5.2. 契約代表ユーザーを変更する¶
Smart Data Platform(以下SDPF)では、1つのご契約内で契約代表ユーザーを別の一般ユーザーに変更できます。
注釈
- 本操作は、契約代表ユーザーおよび、契約代表ユーザー変更権限を持つ管理ユーザーのみ可能です。
- 契約代表ユーザーでログインできなくなった場合など、お客さまにて契約代表ユーザーの変更作業ができなくなった場合は こちら をご参照ください。
警告
- 本操作を実行すると、現在の契約代表ユーザーは一般ユーザーに変更されるので、ご注意ください。
- 新しい契約代表ユーザーにはご契約内の全ワークスペース、およびワークスペースに紐付くテナントにアクセス権が付与されます。契約代表ユーザーの実行できる権限はワークスペースの作成/削除、ワークスペースへのアクセス権管理、IAMの管理、料金情報の参照などです。※対象ユーザーと仕様適用開始時期については SDPFサービス仕様変更のご案内 をご覧ください。
- 現在の契約代表ユーザーは一般ユーザーに変更されますが、すべてのワークスペースへのアクセス権は付与されたままとなります。一般ユーザーに変更されるため、ワークスペース、ユーザー、IAMの管理や料金情報の参照などの使用が制限されます。
- 新しく契約代表ユーザーに指定するユーザーはビジネスポータルでの権限設定など十分ご確認の上、実施してください。ビジネスポータルでユーザーからSDPF契約へのアクセス権限を削除すると、該当の Smart Data Platform ユーザーが削除されます。ユーザーに付与されていたワークスペースへのアクセス権やIAMグループとの紐付けが解除されますのでご注意ください。
- 契約代表ユーザーを削除すると、契約代表のアカウントにログインできなくなります。契約代表ユーザーを利用するためには、別途変更操作が必要となりますのでご注意ください。手順については、契約代表ユーザーがログインできなくなった場合の対応方法 をご覧ください。
5.2.1. 契約代表ユーザー変更手順を確認する¶
SDPFにログインし、ヘッダの[管理者メニュー]から[ユーザー情報一覧]を選択します。
「ユーザー情報一覧」画面から契約代表ユーザーの[詳細]を選択します。
「契約代表ユーザーのプロファイル」画面において、「契約」の項目の[編集]をクリックします。
下図のように、「契約代表ユーザー変更」画面に遷移するので、新しい契約代表ユーザーを選択し、画面下部の[変更を完了]をクリックします。 (API専用ユーザーを契約代表ユーザーに変更することはできません。)
確認のポップアップが表示されるので、[OK]を選択すると、契約代表ユーザーの変更が実施されます。
OKを選択すると、ローディング後に変更処理が完了します。
契約代表ユーザー変更後のユーザー種別を確認したい場合は ユーザー種別を確認する をご覧ください。
5.2.2. 契約代表ユーザーがログインできなくなった場合の対応方法¶
契約代表ユーザーでログインできなくなった場合など、お客さまにて契約代表ユーザーの変更作業ができなくなった場合、下図のような対応方法を用意しています。
- まず、操作対象の契約内において契約代表ユーザー変更権限を持つ管理ユーザーが存在するかを確認します。存在する場合、そのユーザーから契約代表ユーザーの変更操作が可能です。
- (※1) 契約代表ユーザー変更権限については 契約代表ユーザー変更権限を付与する をご参照ください。
- 契約代表ユーザー変更権限を持つ管理ユーザーが存在しない、またはログインできない場合、契約代表ユーザー変更依頼機能を利用して契約代表ユーザーの変更を依頼します。
- (※2) 契約代表ユーザー変更依頼機能については 契約代表ユーザー変更を依頼する をご参照ください。