Windows Server

1. メニューの概要

1.1. メニューの概要

1.1.1. Windows Serverについて

  • オフィシャルイメージテンプレートの提供
    ベアメタルサーバー、サーバーインスタンス、およびハイパーバイザーでご利用可能なWindows Server オフィシャルイメージテンプレートを提供します。
  • プロバイダーライセンスの提供
    Windows ServerライセンスをSPLA(Service Provider License Agreement)で提供します。
    ※ベアメタルサーバー上で、BYOL(お客さま所有のライセンスをクラウド環境へ持ち込むこと)を前提とした、ライセンス未認証のWindows Serverオフィシャルテンプレートについては、Windows Server for BYOLの詳細情報をご参照ください。

1.1.2. Windows Serverを利用できるサーバー/ハイパーバイザーについて

  • サーバー/ハイパーバイザーでWindows Serverをご利用される場合は、オフィシャルイメージテンプレートを利用する、お客さまにてOSイメージを持ち込むという2つの方法があります。
  • それぞれのサーバー/ハイパーバイザーでWindows Serverを利用するための方法は以下の通りです。
OS利用形態 サーバー/ハイパーバイザー      
  ベアメタルサーバー サーバーインスタンス vSphere ESXi Hyper-V
オフィシャルイメージテンプレート Y Y Y Y
お客さま持ち込み(プライベートイメージ) Y Y ※注釈参照 Y Y

注釈

お客様持ち込みイメージ(BYOL)の利用、お問い合わせに対するサポートは致しかねることをご了承ください。

1.1.3. 提供構成パターン

  • サーバー/ハイパーバイザーでWindows Serverをご利用される場合の詳細な利用形態は下記の通りです。

    【提供構成パターン】

サーバー/ハイパーバイザー 利用用途 ホストOS ゲストOS オフィシャルイメージテンプレート お客さま持ち込み 構成パターン 利用可否
ベアメタルサーバー ホスト OS Windows Server   A Y
          B Y
  ゲスト OS 任意のハイパーバイザー Windows Server   C N
          D Y
サーバーインスタンス ゲスト OS サーバーインスタンス基盤 Windows Server   E Y
          F N
vSphere ESXi ゲストOS vSphere ESXi Windows Server   G Y
          H Y
Hyper-V ゲストOS Windows Server(Hyper-V) Windows Server   I Y
          J Y

※ハイパーバイザーのHyper-Vメニューの場合、ホストOSはWindows Serverとなりますが、本説明書ではゲストOSのWindows Serverについての内容を記載します。

【提供パターンのイメージ図】

1.2. メニューの特長

  • オンデマンド
    お客さまは、カスタマーポータルもしくはAPI経由で、ベアメタルサーバー、およびサーバーインスタンス上でWindows Serverオフィシャルイメージテンプレートを申込みいただくことが可能です。
    ※ハイパーバイザーでの利用方法については、ハイパーバイザー、並びにゲストイメージの詳細情報をご参照ください。
  • 迅速な利用開始
    お客さまにてプロバイダーライセンスを調達せずに、すぐにWindows Serverをご利用いただくことが可能です。

2. 利用できる機能

2.1. オフィシャルイメージテンプレート

  • Windows Serverのオフィシャルイメージテンプレートを提供しております。
  • 提供しているOSバージョンは、メニューよりご確認ください。

2.2. 機能一覧

  • 本メニューのオフィシャルイメージテンプレートにて提供する機能は以下の通りです。
機能名 概要
初期ユーザー名 OSのユーザー名は本メニューの既定値で設定します。
初期ユーザー名 パスワード設定 OSのユーザー名での初回ログイン時のパスワードは、サーバーにより異なります。
ロケール設定 OSのCountry or Region/Keyboard layoutについて本メニューの既定値で設定します。
セキュリティ設定 OSのセキュリティ設定(Windows Firewall設定)は本メニューの規定値で設定します。
その他設定 言語パック(日本語)のインストール、デフォルトゲートウェイ、DNS、NTP、タイムゾーン、ライセンス認証方法についてそれぞれ設定します。
※OSのインストールや削除、リビルド、複製などの機能は、各サーバー/ハイパーバイザーの詳細情報「機能一覧」に記載されていますので、そちらを参照してください。
※上記以外については、基本的にMicrosoftから提供されるメディアからインストールされた場合の初期状態に準じます。

2.3. 各機能の説明

2.3.1. 初期ユーザー名設定

  • 初期ユーザー名、および初期ユーザーの権限の設定は以下の通りです。
項目 サーバー/ハイパーバイザー      
  ベアメタルサーバー サーバーインスタンス vSphere ESXi Hyper-V
ユーザー名 Administrator Administrator Administrator Administrator
権限 Administrator Administrator Administrator Administrator

2.3.2. 初期ユーザーのパスワード設定

  • 作成するサーバーのパスワードは以下の通り設定することができます。
項目 サーバー/ハイパーバイザー      
メニュー ベアメタルサーバー サーバーインスタンス vSphere ESXi Hyper-V
設定内容
カスタマーポータルおよびAPIにてお客さまの任意の値を設定できます。
また、入力がない場合はランダムで値を付与します。
カスタマーポータルおよびAPIにてお客さまの任意の値を設定することはできません。
サーバーへの初回ログイン時に任意の値を設定できます。
仮想マシン作成時に任意の値を設定できます。 仮想マシン作成時に任意の値を設定できます。

2.3.3. ロケール設定

  •  OSのCountry or Region/Keyboard layoutの設定は以下の通りです。
項目 サーバー/ハイパーバイザー      
  ベアメタルサーバー サーバーインスタンス (※) vSphere ESXi Hyper-V
Country or Region US US US US
Keyboard layout US US US US

※ WindowsServer-2016_Datacenter_64_Japanese_include-license_virtual-server_02に限り、Country or Region:JP, Keyboard layout:USとなります。必要に応じてKeyboard layoutを変更してください。


2.3.4. セキュリティ設定(Windows Firewall設定)

  • Windows Firewall受信規則の設定は以下の通りです。
項目 サーバー/ハイパーバイザー      
  ベアメタルサーバー サーバーインスタンス vSphere ESXi Hyper-V
Port 3389(「Remote Desktop User Mode(TCP-in) 」)
※リモートデスクトップを実行しているコンピュータからの接続を許可する設定となります。
enable enable enable enable
Port 5985(Windows Remote management(HTTP-in) )
※winrmの実行を許可する設定となります。
enable enable enable enable

2.3.5. 専用ツール設定

  • 各サーバー、ハイパーバイザーにおける専用ツールの設定は以下の通りです。
サーバー/ハイパーバイザー      
ベアメタルサーバー サーバーインスタンス Hyper-V vSphere ESXi
Cloudbase-init
Cloudbase-init
Virtio Driver
統合サービス VMWare Tools

2.3.6. その他初期設定

  • 上記以外でMicrosoftから提供されるメディアでの初期状態に対して、加えている設定は以下の通りです。
項目 サーバー/ハイパーバイザー      
  ベアメタルサーバー サーバーインスタンス vSphere ESXi Hyper-V
言語パック(日本語)のインストール
言語パック(日本語)をインストール完了状態です。
OSのコントロールパネルから、Add Languageにて、OSの言語設定を日本語に変更できます。
言語パック(日本語)をインストール完了状態です。
OSのコントロールパネルから、Add Languageにて、OSの言語設定を日本語に変更できます。※3
言語パック(日本語)をインストール完了状態です。
OSのコントロールパネルから、Add Languageにて、OSの言語設定を日本語に変更できます。
言語パック(日本語)をインストール完了状態です。
OSのコントロールパネルから、Add Languageにて、OSの言語設定を日本語に変更できます。
デフォルトゲートウェイ設定 ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。 ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。※1 空欄となります。作成後、お客さまにて設定ください。 空欄となります。作成後、お客さまにて設定ください。
DNSサーバー設定 ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。 ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。※1 空欄となります。作成後、お客さまにて設定ください。 空欄となります。作成後、お客さまにて設定ください。
NTPサーバー設定
ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。
空欄の場合、169.254.127.1が設定されます。※4
169.254.127.1が設定されます。 169.254.127.1が設定されます。 169.254.127.1が設定されます。
タイムゾーン設定 (UTC)協定世界時です。 (UTC)協定世界時です。 (UTC)協定世界時です。 (UTC)協定世界時です。
ライセンス認証サーバー設定(KMSサーバー設定) OSライセンス認証で利用するKMSサーバーが指定されています。※2 OSライセンス認証で利用するKMSサーバーが指定されています。※2 OSライセンス認証で利用するKMSサーバーが指定されています。※2 OSライセンス認証で利用するKMSサーバーが指定されています。※2
※1 DHCP=falseの場合は空欄となります。作成後、お客さまにて設定ください。
※2 共通機能ゲートウェイを作成し、ご利用されるサーバーにアタッチしていただければ、ライセンスサーバーへの認証は、OS起動後に自動で実施されます。
※3 WindowsServer-2016_Datacenter_64_Japanese_include-license_virtual-server_02に限り、デフォルトの言語設定が日本語になっており、追加の言語パックはインストールされていません。
※4 外部NTPを指定する事が出来ます。詳細は 2.4.NTPサーバに接続する の注釈を参照して下さい。

3. メニュー

3.1. オフィシャルイメージテンプレート

  • WindowsServerで提供されるオフィシャルイメージテンプレートは以下の通りです。
オフィシャルイメージテンプレート OS バージョン OS エディション サービスパック bit 言語 ライセンス種別 サーバー/ハイパーバイザー          
              ベアメタルサーバー サーバーインスタンス vSphere ESXi 6.x vSphere ESXi 7.0 vSphere ESXi 8.0 Hyper-V
Windows Server 2016 Standard Edition Windows Server 2016 Standard Edition 64 EN ※1 SPLA Y N ※2 Y Y Y Y
Windows Server 2016 Datacenter Edition Windows Server 2016 Datacenter Edition 64 EN ※1 SPLA Y Y ※3 Y Y Y Y
Windows Server 2016 Datacenter Edition (Japanese) Windows Server 2016 Datacenter Edition 64 JP SPLA N Y ※3 N N Y N
Windows Server 2019 Standard Edition Windows Server 2019 Standard Edition 64 EN ※1 SPLA Y N ※2 Y Y Y N
Windows Server 2019 Datacenter Edition Windows Server 2019 Datacenter Edition 64 EN ※1 SPLA Y Y ※3 Y Y Y N
Windows Server 2022 Standard Edition Windows Server 2022 Standard Edition 64 EN ※1 SPLA N N Y ※4 Y Y N
Windows Server 2022 Datacenter Edition Windows Server 2022 Datacenter Edition 64 EN ※1 SPLA N N Y ※4 Y Y N
※1 OSの言語設定を日本語としたい場合は、お客さま自身でコントロールパネルより設定をいただきます。
※2 サーバーインスタンスではすべての機能が含まれるWindows Server 2016 Datacenter Edition、Windows Server 2019 Datacenter Editionを提供するため、Windows Server 2016 Standard Edition、Windows Server 2019 Standard Editionを提供しません。
※3 サーバーインスタンスのWindows Server 2016 Datacenter Edition、Windows Server 2019 Datacenter Editionは提供データセンターが限定されます。提供データセンターをご確認ください。
※4 vSphere6.7のみ提供されます。

3.2. 申し込み方法

3.2.1. ベアメタルサーバー/サーバーインスタンスの場合

  • 新規申し込み方法
    サーバー作成時に、以下のイメージを指定してください。
サーバー  
ベアメタルサーバー サーバーインスタンス
WindowsServer-2016_Standard_64_include-license_baremetal-server_01  
WindowsServer-2016_Datacenter_64_include-license_baremetal-server_01 WindowsServer-2016_Datacenter_64_include-license_virtual-server_02
  WindowsServer-2016_Datacenter_64_Japanese_include-license_virtual-server_02
WindowsServer-2019_Standard_64_include-license_baremetal-server_01  
WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_baremetal-server_01 WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_virtual-server_12

  • 廃止申し込み方法
    Windows Server オフィシャルイメージテンプレートで作成したベアメタルサーバー/サーバーインスタンスを削除してください。

3.2.2. ハイパーバイザーの場合

  • 新規申し込み方法/廃止申し込み方法
    ハイパーバイザー、およびゲストイメージの詳細情報をご参照ください。

4. ご利用条件

4.1. 他サービスとの組み合わせ条件

  • 以下、いずれかのメニューと合わせての提供となります。

    1.ベアメタルサーバー/サーバーインスタンスのいずれかとセットでお申し込みいただきます。
    2.ハイパーバイザーを申し込んでいただいた上で、別途申し込みいただきます。
  • OSライセンス認証を実施するためには共通機能ゲートウェイが必要となります。
    Windows Serverをご利用される場合は、必ずお申し込みください。
    また、Windows ServerのOSライセンス認証がされている状態で、共通機能ゲートウェイを外された場合は、OSライセンス認証ができなくなります。
    そのため、ご利用中のWindows Serverから、共通機能ゲートウェイを外さないようにご注意ください。
  • 本サービスで提供するNTPサーバーをご利用になる場合は、共通機能ゲートウェイが必要となります。
    ご利用されたい場合は、お申し込みください。
  • Windows Updateの実施にはインターネット接続環境が必要となります。Windows Updateを実施されたい場合はインターネット接続をお申込みください。

4.2. 最低利用期間

  • 本メニューでは最低利用期間は設けておりません。

5. 料金

5.1. 初期費用

  • 無料です。

5.2. 月額料金

  • 価格形態はサーバー/ハイパーバイザーごとに異なります。

5.2.1. ベアメタルサーバー

  • 課金形態
    月額固定課金となります。
  • 課金対象
    月に1回以上利用したベアメタルサーバーとなります。
    ※同時にお申し込みされたベアメタルサーバーの費用も別途発生します。
    ※同月内でベアメタルサーバー削除後、再度ベアメタルサーバーを作成された場合の本メニューの費用は、ご利用された台数の合計分となります。
    ※ご利用されているベアメタルサーバーのフレーバーやOSのバージョン、エディションにより、本メニューの料金は異なります。詳細は料金表をご参照ください。
    ※ベアメタルサーバーのフレーバーについては、ベアメタルサーバーの詳細情報 をご参照ください。

5.2.2. サーバーインスタンス

  • 課金形態
    月額上限付き従量課金(/分)となります。 2段階CAPが適用されます。
  • 課金対象
    OSライセンスが格納されているルートディスク、またはボリュームがアタッチされたインスタンスとなります。
    ※本メニューのオフィシャルイメージテンプレートのOSが格納されたルートディスク、およびボリュームが、1つのインスタンスに複数アタッチされている場合、ルートディスク、およびボリュームの数に応じて本メニューの料金が加算されます。
    ※ルートディスク、およびボリュームがアタッチされているインスタンスのフレーバーにより、本メニューの料金は異なります。詳細は料金表をご参照ください。
    ※インスタンスとボリュームの関係性、およびサーバーインスタンスのインスタンスのフレーバーについては、サーバーインスタンスの詳細情報 をご参照ください。

5.2.3. ハイパーバイザー

  • ハイパーバイザー上でのWindows Serverの利用に関する料金については、ハイパーバイザー、ならびにゲストイメージの詳細情報をご参照ください。

6. サービス提供の品質

6.1. サポート範囲

6.1.1. サポートされるオフィシャルイメージテンプレート

  • 以下のイメージテンプレートから作成されたベアメタルサーバー、サーバーインスタンス、ハイパーバイザー上の仮想マシンが対象となります。
サーバー/ハイパーバイザー      
ベアメタルサーバー サーバーインスタンス vSphere ESXi Hyper-V
WindowsServer-2016_Standard_64_include-license_baremetal-server_01   WindowsServer-2016_Standard_64_include-license_hw9_vSphere-ESXi_02 WindowsServer-2016_Standard_64_include-license_gen2_hyper-v_02
WindowsServer-2016_Datacenter_64_include-license_baremetal-server_01 WindowsServer-2016_Datacenter_64_include-license_virtual-server_02※ WindowsServer-2016_Datacenter_64_include-license_hw9_vSphere-ESXi_02 WindowsServer-2016_Datacenter_64_include-license_gen2_hyper-v_02
  WindowsServer-2016_Datacenter_64_Japanese_include-license_virtual-server_02※    
WindowsServer-2019_Standard_64_include-license_baremetal-server_01 WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_virtual-server_12※ WindowsServer-2019_Standard_64_include-license_hw11_vSphere-ESXi_02  
WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_baremetal-server_01   WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_hw11_vSphere-ESXi_02  
    WindowsServer-2022_Standard_64_include-license_hw13_vSphere-ESXi_02  
    WindowsServer-2022_Datacenter_64_include-license_hw13_vSphere-ESXi_02  
※WindowsServer-2016_Datacenter_64_include-license_virtual-server_02、WindowsServer-2016_Datacenter_64_Japanese_include-license_virtual-server_02、WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_virtual-server_12は提供データセンターが限定されます。提供データセンターをご確認ください。


  • 本メニューのオフィシャルイメージテンプレートで提供されるOSのサポート期限は下記とMicrosoftに規定されています。
OSバージョン、およびエディション ライフサイクル開始日 メインストリームサポート終了日 延長サポート終了日
Windows Server 2012 R2 Standard Edition 2013/11/25 2018/10/09 2023/10/10
Windows Server 2016 Standard Edition 2016/10/15 2022/01/11 2027/01/11
Windows Server 2016 Datacenter Edition 2016/10/15 2022/01/11 2027/01/11
Windows Server 2019 Standard Edition 2018/11/13 2024/01/09 2029/01/09
Windows Server 2019 Datacenter Edition 2018/11/13 2024/01/09 2029/01/09
Windows Server 2022 Standard Edition 2021/08/18 2026/10/13 2031/10/14
Windows Server 2022 Datacenter Edition 2021/08/18 2026/10/13 2031/10/14

6.1.2. サポート方法

  • 本メニューでは、初期設定、サーバーへの初回ログイン、およびOSライセンス認証についてサポートします。
  • お客様が本メニュー上に導入した製品・アプリケーションに関する不具合などへのサポート(調査、支援、アドバイス)は致しかねる事をご了承ください。

6.2. 運用品質

  • 本メニューの運用品質は、本サービスに標準で定められた運用品質に準じます。

6.3. SLA

  • 本メニューのSLAは、本サービスに標準で定められたSLAに準じます。詳細については、サービス利用規約 / SLA を参照ください。

7. 提供リージョン

本メニューの提供リージョンは、以下の通りです。

  提供国 提供リージョン
ベアメタルサーバー 日本 JP1,JP2,JP4,JP5,JP6,JP7
サーバーインスタンス 日本 JP1,JP2,JP4,JP5,JP6,JP7
Hyper-V 日本 JP1,JP2,JP4,JP5,JP6
vSphereESXi 日本 JP1,JP2,JP4,JP5,JP6,JP7

以下のオフィシャルイメージテンプレートは提供リージョンが限定されます。提供リージョンは以下の通りです。
  • WindowsServer-2016_Datacenter_64_include-license_virtual-server_02
提供国 提供リージョン
日本 JP1,JP2,JP4,JP5,JP6,JP7

  • WindowsServer-2016_Datacenter_64_Japanese_include-license_virtual-server_02
提供国 提供リージョン
日本 JP1,JP2,JP4,JP5,JP6,JP7

  • WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_virtual-server_12
提供国 提供リージョン
日本 JP1,JP2,JP4,JP5,JP6,JP7

8. 制約事項

  • 本メニュー以外でWindows Serverを利用される場合、本サービスで提供するOSライセンス認証サーバー(KMSサーバー)を利用することを禁じます。
    ※ベアメタルサーバー上で利用するWindows ServerのHyper-V機能をOnにし、同サーバー上でWindows OS(Windows Server OS含む)仮想マシンを作られる場合も同様となります。
    ※上記のような利用をされたい場合は、ハイパーバイザーのご利用をご検討ください。
  • 本メニューを利用するにあたり、サービスプロバイダー製品使用権説明書(SPUR)に同意したものとなります。詳しくは、以下のURL をご参照ください。
    マイクロソフトサービスプロバイダー製品使用権説明書(SPUR)が下記リンク末尾の関連リンクにございます。
    ServicesProviderUseRights(Worldwide)(Japanese)の最新版をご参照ください。
  • 適切な課金が行えなくなるため、必ず共通機能ゲートウェイに接続をしてご利用ください。
    正常な課金ができていないことが後日判明した場合は、利用開始時に遡って差額分を請求させていただきます。
  • SPLAの利用規約に違反するため、適切な課金が行えなくなるため、オフィシャルイメージテンプレートから作成されたサーバーインスタンス、ベアメタルサーバー、ハイパーバイザー、IaaS Powered by VMware 上のゲストイメージのOSメジャーバージョンアップを行うことを禁じます。
    正常な課金ができていないことが後日判明した場合は、利用開始時に遡って差額分を請求させていただきます。
  • Windows Serverのバックアップには、Arcserveをご利用ください。Arcserveのバックアップ対象OSについては以下のリンクを参照してください。
    ArcserveUDP
    Arcserve Cloud Direct
  • サーバーインスタンス、ハイパーバイザー上の場合、ネットワーク負荷分散はサポートされません。

  • サーバーインスタンスでWindows Server 2012 R2、Windows Server 2016を利用の場合、記憶域プール、記憶域スペースダイレクトは利用できません。

  • Microsoft社のサポート期限が切れたOSについてはサポートを行いません。またサポート期間の延長は行いません。

  • Microsoft社はOSライセンスの持ち込み(BYOL)を許可していますが、SDPF 仮想サーバーメニューにおいては、BYOLの利用及びお問い合わせはサポート対象外とさせていただいております。

  • サーバーインスタンスでフェールオーバークラスターを利用される場合は設定変更が必要です。

注釈

以下のFAQをご参照ください。 https://sdpf.ntt.com/faq/virtual-server-96/