Red Hat Enterprise Linux OS for BYOL

1. メニューの概要

1.1. メニューの概要

1.1.1. Red Hat Enterprise Linux OS for BYOLについて

  • 本メニューは、ベアメタルサーバー上で、Red Hat Enterprise Linux OS(以下、RHEL)をライセンス未認証の状態で提供します。
    ※ISOイメージを元にして、kickstart install(セットアップ)は終わった状態で提供いたします。
  • 本プランは、お客様自身で所有しているライセンス(以下、BYOL)を用いて、本サービスにてRHEL OSをご利用いただけます。

1.1.2. RHEL for BYOL を利用できるサーバー/ハイパーバイザーについて

  • 本プランはベアメタルサーバーを利用いただく場合のみお申込み、ご利用いただけます

1.1.3. 提供構成パターン

  • ベアメタルサーバーのみご利用可能です

1.2. メニューの特長

  • オンデマンド
    お客さまは、カスタマーポータルもしくはAPI経由で、ベアメタルサーバー上にRHELを申込むことが可能。
  • ライセンス有効活用可能
    お客さまが所有しているRHELのライセンスを用いて、本サービス上での利用が可能

2. 利用できる機能

2.1. オフィシャルイメージテンプレート

  • RHELのオフィシャルイメージテンプレートを提供しております。
  • 提供しているOSバージョンは、メニューよりご確認ください。

2.2. 機能一覧

  • レポジトリサーバー以外の機能は、RHELメニューと同一となります。RHEL詳細情報をご参照ください。(RHEL for BYOLのレポジトリサーバーは、yum.confのデフォルト設定に準拠します)

3. メニュー

3.1. オフィシャルイメージテンプレート

  • RHELで提供されるオフィシャルイメージテンプレートのOSは以下の通りです。
OS バージョン 言語 サーバー
    ベアメタルサーバー
Red Hat Enterprise Linux 7.9 EN Y
Red Hat Enterprise Linux 8.8 EN Y
Red Hat Enterprise Linux 9.2 EN Y

3.2. 申し込み方法

  • 新規申し込み方法
    サーバー作成時に、以下のイメージを指定してください。
品目 サーバー
  ベアメタルサーバー
Red Hat Enterprise Linux 7.9 RedHatEnterpriseLinux-7.9_64_BYOL_baremetal-server_01
Red Hat Enterprise Linux 8.8 RedHatEnterpriseLinux-8.8_64_BYOL_baremetal-server_01
Red Hat Enterprise Linux 9.2 RedHatEnterpriseLinux-9.2_64_BYOL_baremetal-server_01

  • 廃止申し込み方法
    RHELオフィシャルイメージテンプレートで作成したベアメタルサーバーを削除してください。

4. ご利用条件

4.1. 他メニューとの組み合わせ条件

  • ベアメタルサーバーとセットでお申し込みいただきます。
  • 本サービスで提供するNTPサーバーをご利用になる場合は、共通機能ゲートウェイが必要となります。 ご利用されたい場合は、お申し込みください。

4.2. 最低利用期間

  • 本サービスでは最低利用期間は設けておりません。

5. 料金

5.1. 初期費用

  • 無料です。

5.2. 月額料金

  • 無料です。
    ※同時にお申し込みされたベアメタルサーバーの費用は発生します。

6. 提供品質

6.1. サポート範囲

6.1.1. サポートされるオフィシャルイメージテンプレート

以下のオフィシャルイメージテンプレートから作成されたベアメタルサーバーが対象となります。

品目 サーバー
  ベアメタルサーバー
Red Hat Enterprise Linux 7.1 RedHatEnterpriseLinux-7.1_64_BYOL_baremetal-server_01
Red Hat Enterprise Linux 7.3 RedHatEnterpriseLinux-7.3_64_BYOL_baremetal-server_01
Red Hat Enterprise Linux 7.5 RedHatEnterpriseLinux-7.5_64_BYOL_baremetal-server_01
Red Hat Enterprise Linux 7.9 RedHatEnterpriseLinux-7.9_64_BYOL_baremetal-server_01
Red Hat Enterprise Linux 8.1 RedHatEnterpriseLinux-8.1_64_BYOL_baremetal-server_01
Red Hat Enterprise Linux 8.8 RedHatEnterpriseLinux-8.8_64_BYOL_baremetal-server_01
Red Hat Enterprise Linux 9.2 RedHatEnterpriseLinux-9.2_64_BYOL_baremetal-server_01

メジャーバージョンのサポート

OS バージョン リリース開始 サポート完了
7.1 2015/3/5 2024/6/30
7.3 2016/11/3 2024/6/30
7.5 2018/4/10 2024/6/30
7.9 2020/9/29 2024/6/30
8.1 2019/11/5 2029/5/31
8.8 2023/5/16 2029/5/31
9.2 2023/5/10 2032/5/31

6.1.2. サポート方法

  • 本メニューのサポート範囲については、OSの詳細情報をご確認ください。
  • お客様責任のもとサポート期限の延長契約を実施することも可能です。

6.2. 運用

6.2.1. 監視範囲について

  • 本メニューの監視範囲は、本サービスに標準で定められたSLAに準じます。

6.3. SLA

  • 本メニューのSLAは、本サービスに標準で定められたSLAに準じます。詳細については、サービス利用規約 / SLA を参照ください。

7. 制約事項

  • 本メニューからCCSPへのライセンススイッチはできません。
  • 設定されたリポジトリサーバーへアクセスするためには、別途インターネット接続ゲートウェイを契約いただく必要があります。
  • ライセンス(サブスクリプション)の有効期限が切れた場合にも、お客様自身にて、Red Hat社並びにリセラーを通じてライセンスの更新契約を実施してください。
  • 本サービスはサブスクリプション未登録の場合、Red Hat社からのサポートは受けられませんのでご注意ください。