3.1. 提供条件¶
3.1.1. サービス条件¶
本サービスにおける下記の留意事項をご確認ください。
- docomo business RINKのベストエフォートIPoE接続、モバイル接続、ギャランティ接続(IWアクセス)における提供条件は以下のとおりです。
- メニュー種別
- ベストエフォートIPoE接続(フレッツ別契約型)
- ベストエフォートIPoE接続(光一括提供型)
- モバイル接続
- ギャランティ接続(IWアクセス)
- docomo business RINKのVPN接続にはベストエフォートIPoE接続の一般サービスやUniversal Oneギャランティなどのサービスを混在させることはできません。
- 提供地域は日本国内のみとなります。
- 適用規約
- 「Smart Data Platform利用規約 共通編」を参照ください。
- 「Smart Data Platform利用規約 別冊(ネットワーク)」別紙6 統合ネットワーク/関連サービス提供条件などを参照ください。
- docomo business RINKのドコモアクセス回線における提供条件は以下のとおりです。
- メニュー種別
- eximo
- 提供地域は日本国内のみとなります。
- ネットワークの混雑状況により通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。
- 当日を含む直近 3 日間のデー タ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。
- 一定時間内または 1 接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、通信が中断されることがあります。
- 機械的な発信などにより、1 度の音声発信またはデータ通信接続において長時間の通話継続または大量のデータ通信があった場合や、一定時間内に連続で音声発信またはデータ通信接続をした場合など、弊社設備に影響をおよぼすと弊社が判断した場合は、その音声通話を切断またはそのデータ通信の速度を制限することがあります。
- 機械的な大量発信などにより、弊社設備に影響をおよぼすと弊社が判断した場合、一定期間ご利用を停止することがあります。
- 特定のコンテンツやアプリでの大量のデータ通信などを行った場合は、データ通信の速度を制限することがあります。
ルーター01を配置する各拠点と本サービスご利用のご契約者の名義は同一である必要があります。異名義でのご契約、およびVPN接続のご利用はできません。
本サービスは、ルーター01必須となり、ベストエフォートIPoE接続(フレッツ別契約型)/ベストエフォートIPoE接続(光一括提供型)は、モバイル接続を含みます。
マルウェア・不正通信などの検知および通信防止のための遮断を行わないよう設定変更するための方法は、こちら を参照ください。
docomo business RINKでは、ベストエフォートIPoE接続、およびモバイル接続では最低利用期間は定めておりません。ただし、ギャランティ接続(IWアクセス)では1年間の最低利用期間があり、期間内に契約解除した場合「違約金」が発生しますのでご注意ください。
注釈
- お客さまによる廃止のお手続き後に長期間、ルーター01をご返送いただけない場合、違約金が発生することがあります。
- お申し込みいただいた日より、ご解約いただくまでのご利用期間について、NTTコミュニケーションズ請求は「課金開始・変更反映・停止のタイミング」、NTTドコモ請求は「課金開始・停止のタイミング」をご参照ください。
3.1.2. 技術条件¶
下記の技術条件事項をご確認ください。
- ルーターについて
- LAN・WAN機能
- 弊社が提供しているルーターへの接続は、RJ-45コネクタ形状のUTPケーブルにて、イーサネットでオートネゴシエーションを有効にしてください。
- 「ETHER0」ポートの10Gbpsの期待速度で接続するには、「カテゴリ6a」UTPケーブルを推奨しております。「カテゴリ6」のUTPケーブルで「ETHER0」ポートをご利用いただくこともできますが、10Gbpsによる期待速度とならない場合があります。なお、「カテゴリ5e」ケーブルでは10Gbpsによる期待速度を実現できません。詳細は、下記の表をご参照ください。
- IWアクセス回線/メイン利用、IPoE回線/バックアップ利用の構成のみ、ETHER3インターフェースをご利用できます。
- IWアクセス回線/メイン利用、IPoE回線/バックアップ利用の構成でケーブルを接続するインタフェースは、IWアクセス回線はETHER4インターフェース、IPoE回線はETHER3インターフェースとなります。
- メイン利用のベストエフォートIPoE接続と、バックアップ利用のモバイル接続に付与されるグローバルIPアドレスは異なります。
- モバイル接続において、ルーターに付与されるWANアドレスは、固定ではなく、動的のIPv4のアドレスとなります。ご利用時においては、付与されるIPアドレスが動的となるため、送信元IPアドレス認証を行うSaaSはご利用できません。
- ベストエフォートIPoE接続において、ルーターに付与されるWANアドレスは固定のIPv4のアドレスとなります。
- ルーターのLoopBackアドレス設定は必要となります。LAN・WANへ設定するサブネットに包含しないIPアドレスを設定する必要があります。VPN接続をご利用のお客さまは、VPN網内の保守用IPアドレスをルーターにて設定します。
- ベストエフォートIPoE接続、モバイル接続の経路設定はスタティックルートのみサポートします。
- ギャランティ接続(IWアクセス)の経路設定はBGPのみサポートします。
- ルーターは、ポートフォワーディング機能をサポートしておりません。
- ルーターは、経路フィルタをサポートしておりません。経路フィルタについては、下記のFlexible Interconnect(FIC)サービスをご利用ください。
- DHCPリレー機能を適用している場合に、LANポートのIPアドレスを変更した場合には、機器の再起動(DHCPリレーのモジュールを再起動)する必要があります。
- VPN機能
- 網内利用アドレスは、あとから変更処理は出来ません(変更が必要な場合はVPN接続の廃止後、新設お申し込みが必要です)。
- 回線ごと・VPNごとのアドレス登録数の上限値があります。また、登録アドレスの包含・重複はできません。
- ルーターは、IPSec、GREなどのトンネリング、および暗号化通信をサポートしておりません。
- ルーター1台単位におけるVPN経路数は上限値35経路までをサポートします。
- ルーターのダイレクトコネクト経路数
- プライマリIP:1経路(必須)
- セカンダリIP:上限値3経路までをサポートします。
- Loopbackアドレス:1経路(必須)
- ルーターのスタティック設定経路数:上限値30経路までをサポートします。
- セキュリティ機能
- DDoS対策、およびUTM/EDR機能、および代理Proxy機能は対応しておりません。
- イーサフレーム/MTU/MSS
- ベストエフォートIPoE接続において、MTU値(インターネット接続:1460byte、VPN接続:1340byte)を考慮した設計としてください。
- モバイル接続において、MTU値(インターネット接続:1500byte、VPN接続:1340byte)を考慮した設計としてください。
- MTU値を超えたパケットで通信を行った場合、フラグメントが多発することによる通信速度の低下、通信不可となる場合があります。
- ベストエフォートIPoE接続において、MSS値(インターネット接続:1420byte、VPN接続:1300byte)を設定しております。
- モバイル接続において、MSS値(インターネット接続:1460byte、VPN接続:1300byte)を設定しております。
- その他の機能
- docomo business RINKのネットワーク経路設定については、 Flexible InterConnect(FIC)接続 をご確認ください。