事後作業

移行作業が完了し切り戻しが不要と判断できた場合に、旧ロードバランサー(NetScaler VPX)を切り離して削除します。


作業の概要

NO. 作業項目 作業対象
1 旧ロードバランサーのインターフェイス削除 NetScaler VPX(vLB-01・vLB-02)
2 旧ロードバランサーのリソース削除 NetScaler VPX(vLB-01・vLB-02)
ManagedLB
  • 上図内のvserverは、こちら のリンク先にて説明されるVirtual Serverを表します。また vserver は、Managed Load BalancerのリスナーIPと同等の機能になります。

1. 旧ロードバランサーのインターフェイス削除

旧ロードバランサー(NetScaler)のインターフェイスを削除します。

  • 作業対象:NetScaler(vLB-01・vLB-02)

作業手順

① コントロールパネルにログインし、「クラウド/サーバー ローカルネットワーク」→「ロードバランサー」へと進みます。
作業対象のロードバランサーの名前を選択します。(vLB-01・vLB-02のそれぞれについて作業してください)
ManagedLB

② 「ロードバランサーインターフェイス」タブをクリックすると、ロードバランサーインターフェイスの一覧が表示されますので、切断したいインターフェイス名を確認し、アクションプルダウンから「ロジカルネットワークの切断」をクリックします。

  • vLB-01の場合:192.168.2.249 のインターフェース
  • vLB-02の場合:192.168.2.250 のインターフェース

ManagedLB

③ 「ロジカルネットワークの切断」画面が表示されます。切断したいIPアドレスであることを確認して、「ロジカルネットワークの切断」ボタンをクリックします。

ManagedLB

④ 設定したインターフェイスのステータスが「停止中」になったことを確認してください。

ManagedLB

2. 旧ロードバランサーのリソース削除

不要になった旧ロードバランサー(NetScaler VPX)を削除します。
  • 作業対象:NetScaler(vLB-01・vLB-02)

警告

  • 本手順にて旧ロードバランサーを削除した後は復元させることはできません。切り戻しが不要であることを判断してから行ってください。
  • コンフィグを保管しておきたい場合は、「ロードバランサーのコンフィグ管理 」手順を参考にしてください。

作業手順

① コントロールパネルの「クラウド/サーバー ローカルネットワーク」→「ロードバランサー」へと進みます。
作業対象のロードバランサーのアクションプルダウンから「ロードバランサーの削除」をクリックします。(vLB-01・vLB-02のそれぞれについて作業してください)
ManagedLB

② 「ロードバランサーの削除の確認」画面が表示されます。問題なければ「ロードバランサーの削除」をクリックします。

ManagedLB

③ ロードバランサーの一覧画面に、該当のロードバランサーが存在しなくなったことを確認します。

ManagedLB

注釈

ロードバランサーの削除後、ロードバランサーの一覧画面で「ステータス」が「エラー」となった場合、再度ロードバランサーの削除を実施してください。