Flexible InterConnect IPV Connection¶
概要¶
メニューの概要¶
- NTT Comが提供する高品質・高信頼なインターコネクトサービスであるFlexible InterConnect お客さま専用の仮想ルーター(以下、FICルータ)とIaaS Powered by VMwareを接続するサービス(以下、FICゲートウェイ)を提供します。Flexible InterConnectのご利用を前提としたサービスとなるため、事前にFlexible InterConnectのお申し込みが必要となります。詳細は弊社営業担当にご確認ください。
警告
機能¶
機能一覧¶
機能 |
機能概要 |
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FICゲートウェイ機能 |
IPVのExternal Networkに対してFICゲートウェイを接続する機能 |
セルフマネジメント機能 |
* 帯域メニュー、スタティックルーティングの管理
* ステータス及びトラフィック履歴の確認
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機能の説明¶
FICゲートウェイ機能¶
機能 |
機能説明 |
注意事項 |
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Flexible InterConnect接続機能 |
Flexible InterConnectサービスとの接続を提供します。 |
・1Orgに対し、1つのFICゲートウェイを利用することができます。
・FICゲートウェイに接続できるExternal Networkは1つのみとなります。
・FICゲートウェイはVRRPで冗長化するためユーザーはIPアドレスを3つアサインします。 * VRRP IDも同様に自動的に採番されます
・1 External Network において接続可能なFICゲートウェイ数は1となります。また、FICゲートウェイを接続したExternal Networkには、その他のゲートウェイサービス等(インターネット接続GW等)の接続をすることはできません。
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BGP経路広告/スタティックルーティング機能 |
スタティックルーティングを設定しFlexible InterConnectにBGP経路広告する機能を提供します。 |
・FICルータ側からBGP受信できる経路数は20000となります。
・スタティックルートの上限値は、32行です。
・宛先ネットワークに設定できるIPアドレスは本サービスで契約したグローバルIPのみです。
・ロンゲストマッチによりBGPやVRRPの動作に影響を与え通信断となる可能性があります。
* FICゲートウェイインターフェイスのゲートウェイIPv4アドレス、プライマリIPv4アドレス、セカンダリIPv4アドレス(ゲートウェイインターフェイスの管理項の図:G1/P1/S1)
* Tier-0 ゲートウェイインターフェイスのゲートウェイIPv4アドレス、Tier-1 ゲートウェイインターフェイスの割り当てIPv4アドレス(ゲートウェイインターフェイスの管理項の図:G7/G8)
* FIC接続インターフェイスのIPv4アドレスと、FIC-RouterのIPv4アドレス(ゲートウェイインターフェイスの管理項の図:P2/S2/P3/S3)
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帯域設定 |
Flexible InterConnectとの接続帯域を設定する機能を提供します。 |

ゲートウェイインターフェイスの管理¶
アドレス設定¶
- お客さまは、FICゲートウェイのゲートウェイインターフェイスに対し、任意のIPアドレスをアサインすることができます。
- 本操作は、Externalネットワークの接続と同時に実行されます。
- FICゲートウェイは冗長化された構成で提供されるため、プライマリ・セカンダリ・VRRP用仮想IPアドレスの合計3つのIPアドレスを設定できます。
- VRRPグループIDは自動で割当を行います。
- FIC接続インターフェイスのIPアドレスは、申込時に指定されたセグメントから自動で割当を行います。本IPアドレスを変更することは出来ません。
注釈
BGP経路広告/スタティックルートの設定¶
- お客さまは、FICゲートウェイにスタティックルートを設定することができます。
- ゲートウェイインターフェイスの接続ネットワークアドレス、スタティックルートの宛先ネットワークアドレスをBGP経路として広告します。
- スタティックルートの宛先ネットワークについては、下記のIPアドレスを含めないでください。また、下記IPアドレスよりもマスク長が長いネットワークは設定しないでください。ロンゲストマッチによりBGPやVRRPの動作に影響を与え通信断となる可能性があります。* FICゲートウェイインターフェイスのゲートウェイIPv4アドレス、プライマリIPv4アドレス、セカンダリIPv4アドレス(ゲートウェイインターフェイスの管理項の図:G1/P1/S1)* Tier-0ゲートウェイ インターフェイスのゲートウェイIPv4アドレス、Tier-1ゲートウェイ インターフェイスの割り当てIPv4アドレス(ゲートウェイインターフェイスの管理項の図:G7/G8)* FIC接続インターフェイスのIPv4アドレスと、FIC-RouterのIPv4アドレス(ゲートウェイインターフェイスの管理項の図:P2/S2/P3/S3)
指定可能なパラメータ |
詳細 |
---|---|
名前 |
スタティックルートにお客さま任意の名称を指定することができます。 |
説明 |
スタティックルートにお客さま任意の文字列を設定することができます。 |
宛先 |
本スタティックルートの宛先ネットワーク(IPアドレスブロック)を設定できます。
また、本アドレスは、経路情報としてFlexible InterConnect側に広告されます。
|
ネクストホップ |
宛先に設定したネットワークへの通信を行うためのネクストホップを設定できます。 |
注釈
設定できるスタティックルートの上限は32経路です。受信できる経路数の上限は20,000経路です。
メニュープラン¶
プランリスト¶
FICゲートウェイは、お客さまが契約した帯域プランに応じて、帯域設定が適用されます。
リージョン |
プラン種別(最大帯域) |
確保帯域 |
JP7 |
JP8 |
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接続先リージョン |
東日本 |
西日本 |
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帯域確保 |
10M |
10M |
◯ |
◯ |
20M |
20M |
◯ |
◯ |
|
30M |
30M |
◯ |
◯ |
|
40M |
40M |
◯ |
◯ |
|
50M |
50M |
◯ |
◯ |
|
100M |
100M |
◯ |
◯ |
|
200M |
200M |
◯ |
◯ |
|
300M |
300M |
◯ |
◯ |
|
400M |
400M |
◯ |
◯ |
|
500M |
500M |
◯ |
◯ |
|
1G |
1G |
◯ |
◯ |
申込種別と方法¶
注釈
申し込み種別 |
申し込み方法 |
納期 |
FICゲートウェイの新設 |
ポータル経由で、お客さま自身の操作により申し込み |
承認処理後、即日 |
FICゲートウェイの帯域変更 |
ポータル経由で、お客さま自身の操作により申し込み |
承認処理後、即日 |
FICゲートウェイの廃止 |
ポータル経由で、お客さま自身の操作により申し込み |
即日 |
申込時の注意事項¶
FICゲートウェイの申込み条件は以下となります。
本メニューは、1Orgに対し1つ契約いただくことが可能です。
同一名義・異名義に関わらず、異なるIPV Orgから同一のFlexible InterConnectテナントに接続いただくことが可能です。
同一名義・異名義に関わらず、異なるFlexible InterConnectテナントから同一のIPV Orgに接続いただくことが可能です。
Flexible InterConnectの構成及び利用時の注意事項は以下となります。
FICゲートウェイの利用には、Flexible InterConnectの契約が必須となります。Flexible InterConnectの新設・帯域変更・廃止に応じて、FICゲートウェイが追加・変更・削除されます。
異なる名義のFlexible InterConnectとIPVを接続する場合、下記を実施いただく必要がございます。
FICコンソール申込の場合、接続したいFlexible InterConnectの契約ユーザーとしてFICコンソールに再ログインいただいて、申し込みいただく必要がございます。シングルサインオン連携が可能なのは、同一名義の場合のみです。
料金¶
サービス提供の品質¶
サポート範囲¶
SLA¶
- 本メニューのSLAは、Flexible InterConnectサービスのSLAに準じます。Flexible InterConnectサービスについての詳細は、弊社営業担当にご確認ください。
注意事項¶
FICゲートウェイ宛の通信は、サービス基盤を守るために流量制限を実施しています。FICゲートウェイ宛のPing監視は実施しないでください。
FICゲートウェイを通過する通信については上記流量制限を設けず、契約プランに応じた品質・速度を提供します。
MTUサイズは最大1500バイトまで対応しています。