1.1.2. ルーター¶
docomo business RINKご利用のお客さまがお申し込みいただくルーターの詳細は以下のとおりとなります。
メニュー名 | 機種 | アクセス種別 |
ルーター01 | Century NXR-610X5G | ドコモ5G
ドコモLTE
フレッツ光
IW
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注釈
拠点間VPN通信のみの場合であっても、ルーターには必ずグローバルIPアドレスが付与され、インターネットからのリーチャビリティ(到達性)があります。ただし、ステートフルインスペクション(外部からの通信は、内部へ許可した通信と、内部からのリクエストに対するレスポンス通信のみを許可し、他の通信を拒否)機能により、外部発の通信はルーターで遮断されるため、インターネット経由で拠点内にアクセスすることは原則できません。
IPoE回線をご利用の場合、バックアップ利用としてモバイル回線を申し込む必要があります。IPoE回線単独でのご利用はできません。
IWアクセス回線をご利用の場合、バックアップ利用としてIPoE回線を申し込む必要があります。IWアクセス回線単独でのご利用はできません。
ドコモ回線ご利用無しの「ルーター01」からドコモ回線ご利用の「ルーター01」をご利用する場合、「ルーター01」の廃止申し込みをおこない、新規で「ルーター01」のお申し込みが必要となります。ドコモ回線ご利用の「ルーター01」からドコモ回線ご利用無しの「ルーター01」をご利用する場合も同様のお申し込みが必要となります。
ルーターの設置・設定手順につきましては、ルーターと同梱の設置ガイド「お客さま設置ガイド」をご参照ください。
開通にあたっては、配送されたルーターをお客さまにて、設置・接続いただきます。ルーターの故障時はチケットにてお問い合わせいただき、ルーターの交換が必要と判断された場合、作業員が交換機を持参し設置場所に訪問して機器交換を実施します。
「ルーター01」において電波が届かないなどの地域では、コンソール画面で設定いただいた設定内容が自動的にダウンロード(反映)できない場合があります。
ベストエフォート接続の場合、ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。
「ルーター01」において、直下セグメント配下に接続されるパソコンなどの端末が、通信による名前解決のためのDNS機能を必要とする際に「ルーター01」に設定しているIPアドレス(LANポートアドレス、Loopbackアドレス)を指定してもDNS機能は提供されません。端末に設定するDNSサーバーは、OCNのDNSサーバーなどの「ルーター01」以外で到達可能なリゾルバ機能を有するサーバーを指定いただく必要があります。なお、「ルーター01」のDHCPサーバー機能を有効にして、端末側もアドレス(DNSサーバー含む)自動取得の設定にしていただくと、OCNのDNSサーバーで外部への通信でのDNS機能を適用できます。また「ルーター01」のDHCPサーバー設定で、DNSのIPアドレスを到達可能な独自のIPアドレスに変更してご利用いただくことも可能です。
- 拠点内セグメント(ルーター非直下セグメント)との通信について
- お客さまにてルーティング機能を搭載したネットワーク機器(L3SWなど)をご準備ください。
- 「ルーター01」から拠点内セグメント(ルーター非直下セグメント)との通信で必要となるスタティックルート設定をします。※拠点内セグメント(ルーター非直下セグメント)の「ネクストホップIPv4アドレス」で設定するIPアドレスは「 ルーター直下セグメント 」で設定したセグメント内のIPアドレスとなります。
- 拠点内セグメント(ルーター非直下セグメント)からdocomo business RINK網経由で通信が必要な場合、お客さまが準備したネットワーク機器(L3SWなど)にて「ルーター01」宛にスタティックルート設定が必要です。※「ルーター01」の宛先IPアドレスは「 ルーター直下セグメント 」の「LANポートIPv4アドレス」宛となります。
RINKルーター01に接続する端末数の制限や推奨端末数についての規定値はございませんが、参考値として端末同時接続セッション数の上限はサービス仕様としては「65000」となります。1台、または1セッションあたりの通信速度は端末同時接続台数が多くなるほど遅くなる可能性があること、RINKルーターに接続するアクセス回線の利用可能帯域(ベストエフォート接続は最低通信速度や帯域確保などは設定不可。ギャランティ接続はご契約帯域の確保および上限利用可能帯域として設定可能)やご利用アプリケーションの特性や接続先サーバなどの混雑状況など、さまざまな要因により影響を受けることご了承ください。