機能¶
機能一覧¶
本メニューでは、以下の機能を提供します。
# | 機能 | 概要 |
1 | ライセンス付きイメージテンプレートの提供 | 本機能は、お客さまがvSphere / Hyper-Vメニューで作成したvSphere ESXi /Hyper-Vサーバー上に作成する仮想マシン向けに、プロバイダーライセンス設定済みのイメージテンプレートを提供します。 |
2 | インストーラー格納ISOイメージの提供 | 本機能は、お客さまがvSphere / Hyper-Vメニューで作成したvSphere ESXi /Hyper-Vサーバー上に作成する仮想マシン向けに、インストーラーが格納されたISOファイルを提供します。
”3 ライセンス発行機能"で発行されたライセンスを設定することで、プロバイダーライセンスのソフトウェアとしてご利用いただけます。
|
3 | ライセンス発行 | 本機能は、お客さまがソフトウェアに設定するプロバイダーライセンスキーを発行します。 |
4 | ライセンススイッチ機能 | 本機能は、弊社vSphere/Hyper-VメニューのHypervisor上で構築した仮想マシンに対して、後からSDPFにおける有償のソフトウェアライセンスを利用する機能を提供します。 |
5 | 各ライセンス使用実績の表示 | お客さまは、各ライセンスの利用状況が確認できます。 |
注釈
NTTComクラウドサービス(ECL1.0/BHEなど)からのプロバイダーライセンスのテンプレートで構築した仮想マシンを、ハイパーバイザーに持ち込んだ場合、ライセンススイッチ機能を用いてSDPFのプロバイダーライセンスを適用する必要があります。
各機能の説明¶
ライセンス付きイメージテンプレートの提供¶
本機能は、カスタマーポータル、もしくはAPI経由で該当のイメージテンプレートをダウンロードします。
- ハイパーバイザーvSphere /Hyper-Vメニューにより構築した仮想環境上にイメージを展開し、仮想マシンを作成してください。
- 作成した仮想マシンには、必要なライセンスがすでにインストールされているため、そのままご利用いただけます。
注釈
SDPFで提供されるイメージテンプレートはOVAファイルとなりますので、OVFファイルではなくOVAファイルを選択してください。
SDPFではOVFファイルは動作検証していないため、OVFファイルを選択した場合はサポート対象外となります。
インストーラー格納ISOイメージの提供¶
本機能は、カスタマーポータル、もしくはAPI経由でISOイメージをダウンロードします。
- 当該ISOイメージに適用するライセンスは、カスタマーポータルもしくはAPI経由で発行します
- ハイパーバイザーvSphere /Hyper-Vメニューにより構築した仮想環境上の任意の仮想マシンにマウントし、インストーラーを実行します。
注釈
作成した仮想マシンに対して、発行したライセンスを適用してください。
ライセンススイッチ¶
本機能は、カスタマーポータル、もしくはAPI経由で所定の仮想マシンへ当社からライセンス集計に必要な情報を付与します。
- 本機能は、指定した仮想マシンのhostname、もしくはハイパーバイザー上に持ち込んだ際に付与されるuuidを指定する必要があります。
- uuidの確認方法は、チュートリアルを参照ください。
ライセンス付きイメージテンプレート¶
イメージテンプレート一覧¶
下記のイメージファイルを提供します。
また、それぞれのイメージを利用する際にライセンス発行が必要となるか、必要な場合はどのライセンスが必要となるかについても記載しています。
拡張子 | ライセンス発行 | Hyper-Vメニュー | vSphereメニュー | |
Red Hat Enterprise Linux | .ova | N | N | Y |
Windows Server | .vhdx,.ova | N | Y | Y |
Windows Server + SQL Server | .vhdx,.ova | N | Y | Y |
各イメージの詳細¶
インストーラー格納ISOイメージ¶
インストーラー格納ISOイメージ一覧¶
以下のISOイメージを提供します。
拡張子 | ライセンス発行 | ライセンス種別 | Hyper-Vメニュー | vSphereメニュー | |
vCenter Server | .iso | Y | ー | N | Y |
ライセンススイッチ機能¶
適用範囲¶
本メニューにてRHEL/Windows Serverのプライベートイメージを持ち込む場合は、ライセンススイッチ機能をご利用ください。
また、RHEL/Windows ServerのSDPFへプライベートイメージとして持ち込む場合、ライセンスのご利用形態は以下の3パターンとなります。
- 1.BYOL
- お客さまライセンス付きのイメージをそのままSDPF上で利用する形態
- 2.プロバイダーライセンス継続利用
- SDPF以外の当社クラウドサービスにてご利用されたプロバイダーライセンス付きイメージをSDPF上で利用する形態
- 3.ライセンススイッチ
- お客さまライセンス付きのイメージに対し、プロバイダーライセンスに切り替えてSDPF上で利用する形態
本メニューにおけるライセンススイッチ機能では、2. プロバイダーライセンスを継続利用する場合、3. ライセンススイッチをする場合のみご利用いただけます。
対象ソフトウェア一覧¶
- 以下のOS、Middlewareなどについてライセンススイッチ機能をご利用いただけます。
ライセンス | vSphere | Hyper-V |
Red Hat Enterprise Linux | Y | N |
Windows Server | Y | Y |
SQL Server | Y | Y |
制約事項¶
- ライセンススイッチ可能なvSphereとOSの組み合わせは以下の通りです。
OS | vSphere 7.0 | vSphere 8.0 |
Red Hat Enterprise Linux 7 | ✓ | ✓ |
Red Hat Enterprise Linux 8 | ✓ | ✓ |
Red Hat Enterprise Linux 9 | ✓ | ✓ |
Windows Server 2016 | ✓ | ✓ |
Windows Server 2019 | ✓ | ✓ |
Windows Server 2022 | ✓ | ✓ |
注釈
- 一度ライセンススイッチした仮想マシンに対して、ライセンスを追加・変更することはできません。追加するライセンスを誤った場合は、仮想マシンを再作成いただく必要がございます。
- ライセンススイッチ対象の仮想マシンのハードウェアバージョンが、ライセンス追加するOSと互換性があるライセンスを追加することができます。ライセンスが追加できなかった場合は、対象のハードウェアバージョンとOSの互換性があるかご確認ください。
ハードウェアバージョンとvSphere ESXiの関係
vSphere ESXi と OS の互換性(検索カテゴリ: Guest OS)