2. 料金明細の確認方法¶
2.1. ご利用料金の確認方法¶
● Things Cloudのご利用料金はSmart Data Platform ポータル(以下、SDPFポータル)上でご確認いただくことができます。
● SDPFポータル上ではサマリ明細は画面表示し、詳細明細はCSVファイルをダウンロードすることができます。
● SDPFポータル上でのご利用料金確認方法は こちら をご参照ください。
2.2. 詳細明細(CSVファイル)について¶
● 当月内の請求予定額(累計速報値)は、ご利用日の翌々日午前9時以降に確認いただけます。
● 前月までのご利用料金確定額(月次)は、翌月4日午前9時以降に確認いただけます。
● Things Cloudの詳細明細(CSVファイル)のサンプルは こちら をご参照ください。
● Things Cloudの詳細明細(CSVファイル)は1契約ID(GCM-ID)配下にあるWorkspace単位で表示します。
● 消費税は詳細明細の最終行に表示されます。
<詳細明細(CSVファイルの表示例)>
2.3. 詳細明細(CSVファイル)解説:概要¶
● Things Cloudの詳細明細(CSVファイル)は1契約ID(GCM-ID)配下にあるWorkspaceにおける利用実績をメニュー項目別に表示します。
● 1契約ID (GCM-ID)内にある全てのWorkspaceでの利用実績が1つのCSVファイルにまとめて記載されます。
● 消費税は詳細明細の最終行に表示されます。
※上記の図は実際の詳細明細(CSVファイル)のうち一部の項目を省略しています。 ※ご利用テナントの名称(ドメイン名)はdescription欄に記載されます。 | | | ■詳細明細サンプル(CSVファイル)のうち、Workspace 「Billing-Test1」の場合
・Things Cloud親テナントが1つ、紐づくThings Cloudサブテナントが1つ
・Things Cloud親テナント(テナントID:t470031469)の登録デバイスは2個
・ Things Cloudサブテナント(テナントID:t470036563)の登録デバイスは4個
・本ワークスペース(ワークスペース名:Billing-Test1)の登録デバイス数は計6個
< 詳細明細(CSVファイル)イメージ> ※下記の図は実際の詳細明細(CSVファイル)のうち一部の項目を省略しています。
● APIコール料の表記について
Billing-Test1のケースでは「APIコール」の利用が、 2つのテナントの合計で50,000回の前提とします。
1行目:
1行目は無料利用枠の記載行です。
1デバイスあたりの無料利用分45,000回×6デバイス分=270,000回分のAPIコールが無料利用分となります。
明細上は実際の利用状況に関わらず、270,000回×0.1180円(単価/回)=31,860円がマイナス表記されます。
2行目:
無料利用枠の記載行と調整行の間にある行は、実際の利用分の記載となります。(利用額が無料利用枠に収まる場合も、明細上は課金対象として掲載されます。)
3行目:
3行目は、1行目と実際の利用状況の差分を調整するための行です。無料枠を超過した場合にのみ表示されます。
31,860円分の無料利用枠に対して、実際の利用額は50,000回× 0.1180円=5,900円分のため、 31,860円-5,900円= 25,960円の差分を調整行でプラスしています。
⇒結果、お客様請求額は+ー0円になります。
● データ管理料の表記について
Billing-Test1のケースでは「データ管理料」の利用が、2つのテナントの合計で28MBの前提とします。
1行目:
1行目は無料利用枠の記載行です。
1デバイスあたりの無料利用分50MB×6デバイス分=300MB分のデータ管理料が無料利用分となります。
明細上は実際の利用状況に関わらず、300MB×0.3円(単価/MB)=90円がマイナス表記されます。
2~3行目:
無料利用枠の記載行と調整行の間にある行は、実際の利用分の記載となります。(利用額が無料利用枠に収まる場合も、明細上は課金対象として掲載されます。)
4行目:
4行目は、1行目と実際の利用状況の差分を調整するための行です。
90円分の無料利用枠に対して、実際の利用額は28MB×0.3円=8.4円分のため、90円-8.4円= 81.6円の差分を調整行でプラスしています。
⇒結果、お客様請求額は+ー0円になります。
● オプション利用料の表記について
※下記の図は実際の詳細明細(CSVファイル)のうち一部の項目を省略しています。
・オプションメニューは詳細明細CSVの項目のうち「plan」ではなく「menu_detail」欄に記載されます。
2.4. 用語説明:Things Cloudの詳細明細(CSVファイル)¶
項目 | 内容 |
classification | 料金の種類(メニューの利用量や調整金,税金など)、Things Cloudの場合、「月額料金」または「消費税」が表示されます。 |
contract_id | メニューを保有する契約ID(システム側で自動付与)パートナーの場合、パートナー管理の子契約管理番号となる場合もございます。 |
workspace_id | メニューを保有するワークスペースのID(システム側で自動付与) |
Workspace_name | メニューを保有するワークスペースの名前、Things Cloudの場合、お客様が作成したWorkspaceの名称が表示されます。 |
tenant_id | メニューを保有するワークスペース内のテナントのID(システム側で自動付与) |
item_id | 課金対象計算単位のID、Things Cloudの場合、テナント利用料であれば「things-cloud.standard.standard-plan.tenant」のように表示されます。 |
Category | メニュー表の階層1、Things Cloudの場合、「IoT」と表示されます。 |
sub_category | メニュー表の階層2、Things Cloudの場合、「IoT プラットフォーム」と表示されます。 |
menu | メニュー表の階層3、Things Cloudの場合、「Things Cloud」と表示されます。 |
menu_detail | メニュー個別の内容 より粒度の細かいメニューについて記載、Things Cloudの場合、「標準機能」または「オプション機能+該当機能名」が表示されます。 |
plan | メニューを提供するプラン、Things Cloudの場合、ご利用中の「料金プラン名」と行の課金項目(テナント利用料やデバイス利用料等)が表示されます。 |
geographic_id | メニューが所属する地域情報(jpなど)、Things Cloudの場合、空欄となります。 |
description | メニューや特別調整金などの説明。Things Cloudの場合、お客様にて作成したThings Cloud親テナントまたはThings Cloudサブテナントのドメイン名が表示されます。
(データ管理料やAPIコール超過料の無料枠の表示も行います)
|
charge _object_ID | 課金計算されるリソースのID、Things Cloudの場合、Things CloudテナントID(システム側で自動付与)が表示されます。 |
usage_value | メニューを利用した量、Things Cloudの場合、データ管理料やAPIコール料、デバイス利用料の課金対象量が表示されます。 |
usage_Unit | 利用量の単位、Things Cloudの場合、データ管理料の「MB」のみが表示されます。 |
Amount | 行ごとの金額、Things Cloudの場合、データ管理料やAPIコール料の無料枠分の金額はマイナス表記されます。 |
currency | 行ごとの金額の通貨、Things Cloudの場合、「JPY」と表示されます。※JPY=日本円 |
tax | 行の税区分(合算,内税など)、Things Cloudの場合は「合算」となります。 |
billing_month | 課金対象月 |
billing_status | 請求のステータス、料金が確定している場合は 'fixed'、推定の料金となる場合は'estimated'となります。 |
2.5. 適格請求書のお受け取り方法について(インボイス制度のご案内)¶
● インボイス制度に対応した、適格請求書のお受け取り方法についてはビリングステーション*で電子電子提供いたします。
適格請求書はビリングステーションの「番号別明細内訳」をお申し込みいただくことで、ご覧いただけるようになります。
すでにビリングステーションをご利用されている方は、「 こちら 」よりお申し込みください。
● 初めてビリングステーションをご利用になるお客さまは「2.6. ビリングステーション登録方法」よりお申し込みください。
注釈
※ビリングステーションは、料金・通話明細データ等をWebでご提供するサービスです。NTTコミュニケーションズのサービスをご利用されている方は無料でご利用いただけます。
2.6. ビリングステーション登録方法¶
● 「適格請求書のお受け取り方法について」のサイトにアクセスします
● サイト中央にある「“初めて”ビリングステーションをご利用になるお客さま」をクリック
● 「ビリングステーション(番号別明細)~適格請求書お受け取りまでの流れ」までスクロールし、
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● 入力フォームに沿って登録を完了してください。