディアの接続

イメージ管理に格納したプライベートISOイメージをベアメタルサーバーにマウントするためのメディアに接続できます。

メディアの切断

接続されているメディアを切断できます。

リモートコンソールアクセス (RCA)

SSL VPN

お客さまは、インターネットVPN(SSL)経由でiLO・iRMCに接続できます。
1テナント毎に最大30ID提供されます。ポータルからID追加を行うことで最大30IDまで追加できます。

コンソールアクセス

お客さまは、ベアメタルサーバーのコンソールをKVM (Key board, video and mouse)により操作できます。
コンソールアクセスのためのURL, UsernameやPasswordは、カスタマーポータル/API経由で通知されます。

BMC

BMC (iLO, iRMC) によりベアメタルサーバーのイベントログ/ハードウェア状態を確認できます。
BMC:Baseboard Management Controller
iLO:integrated Lights-Out
iRMC:integrated Remote Management Controller

UEFI

カスタマーポータル/API経由でサーバーのUEFI(BIOS)の設定変更を行うことができます。

シャーシ詳細

概要

情報

N/A

サーバー詳細

概要

情報

サーバー名/ID/テナントID/受付時刻/受付後経過時間/ステータスを確認できます。

スペック

フレーバー/フレーバーID/CPU/メモリのスペックを確認できます。

物理NICポート

ベアメタルサーバーの4物理NICポートと各ネットワークNICポートに接続されているロジカルネットワークの情報を確認できます。

OSの設定

ディスクパーティショニングやRAID、メタデータなどの情報を確認できます。

UEFI

設定変更を行ったUEFIの設定状態を確認できます。

物理NICポート

ポートの追加

ベアメタルサーバーの物理NICポートに、ロジカルネットワークのポートを追加できます。
これにより、複数のロジカルネットワークの追加が可能となります。
ポート名/ポートの説明/ポートのタグ/ロジカルネットワーク/IPアドレス/セグメント種別(FLAT/VLAN)/セグメントIDの設定ができます。

ポートの設定変更

ロジカルネットワークのポートのポート名/ポートの説明/ポートのタグ/所属するロジカルネットワークの設定を変更できます。また、固定IPアドレス/MACアドレスを追加することもできます。

ポートの削除

ベアメタルサーバーの物理NICポートからロジカルネットワークのポートを削除できます。

API

OpenStackのNovaをベースとしたAPIを提供します。
(詳細はAPIリファレンスを参照ください)

注釈

1

v4,v5サーバーは非対応です。v4,v5でレガシーブートを選択した場合、ブートモードは変更されないままリブートがかかります。


注釈

2

連続で BMC をコールドリセットすると故障につながるため、短期間に連続実行することは控えてください。何らかの事情で連続して実行する場合は、5分以上時間をおいてから実行してください。



各機能の説明

ベアメタルサーバーの各機能について説明いたします。

ベアメタルサーバーの作成

サーバー詳細

サーバー名

ベアメタルサーバーの名称を設定できます。
テナント毎に一意な名称の設定を推奨します。
ベアメタルサーバー作成時、サーバー名はOSのホスト名としても設定されます。
しかし、お客さまがOSに設定するホスト名を変更した場合、カスタマーポータルで表示されるサーバー名は変更されませんのでご注意ください。

<スタンダードプラン>

項目

入力先

規則

全般

カスタマーポータル/API

利用可能文字 a-z A-Z 0-9 ハイフン ('-')
※最初と最後の文字は「ハイフン ('-')」を使用できません。

テンプレート毎の入力規則

オフィシャルイメージテンプレート

RHEL/CentOS/Ubuntu

カスタマーポータル/API

文字の長さ 1-63文字

Windows

カスタマーポータル/API

文字の長さ 1-15文字

vSphere

カスタマーポータル/API

文字の長さ 1-63文字

プライベートISOイメージ

文字の長さ 1-255文字
※他、お客さまISOイメージが持つ制約にご注意ください。


サーバーID

<スタンダードプラン>

本メニューがベアメタルサーバー単位に付与するIDです。
リージョン内においてユニークなIDが付与されます。
サーバーIDの変更はできません。


サーバースペック

サーバースペックについては、スタンダードプランでは既定のフレーバーから選択できます。

<スタンダードプラン>
カスタマーポータル/APIから、既定のフレーバーからサーバーを選択して本メニューをご利用いただけます。
異なるフレーバーを混在して利用することも可能です。

<ベアメタルサーバーの物理構成>

項目名

内容

CPU

フレーバーにより異なる

メモリ

フレーバーにより異なる

内蔵ディスク

フレーバーにより異なる

RAID Controller

RAID1

電源

2系統 Active / Active構成

NIC

10G ポート* 4 (Dual Port 10G Network Card * 2)



イメージ

<スタンダードプラン>

ベアメタルサーバーにプレインストールするオフィシャルイメージテンプレートを選択できます。
オフィシャルイメージテンプレートの内、ライセンスを含めて提供するテンプレートは、ベアメタルサーバー単位で課金されます。

オフィシャルイメージテンプレート

<スタンダードプラン>

本メニューが提供するテンプレートです。
ライセンスを含めて提供するテンプレートとオープンソースのテンプレートが存在しています。
OSの設定はあらかじめサービス仕様で規定されています。
各テンプレートの仕様は OSメニューの詳細情報 を参照してください。

OSの設定

<スタンダードプラン>

OSのセキュリティ設定は OSの詳細情報 を参照してください。

ゾーン/グループ

<スタンダードプラン>

お客さまは、収容グループについて、該当拠点で複数グループが存在する場合、グループを指定することも、指定なしとすることもできます。
グループの説明は リージョン/ゾーン/グループの詳細情報 を参照ください。


アクセスとセキュリティ

<スタンダードプラン>

SSHキーペア

お客さまは、SSHキーペアの新規作成および、既にお使いのSSHキーペアの登録ができます。
詳細は OSの詳細情報 を参照してください。
テナント毎に、120キーペアまで作成できます。

キーペアの選択

お客さまは、サーバーリストのキーペアページで事前に作成したキーペアを選択し、OSイメージに自動的に設定できます。

キーペアのインポート

お客さまは、キーペア名を設定した上で、お客さまのSSHパブリックキーをインポートできます。
(キーペアは、キーペア一覧のページで作成することも可能です。2つのパブリックキーとプライベートキーが生成されます。作成されたプライベートキーはお客さまの端末にダウンロードされます。なお、プライベートキーの管理は、お客さまとなります。サービスは責任を負いませんので、ご注意ください。)

管理者パスワード

<スタンダードプラン>

お客さまは、管理者パスワードを設定できます。このパスワードはSSHパスワードとして利用することもできます。
詳細は OSの詳細情報 を参照してください。

ネットワーク

<スタンダードプラン>

ベアメタルサーバー作成時のネットワーク設定

ベアメタルサーバーを作成する際、お客さまはすでに作成しているロジカルネットワークを選択します。
お客さまは、少なくともベアメタルサーバーの1つの物理NICポートに、1つのロジカルネットワーク(データプレーン)の設定とサブネット内から1つのIPアドレスをロジカルネットワークのポートに設定します。
(ベアメタルサーバーの4物理NICポート毎に1つのロジカルネットワークを設定できます。)
ロジカルネットワークの同一ID内に作成された複数のロジカルネットワークのポートを、ベアメタルサーバーの同一物理NICポートに設定することはできません。

なお、ロジカルネットワークのポート追加は、ベアメタルサーバーの作成後、ベアメタルサーバーの管理機能により実施できます。詳細は、 「ロジカルネットワークのポートの作成」 を参照してください。

ロジカルネットワークについては、 ロジカルネットワークの詳細情報 を参照してください。

<ベアメタルサーバー作成時のロジカルネットワークの選択時設定項目一覧>

設定項目

説明

必須

任意

固定IP

お客さまは、ロジカルネットワークのサブネットの範囲内でロジカルネットワークのポートに固定IPアドレスを設定できます。

N/A

IPアドレス指定無

DHCP有効/無効

ロジカルネットワークのサブネットの範囲内でロジカルネットワークのポートにIPアドレスが固定で設定されます。

N/A

  • ロジカルネットワークのポートのスタティックルートの設定は、有効化されません。お客さまは、手動でOSにスタティックルートを設定する必要があります。

  • ロジカルネットワークのDNS/NTPの設定は、データプレーン用途で作成されるロジカルネットワーク1に設定されるDNS/NTPの設定情報がOSに反映されます。
    その他のロジカルネットワークのDNS/NTPの設定は反映されません。複数のDNS/NTPの設定を行う場合は、手動でOSに設定する必要があります。
※ロジカルネットワークのDNSの設定情報はVMware ESXi for BYOLには反映されません。
詳細は、 VMware ESXi for BYOLの2.3.6.その他設定 を確認してください。
※JP7,JP8リージョンではDHCP機能は利用できません。
ただし、お客様自身で作成したDHCPサーバーのDHCP機能については、JP7リージョンでもご利用いただけます。

<物理構成>
ベアメタルサーバーの物理NICポートは4ポートが利用可能です。
物理NICポートは、異なるネットワークカードに2ポート毎にわかれており、それぞれロジカルネットワークのデータプレーン、ストレージプレーンに接続されています。 3

<ベアメタルサーバー作成時に設定するロジカルネットワークの値>

ロジカルネットワーク ID

プレーン

ポートID

ポート
セグメント種別 4
ポート
セグメントID [4]
ポート
サブネット
ポート
IPアドレス
物理
スイッチ#
物理
ネットワークポート ID
物理
NICポートID
物理
NICポート#
物理
NICポート
MACアドレス

ネットワークカード

自動割当

データ

自動割当

FLAT/VLAN

0/3

お客さま

固定

#1

自動割当

自動割当

1

老番

1

自動割当

ストレージ

自動割当

FLAT/VLAN

0/3

お客さま

固定

#2

自動割当

自動割当

2

若番

1

自動割当

ストレージ

自動割当

FLAT/VLAN

0/3

お客さま

固定

#3

自動割当

自動割当

3

若番

2

自動割当

データ

自動割当

FLAT/VLAN

0/3

お客さま

固定

#4

自動割当

自動割当

4

老番

2


3
物理NICポートを2ポート使用して冗長構成を組むことが可能です。
冗長構成を組んでいない場合は、ネットワーク機器の故障等に伴い接続が遮断されるため、冗長構成を組むことを強く推奨いたします。
また、冗長構成を組んでいる場合においても、対向のネットワーク機器が不安定な状態の場合は、物理NICポートのリンクがダウンせず一部の通信が不可となる場合がございます。
この場合は、不安定なNICをダウンさせることで、正しく冗長構成の切り替えが可能となります。

ネットワーク機器が不安定な場合の手動切り替え手順は下記の通りです。

4
デフォルトではセグメント種別はflat/セグメントIDは0で設定されています。
VLANの設定を行う場合は、ベアメタルサーバー作成後、ロジカルネットワークのポート追加を行ってください。
(必要に応じ、既存ポートを削除してください。)
オフィシャルイメージテンプレートでESXi for BYOLを選択した場合、ベアメタルサーバーの作成時から
セグメント種別はVLAN/セグメントIDは3が設定されています。
デフォルト設定値と異なるセグメントIDを利用する場合、ロジカルネットワークのポート追加を行う必要があります。

<オフィシャルイメージテンプレートの各OSが認識するNIC名称とベアメタルサーバーの物理NICポートとの対照表>

サーバーフレーバー General Purpose 1 / General Purpose 2 / General Purpose 3 / Workload Optimized 1 の場合

物理NICポートID

物理NICポート#

ポートのMACアドレス

ネットワークカード

Windows Server

RHEL, CentOS

Ubuntu

ESXi

自動割当

2

若番

1

Network 1

enp00s0f1

p1p1

vmnic1

自動割当

1

老番

1

Network 0

enp00s0f0

p1p0

vmnic0

自動割当

3

若番

2

Network 2

enp00s0f2

p1p2

vmnic2

自動割当

4

老番

2

Network 3

enp00s0f3

p1p3

vmnic3

サーバーフレーバー Workload Optimized 2 の場合

物理NICポートID

物理NICポート#

ポートのMACアドレス

ネットワークカード

Windows Server

自動割当

1

若番

1

Network 1

自動割当

2

老番

1

Network 0

自動割当

3

若番

2

Network 2

自動割当

4

老番

2

Network 3


<ベアメタルサーバー初期作成時のロジカルネットワークの設定イメージ>
ロジカルネットワークのポート追加 の設定イメージ図と合わせてご確認ください。
ベアメタルサーバー初期作成時のロジカルネットワークの設定イメージ

ハードディスクの設定

RAIDレベル

<スタンダードプラン>

  • General Purpose1 / General Purpose 2 / General Purpose 3 / Workload Optimized 1
    RAID1で設定された上で提供されます。

  • Workload Optimized 2
    ディスク2本のみ本メニューの既定値(RAID1)で設定します。残り34本のディスクには設定されません。
    お客さまによるRAIDレベル設定の実施方法は、チュートリアルの"Workload Optimized 2のRAID設定方法"を参照ください。

ディスクパーティショニング

  • 自動設定
    本メニューが指定するディスクパーティショニング設定を行います。OS毎に以下となります。
  • オフィシャルイメージテンプレート

  • RHEL/CentOS/Ubuntu
    プライマリストレージエリアは、‘/’として設定します。
    プライマリストレージの先頭には、GPTエリア、UEFIパーティション、そして、boot パーティションを作成します。
    ファイルシステムは、以下のように設定されます。
    RHEL/CentOS : xfs
    Ubuntu : ext4
    LVMは設定しません。

ディスクパーティショニング(RHEL7.3,7.5,8.1/CentOS/Ubuntu)

エリア名

GPTエリア

/boot/efi

/boot

/

File system

N/A

fat32 5

ext4

RHEL/CentOSの場合はxfs Ubuntuの場合はext4

Data volume

<1MB

512MB

512MB

<残りのエリア>

5

RHEL8.1/Ubuntuはfat32、それ以外のOSはfat16で提供されています。


ディスクパーティショニング(RHEL 7.9 ベアメタルサーバー v1フレーバー)

デバイスファイル名

マウントポイント

容量(MB)

ファイルシステム

/dev/sda1

/boot/efi

512 (0.5 GB)

vfat

/dev/sda2

/boot

488 (0.476 GB)

ext4

/dev/sda3

/

533504(521GB)

xfs


ディスクパーティショニング(RHEL 7.9 ベアメタルサーバー v2フレーバー)

デバイスファイル名

マウントポイント

容量(MB)

ファイルシステム

/dev/sda1

/boot/efi

512 (0.5 GB)

vfat

/dev/sda2

/boot

488 (0.476 GB)

ext4

/dev/sda3

/

429056(419GB)

xfs


ディスクパーティショニング(RHEL 8.8, 8.10 ベアメタルサーバー v3フレーバー)

デバイスファイル名

マウントポイント

容量(MB)

ファイルシステム

/dev/sda1

/boot/efi

511 (0.499 GB)

vfat

/dev/sda2

/boot

488 (0.476 GB)

ext4

/dev/sda3

/

429056(419GB)

xfs


ディスクパーティショニング(RHEL 8.8, 8.10, 9.2, 9.4 ベアメタルサーバー v4フレーバー)

デバイスファイル名

マウントポイント

容量(MB)

ファイルシステム

/dev/nvme0n1p1

/boot/efi

511 (0.499 GB)

vfat

/dev/nvme0n1p2

/boot

488 (0.476 GB)

ext4

/dev/nvme0n1p3

/

429056(419GB)

xfs


ディスクパーティショニング(RHEL 8.10, 9.4 ベアメタルサーバー v5フレーバー)

デバイスファイル名

マウントポイント

容量(MB)

ファイルシステム

/dev/nvme0n1p1

/boot/efi

511 (0.499 GB)

vfat

/dev/nvme0n1p2

/boot

488 (0.476 GB)

ext4

/dev/nvme0n1p3

/

429056(419GB)

xfs


  • Windows
    プライマリストレージエリアは、 ‘C:’として設定します。
    ファイルシステムは、NTFSとなります。
    プライマリストレージの先頭には、 Windows RE ToolsとESPおよびMSRのパーティションを作成します。
    (上記については、次のURLを参考にしてください。https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh824839.aspx)

    Pagefileは、‘C:’に16GBで作成されます。

ディスクパーティショニング(Windows)

エリア名

Windows RE

ESP

MSR

Windows (C:)

File system

Tools

N/A

N/A

NTFS / pagefile.sys

Data volume

300MB-1GB

500MB

128MB

<残りのエリア> / 16GB

  • VMware ESXi for BYOL
    パーティショニングはVMware社仕様にもとづき設定されます。
    プライマリストレージに、パーティションとファイルシステムを作成します。

ディスクパーティショニング(プライベートISO)

エリア名

<empty partition>

File system

N/A

Data volume

<全エリア>


  • 手動設定
    お客さまは、LVM, Size, File type, Labelなどの詳細を設定できます。
    JSONフォーマット(詳細は Smart Data Platform Baremetal Server API Reference をご参照ください。)で設定パラメーターを記入することが必要です。
    具体的にはOSに応じて、以下のディスクパーティショニングを設定できます。
  • RHEL / CentOS / Ubuntu
    1) LVMの設定をサポートします。
    2) お客さまは、Partitioning type, Label, LVM group, Partitioning size, Filesystem type, Mount pointなどを選択できます。
    3) ほぼすべてのファイルフォーマット(ext2, ext4, swap...) をサポートできます。
  • Windows
    1) お客さまは、各ディスクのPartitioning Sizeを指定できます。 (お客さまは、ドライブレターを変更することはできません。自動的にアサインされます。)
    2) 各ディスクの残りの容量は、"Unused"として残ります。
    3) ファイルフォーマットは、NTFSのみです。
    4) Windows(C:)のディスク容量は、100GB(pagefile.sys(16GB)含む)以上で設定してください。
  • VMware ESXi for BYOL
    ディスクパーティショニングの個別設定はできません。 ソフトウェアベンダー仕様にもとづき設定されます。

<参考>OS毎のLVM設定について
  • オフィシャルイメージテンプレート

オフィシャルイメージテンプレート

手動設定可/不可

手動設定可能な内容

RHEL/CentOS

vg_label : 利用可能文字 a-z A-Z 0-9 + _ . -
文字長 : 1-32 文字
fs_type : xfs, ext4, ext3, swap
マウントポイント : /, /var, /usr, /home

Ubuntu

vg_label : 利用可能文字 a-z A-Z 0-9 + _ . -
文字長 : 1-64 文字
fs_type : xfs, ext4, ext3, ext2, jfs, fat16, fat32, swap
マウントポイント : /, /home, /tmp, /usr, /var, /srv, /opt, /usr/local

SWAPキャパシティ

<スタンダードプラン>

使用するオフィシャルイメージテンプレートとベアメタルサーバーには、以下のSWAPエリアが確保されます。
また、「ディスクパーティション設定」にてManual を選択することで、SWAPのパラメータを独自に設定することも可能です。

オフィシャルイメージテンプレート

お客さまによる独自のSWAP領域指定

設定内容

サイズ(GB)

RHEL/CentOS/Ubuntu

実施した場合

お客さまが指定されたサイズ/マウントのポイントにSWAPエリアを確保します。

N/A

実施しない場合

自動的に本メニューのデフォルト設定でSWAPエリアを確保します。

16

Windows

実施不要

自動的に本メニューのデフォルト設定でSWAPエリアを確保します。

16


ポストインストールアクション

<スタンダードプラン>

サーバー立ち上げまでの時間を短縮することができる以下の機能を提供します。

ユーザーデータ

お客さまは、カスタマーポータル/API経由でベアメタルサーバーの提供後、自動で実行可能なスクリプトを設定できます。以下パラメーター上の制約があります。

項目名

設定方法

最大値

単位

Script数上限

カスタマーポータル/API

1

スクリプト

スクリプトのサイズ

カスタマーポータル

16

KB

API

64

KB

エンコーディング方式

カスタマーポータル/API

base64

N/A

<参考>フォーマットの例
各OSのフォーマット例は、以下を参考にしてください。

オフィシャルイメージテンプレート

実行ファイル

実行フォーマット

RHEL/CentOS/Ubuntu

cloud-init

https://help.ubuntu.com/community/CloudInit

Windows

cloudbase-init

https://github.com/stackforge/cloudbase-init

VMware ESXi for BYOL

N/A

N/A


パーソナリティパラメーター

<スタンダードプラン>

ベアメタルサーバーの提供前に、SSH Keyや設定ファイルなどをベアメタルサーバーのファイルシステムに入れることができます。
以下パラメーター上の制約があります。

項目名

設定方法

最大値

単位

ファイル数上限

カスタマーポータル/API

10

ファイル

ファイルパスの長さ

カスタマーポータル/API

255

Byte

スクリプトのサイズ

カスタマーポータル/API

10

KB

エンコーディング方式

カスタマーポータル/API

Base64

N/A

※OSがRHEL/CentOSの場合、/tmp以下にファイルを配置できません

メタデータ

<スタンダードプラン>

ベアメタルサーバー提供時のベアメタルサーバーのメタデータをKey/Valueペアのフォームで設定できます。
以下パラメーター上の制約があります。

項目名

設定方法

最大値

単位

設定可能最大ペア数

カスタマーポータル/API

128

ペア

設定可能最大文字列サイズ

カスタマーポータル/API

255

byte


ベアメタルサーバーの削除


ベアメタルサーバーの削除

<スタンダードプラン>

カスタマーポータル/APIから削除するベアメタルサーバーを選択して削除することが可能です。


ディスク内データの消去

<スタンダードプラン>

データ消去の規格については、NIST.SP.800-88r1の要求仕様を満たしておりデータの完全消去を実現しているため、データ削除後のデータ読み出しは不可能です。
ベアメタルサーバー廃止時も上記仕様を満たす方式にて実施します。
また、ディスク故障時の運用条件についてはPCIDSSに準拠します。
詳細は こちら を参照ください。


ベアメタルサーバーの管理

電源操作

<スタンダードプラン>

カスタマーポータル/APIから以下を実行できます。

項目名

内容

サーバーの起動

サーバーの起動ができます。

サーバーの停止

サーバーの停止は、2つのモードが選択可能です。
1) ソフトシャットダウン:ACPI経由での停止が実行されます。
2) ハードシャットダウン:Power Offが自動で実行されます

サーバーのリブート

サーバーのリブートは、2つのモードが選択可能です。
1) ソフトリブート:ACPI経由での再起動が実行されます。
2) ハードリブート:Power OffとPower Onが自動で実行されます。


ブートモードの変更

<スタンダードプラン>

カスタマーポータル/APIから以下を実行できます。

項目名

内容

ブートモードの変更

ブートモードの順序を変更してサーバーを起動します。
選択されたブートモードは、ブート順序の先頭になります。
サーバーが起動中だった場合、サーバーを停止してからブートモードを変更し、起動します。
ブートモードは5つのモードが選択可能です。
・ブートモードなし
・ディスクブート 6
・PXEブート [6]
・ISOブート [6]
・レガシーブート 7

6

ブートモードがUEFIに設定された状態で、サーバーが起動・リブートされます。


7

ブートモードがレガシーBIOSに設定された状態で、サーバーが起動・リブートされます。v4.v5サーバーのレガシーブートは非対応です。


メディアの接続

<スタンダードプラン>

イメージ管理に格納したプライベートISOイメージをベアメタルサーバーにマウントできます。
ベアメタルサーバーをシャットダウンした状態から、メディアの接続を行い、ブートモードでISOブートを選択してください。
(実施方法については、チュートリアルの メディアの接続機能 を参照ください)

接続可能なメディアのフォーマットはISO9660のみとなります。それ以外のフォーマットはサポートされません。

なお、以下の場合、自動的にメディアの切断が行われる場合がありますのでご注意ください。
- メディアの接続後、72時間以上経過する場合
- メディアの接続後、サーバーを停止し再度サーバー起動を実施した場合
上記以外の点については、 イメージ管理 の詳細情報をご確認ください。

メディアの切断

<スタンダードプラン>

ベアメタルサーバーに接続されているメディアを切断できます。



リモートコンソールアクセス

<スタンダードプラン>

SSL VPN

以下の機能を提供します。
1) リモートコンソールアクセスエンドポイント
お客さまの拠点からのSSL VPNアクセスを提供します。 同一テナントに属するベアメタルサーバーのiLO・iRMCにアクセスすることが可能です。

お客さまのアクセス経路確立までのプロセス
• お客さま端末にSSL VPN Client Softwareをインストールします。
• サービスより払い出されるSSL VPNのエンドポイントとの接続情報を設定します。

対応OSなどは以下のURLよりご確認ください。(社外サイトに遷移します。)


2) ユーザーネームとパスワード管理
リモートアクセスエンドポイントにアクセス可能なユーザーネームやパスワードの管理(削除/変更)が可能です。
※テナント毎に30IDの提供になります。

項目名

内容

パスワード変更

パスワードを変更できます。
パスワード入力規則は8文字以上127文字以内、使用可能文字は英大小文字/数字/特殊記号( . - _ @ / * + , ! # $ % & ( ) ~ |)です。

ID削除

お客さまは、IDを削除できます。

ID一覧

同一テナントのID一覧を確認できます。



コンソールアクセス

お客さまは、ベアメタルサーバーのコンソールをKVM (Keyboard, Video and Mouse)により操作できます。コンソールアクセスのためのURL, Token, UsernameやPasswordは、カスタマーポータル/API経由で通知されます。


iLO・iRMC

iLO(integrated Lights-Out)・iRMC(integrated Remote Management Controller)よりベアメタルサーバーのハードウェアステータスを監視できます。
iLO・iRMC経由でEvent log/Hardware Statusなどを収集できます。


UEFI(BIOS)

<スタンダードプラン>

カスタマーポータル/API経由でサーバーのUEFI設定の変更を行うことができます。設定変更可能な機能一覧は下記をご覧ください。
設定変更後、自動的にソフトリブートによるサーバーの停止/起動が行われます。(最長で20分程度かかる場合があります)
また、UEFI設定状況はカスタマーポータルで確認できます。


  • Workload Optimized 2
    UEFI設定の変更はできません。
    UEFI設定状況はカスタマーポータルで確認できません。
    設定状況一覧は下記を参照ください。


サーバー詳細

カスタマーポータル/API経由でベアメタルサーバーの詳細情報を得ることができます。
1. サーバーリスト

<スタンダードプラン>

項目名

内容

名前

お客さまが設定したサーバー名の値を表示

イメージ名

オフィシャルイメージテンプレートやプライベートISOイメージの名称の値を表示

ゾーン/グループ

ベアメタルサーバーが所属するゾーン/グループを表示

受付後経過時間

サーバーの新規作成を受付後の経過時間の値を表示 (課金単位時間とは異なります)

フレーバー

フレーバー名称の値を表示 (カーソルを合わせるとフレーバーのID/CPU/メモリなどの情報が表示されます。)

ステータス

ベアメタルサーバーのステータスの値を表示

電源状態

ベアメタルサーバーの電源状態の値を表示

タスク

タスクの値を表示

アクション

ベアメタルサーバー毎にベアメタルサーバーの削除や本章(ベアメタルサーバーの管理)記載の操作が可能


2. 概要―情報

<スタンダードプラン>

項目名

内容

サーバー名

お客さまが設定したサーバー名の値を表示

ID

ベアメタルサーバーのIDの値を表示

テナントID

当該ベアメタルサーバーが作成されているテナントのIDの値を表示

ゾーン/グループ

ベアメタルサーバーが所属するゾーン/グループを表示

作成時刻

ベアメタルサーバーが作成された時刻を表示

受付後経過時間

サーバーの新規作成を受付後の経過時間の値を表示

ステータス

ベアメタルサーバーのステータスの値を表示


3. 概要-スペック

<スタンダードプラン>

項目名

内容

フレーバー

ご利用中のフレーバー名の値を表示

フレーバーID

フレーバーに紐づけられたIDの値を表示

CPU

ベアメタルサーバーのCPUプロセッサー数の値を表示

メモリ

ベアメタルサーバーのメモリ容量の値を表示


4. 概要-イメージ

<スタンダードプラン>

項目名

内容

イメージ名

オフィシャルイメージテンプレートの名称の値を表示


5. 概要-メタデータ

<スタンダードプラン>

項目名

内容

メタデータ

メタデータのKey, value形式の値を表示


6. 概要-RAID構成

<スタンダードプラン>

項目名

内容

プライマリストレージ

RAIDアレイのプライマリストレージ属性の値をTrue/Falseで表示

RAIDカードハードウェアID

RAIDアレイのRAIDカードハードウェアIDの値を表示

ディスクハードウェアID

RAIDアレイのディスクハードウェアIDの値を表示

パーティションラベル

パーティションのパーティションラベルの値を表示
※テンプレートとしてESXiを選択した場合は表示されません

LVM

パーティションのLVM属性をTrue/Falseで表示
※テンプレートとしてESXiを選択した場合は表示されません

サイズ

パーティションのサイズを表示
※テンプレートとしてESXiを選択した場合は表示されません

7. 概要-LVMボリュームグループ

<スタンダードプラン>

項目名

内容

VGラベル

LVMボリュームグループのVGラベルの値を表示

PVパーティションラベル

LVMボリュームグループのPVパーティションラベルを1行で表示

LVラベル

LVラベルの値を表示

サイズ

LVのサイズの値を表示

※テンプレートとしてESXiを選択した場合は表示されません

8. 概要-ファイルシステム

<スタンダードプラン>

項目名

内容

マウントポイント

ファイルシステムのマウントポイントを表示

ラベル

ファイルシステムのラベルを表示

ファイルシステム種別

ファイルシステムの種別を表示

※テンプレートとしてESXiを選択した場合は表示されません

9. 概要-メディアの接続状況

<スタンダードプラン>

項目名

内容

メディア

ベアメタルサーバーに接続されているメディアの名称を表示


10. 概要-物理NICポート

<スタンダードプラン>

項目名

内容

物理NICポートID

ベアメタルサーバーの物理NICポートのIDの値を表示

物理NICポート MACアドレス

ベアメタルサーバーの物理NICポートのMACアドレスの値を表示

物理ネットワークポートID

ベアメタルサーバーの物理NICポートの対向となるロジカルネットワークのネットワーク機器の物理ネットワークポートのIDの値を表示

ネットワークプレーン

ロジカルネットワークのプレーン種別の値を表示(データプレーン/ストレージプレーン)

接続ポート ネットワークID

ベアメタルサーバーの物理NICポートに接続しているロジカルネットワークのIDの値を表示

接続ポート ポートID

ベアメタルサーバーの物理NICポートに接続しているロジカルネットワークのポートのIDの値を表示

接続ポート サブネットID

ベアメタルサーバーの物理NICポートに接続しているロジカルネットワークのサブネットのIDの値を表示

接続ポート IPアドレス

ベアメタルサーバーの物理NICポートに接続しているロジカルネットワークのポートに設定されているIPアドレスの値を表示


11. 概要-UEFI

<スタンダードプラン>

項目名

内容

フレーバー

ご利用中のフレーバー名の値を表示

ステータス

UEFI設定の反映状況を表示

メッセージ

UEFI設定にてエラー発生した場合、メッセージを表示

更新日時

UEFI設定を最終更新した日時を表示

キー

UEFI設定にて変更した設定項目を表示

種別

設定値の型を表示

UEFI設定にて変更した設定値を表示

デフォルト

初期設定の設定値を表示


12. 概要-Trusted Platform Module

<スタンダードプラン>

  • TPMを用いることでデータの暗号化の実現が可能です。TPMはデフォルトで無効となっています。

  • TPMの有効化手順は 「チュートリアル(TPM有効化)」 をご確認ください。


物理NICポート

<スタンダードプラン>

ベアメタルサーバーの物理NICポートに接続しているロジカルネットワークのポート情報を確認できます。
また、お客さまはベアメタルサーバーの物理NICポートに接続するロジカルネットワークのポートを追加できます。


ベアメタルサーバー管理(サーバー作成完了後)におけるロジカルネットワークの設定

<スタンダードプラン>

ベアメタルサーバーの物理NICポートに接続するロジカルネットワークのポートを追加/変更/削除できます。
なお、カスタマーポータル/APIから設定ができるのはロジカルネットワークの設定のみとなります。
よって、お客さまは複数のロジカルネットワークポートに設定したセグメントID/IPアドレス設定後、ベアメタルサーバーのOS設定として、物理NICポート毎のセグメントID/IPアドレス設定が必要となります。

この機能はベアメタルサーバーメニュー向けのロジカルネットワークのポート追加機能となります。そのため、API上はベアメタルサーバーのAPIではなく、ロジカルネットワークのAPIをご利用いただきます。
本章では、ロジカルネットワークのポート追加機能を説明しています。ロジカルネットワーク全般については、 ロジカルネットワークの詳細情報 を参照ください。


ロジカルネットワークのポート追加

<スタンダードプラン>

ベアメタルサーバーの物理NICポートにロジカルネットワークのポートを追加する際に必要となる設定項目は以下の通りです。


1.ポートをベアメタルサーバーに追加
ベアメタルサーバーの物理NICポート毎に同一プレーン(データ/ストレージプレーン)のロジカルネットワークのポートを追加できます。

項目名

内容

必須

任意

ポート名

お客さまが設定するロジカルネットワークのポート名となります。

N/A

ポートの説明

お客さまが記載するポートの説明となります。

N/A

ポートのタグ

ポートに設定するタグとなります。本タグはカスタマーポータル/APIで検索や条件指定するのにご利用いただけます。

N/A

ロジカルネットワークの選択

ポートが紐づくロジカルネットワークを選択します。

N/A

DHCPが有効の場合

ロジカルネットワークのDHCPが有効の場合、自動でサブネットのIPアドレスの範囲からIPアドレスが設定されます。

N/A

DHCPが無効の場合

ロジカルネットワークのDHCPが無効の場合、自動でサブネット内の利用されていない最小値のIPアドレスの値が設定されます。

N/A

セグメント種別

お客さまは、ベアメタルサーバー作成後、ロジカルネットワークのポート追加画面において、セグメンテーションタイプを以下の2つから指定できます。

N/A

flat

ロジカルネットワークのポートとベアメタルサーバーをアンタグVLANで接続します。

N/A

VLAN

ロジカルネットワークのポートとベアメタルサーバーをタグVLANで接続します。

N/A

セグメントID

セグメント種別でVLANを選択した場合、セグメントIDがVLAN IDとなり、同じセグメントIDが設定された他のポートと同一VLANに所属させることができます。 セグメントIDとして、 0/1/2/4094は設定することができません。ハイパーバイザーメニューとしてベアメタルサーバーをvSphere ESXiとしてご利用いただく場合は、セグメントIDとして0/1/2/3/4094は設定することができません。

N/A

IPアドレスを自動で割り当てる

ポート作成時にIPアドレスを自動で割り当てます。チェックがなかった場合はアドレス指定がないポートが作成されます。

N/A

※JP7,JP8リージョンではDHCP機能は利用できません。
ただし、お客様自身で作成したDHCPサーバーのDHCP機能については、JP7,JP8リージョンでもご利用いただけます。


2.ポートの設定変更
ロジカルネットワークのポートのポート名/ポートの説明/ポートのタグを変更できます。

項目名

内容

必須

任意

ポート名

お客さまが設定するロジカルネットワークのポート名を変更します。

N/A

ポートの説明

お客さまが記載するポートの説明内容を変更します。

N/A

ポートのタグ

ポートに設定するタグを変更します。

N/A



3.ポートをベアメタルサーバーから削除
ベアメタルサーバーの物理NICポートからロジカルネットワークのポートを削除

項目名

内容

必須

任意

ポートID

削除するポートを選択します。

N/A



<ベアメタルサーバー提供後、ロジカルネットワークのID追加イメージ>
ベアメタルサーバー作成時のネットワーク設定 の設定イメージと合わせてご確認ください。
ベアメタルサーバー提供後、ロジカルネットワークのID追加イメージ