Oracle Database¶
本メニューは、Oracle 社の Oracle Database ライセンスがバンドルされた仮想マシンのテンプレートおよび、Oracle Database 製品サポートを提供します。
利用できる機能¶
本メニューでは、以下の機能を利用できます。
機能 | 概要 |
Oracle Database ライセンスの提供 | vDC上の仮想マシンで、Oracle Database を動作させるための Oracle Database ライセンスを利用する機能。 |
カタログの提供 | vCloud Director テナントポータルのカタログ内に、Oracle Database のインストーラーをバンドルした仮想マシンのテンプレートを提供する機能。 |
製品サポートの提供 | Oracle Database ソフトウェアに対する技術的な問い合わせ窓口を提供。 |
Oracle Databaseライセンスの提供¶
vDC 上の仮想マシンで、Oracle Database を動作させるための Oracle Database ライセンスを提供します。
本メニューでは、以下の Oracle Database 製品を利用することができます。
プラン | 利用可能な Oracle Database 製品 |
Oracle Database SE2 | Oracle Database Standard Edition 2
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Oracle Database EE Standard | Oracle Database Enterprise Edition
Oracle Partitioning
Oracle Advanced Security
Oracle Diagnostics Pack
Oracle Tuning Pack
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カタログの提供¶
Oracle Database が利用可能な仮想マシンを作成するためのテンプレートが利用できます。
テンプレートは、vCloud Director テナントポータルからコンピュートリソース内に仮想マシンを作成するときに利用できます。
テンプレート¶
本メニューで利用可能なテンプレートは以下の通りです。
プラン | テンプレート名 | OS | Database Version | Database Release Update |
Oracle Database SE2 | OracleDB-19.3.0.0.0-SE2_include-license_RedHatEnterpriseLinux-8.4-64_include-license_hw17_IPV | Red Hat Enterprise Linux 8.4 | 19c | 19.16 |
Oracle Database SE2 | OracleDB-19.3.0.0.0-SE2_include-license_WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_hw17_IPV | Windows Server 2019 Datacenter | 19c | 19.16 |
Oracle Database EE Standard | OracleDB-19.3.0.0.0-EE-standard_include-license_RedHatEnterpriseLinux-8.4-64_include-license_hw17_IPV | Red Hat Enterprise Linux 8.4 | 19c | 19.16 |
Oracle Database EE Standard | OracleDB-19.3.0.0.0-EE-standard_include-license_WindowsServer-2019_Datacenter_64_include-license_hw17_IPV | Windows Server 2019 Datacenter | 19c | 19.16 |
テンプレートに含まれるソフトウェア¶
テンプレートに格納されるOracleソフトウェアとその格納場所は、以下のとおりです。
Red Hat Enterprise Linux の場合¶
Oracle ソフトウェア | 格納場所 |
Oracle Database | /software/database |
Oracle Grid Infrastructure | /software/grid |
Oracle Database Client (Linux x86) | /software/client/linux32 |
Oracle Database Client (Linux x86-64) | /software/client/linux |
Oracle Database Client (Windows x86) | /software/client/windows32 |
Oracle Database Client (Windows x86-64) | /software/client/windows |
Windows Server の場合¶
Oracle ソフトウェア | 格納場所 |
Oracle Database | C:\Software\Database |
Oracle Grid Infrastructure | C:\Software\Grid |
Oracle Database Client (Linux x86) | C:\Software\Client\Linux32 |
Oracle Database Client (Linux x86-64) | C:\Software\Client\Linux |
Oracle Database Client (Windows x86) | C:\Software\Client\Windows32 |
Oracle Database Client (Windows x86-64) | C:\Software\Client\Windows |
vAppテンプレート構成¶
提供しているテンプレートは以下の設定を行っております。
設定項目 | 設定値 |
CPU | ・Core:2
・Socket:1
|
メモリ | ・8GB
|
ハードディスク | ・Windows Server ベーステンプレート:80GB
・Red Hat Enterprise Linux ベーステンプレート:40GB
|
vNIC | 0
|
仮想ハードウェアバージョン | 17
|
VMwareToolsバージョン | ・Windows Serverテンプレート:11296
・Red Hat Enterprise Linuxテンプレート:10358
|
ゲストOSカスタマイゼーション | ・ゲストのカスタマイズを有効化:有効
・ローカル管理者パスワードを許可:有効
・パスワードを自動生成:有効
・組織のドメインのオーバーライド:有効
(Windows Server のみ)
・SIDを変更:有効
|
製品サポートの提供¶
Oracle Database ソフトウェアに対するサポートを提供します。サポートレベルは、Oracle社が提供する Oracle 製品サポートに準じます。
本メニューのサポートに含まれる内容の詳細は、詳細情報 3.4.1 ドキュメント をご確認ください。
利用方法¶
本メニューのご利用開始前に¶
本メニューのご利用にあたっては、事前にお申し込みをいただく必要があります。お申し込みから 10 営業日以内に、当社にて、お客様 vDC へ本メニューで利用可能なテンプレートを準備します。なお、完了連絡はいたしません。お客様にて、カタログに Oracle-catalog が表示されることをご確認ください。
申込方法は、Oracle Database 用テンプレートの利用 をご確認ください。
新規申込¶
仮想マシンの利用¶
Oracle Database 用テンプレートを指定して、仮想マシンを作成してください。仮想マシン作成後は、仮想マシンの OS 設定、Oracle Database のインストールを実施してください。
利用条件¶
- 本メニューは、standard-03 (Oracle only) フレーバーを指定して作成した vDC でのみ利用可能です。
- 各種 OS の提供条件は下記リンクを参照してください。
- OSテンプレート:詳細情報 1.4.0 ドキュメント
- 本メニューで提供しているテンプレートから作成した仮想マシンをプライベートカタログに保存することはできません。
- Oracle Database 用テンプレートの利用を申し込みした vDC で、他のテンプレートから仮想マシンを作成しないでください。
- 本メニューで提供しているテンプレートから作成された仮想マシンは、2CPU-8GB 以上のリソースでご利用ください。
- Red Hat Enterprise Linux 8 上では、 Oracle Database 19.6 以降がサポートされます。Oracle Database をインストールする際は、19.6 以降の任意の Release Update を適用してください。
- 当社とOracle 社とのライセンス契約上、日本電信電話株式会社が直接又は間接に議決権の過半数を有するお客様(以下、NTT グループ)は、ご利用はいただけません。詳細については、営業担当までお問合せください。尚、当社は、NTT グループ の新規利用を確認した場合、本メニューの利用を停止することがあります。