テナントの管理

Smart Data Platform では、テナントと呼ばれる単位で、ネットワークなどのリソースを管理します。そのため、本サービスをご利用開始後、リソースを管理する前にテナントを作成する必要があります。

注釈

テナントは、リソース作成の際に設定する必要がある最上位の概念で、作業スペースのイメージとなります。また、テナントは1契約の中で複数作成することが可能です。

注釈

テナントの作成・編集・削除が実施できるのは、契約代表ユーザー (本サービスの契約を実施したユーザー) またはテナント操作権限を持つ管理ユーザーのみとなります。

手順

Smart Data Platform ポータルにログインし、ダッシュボードのテナント欄から「新規追加」をクリックします。すると下記の画面が表示されます。

テナントの作成

注釈

テナント名は他のお客さま所持のテナントを含め Smart Data Platform サービス全体でユニークな名前となる必要があります。独自の接頭語を付与するなど、ユニークな名前となるような工夫をご検討ください。

テナント名、テナントの説明、テナントを作成するリージョン、アクセス権を選択し、「テナントを追加」を実行します。 Enterprise Cloud2.0やFlexible InterConnectなど利用するサービスを選択することで、そのサービスを利用できるリージョンを絞り込むことができます。 Distributed Secure Internet GateWayを利用する場合は、必ず「グローバル」をご選択ください。

サービスとリージョンの対応表

サービス リージョン
Distributed Secure Internet GateWay グローバル
リージョンの絞り込み

注釈

作成したテナントの「アクセス権を設定」から他のユーザーへのアクセス権限を割り当てることが可能です。

テナントの追加が完了すると、テナント一覧画面に追加されたテナントが表示されます。

テナント一覧

テナントのアクセス権管理

1つのテナントに対し、複数の一般ユーザーのアクセス権を付与することができます。ここでは、その手順についてご説明します。

注釈

一般ユーザーのアクセス権を付与するためには、そのユーザーが、ビジネスポータル上でお客さまの契約に対してアクセス権を付与されている必要があります。新規ユーザーの追加方法、ビジネスポータル上のアクセス権の付与については、 ユーザーの管理 をご確認ください。

テナント一覧画面において、アクセス権の追加を実施したいテナント名を選択します。下図のようなテナント情報が表示されるので、「アクセス権を設定」を選択します。

注釈

「編集」の画面でアクセス権の設定が可能でしたが、新たに「アクセス権を設定」の画面でアクセス権を設定するよう変更になっております。「編集」の画面では、 テナントの説明変更 をすることが可能です。

テナント情報

注釈

この操作は、管理ユーザーのみ実行可能です。

下図のようなアクセス権の設定画面において、アクセス権を付与したい一般ユーザーのユーザーIDにチェックを入れ、「アクセス権を設定」を実行します。設定は翌日以降に反映されます。

アクセス権追加

注釈

上図のリストには、アクセス権を編集する前に、ビジネスポータルから本サービスのポータル画面に1回以上アクセスしたことがある一般ユーザーのユーザーIDしか表示されません。

テナントの説明変更

テナント作成時に入力したテナントの説明を変更することができます。

テナント一覧画面において、テナントの説明変更を実施したいテナント名を選択します。下図のようなテナント情報が表示されるので、「編集」を選択します。

テナント情報

注釈

この操作は、管理ユーザーのみ実行可能です。

下図のようなテナントの編集画面において、新しくテナントの説明を入力し、「編集を確定」を実行します。

アクセス権追加

テナントの削除

作成したテナントを削除することができます。

テナント一覧画面において、テナントの削除を実施したいテナント名を選択します。下図のようなテナント情報が表示されるので、「このテナントを削除」をクリックします。

注釈

リソースを残したままテナントを削除した場合、リソースは自動で削除されません。そのため、テナント削除時はリソースを先に削除してください。

テナント情報