通信経路確認方法(Traceroute)

動作確認バージョン:NetScaler VPX Version13.1 Standard Edition
ここでは、Tracerouteコマンドによる通信経路の確認機能について紹介します。

サンプル設定のシナリオ

  • ロードバランサー(192.168.10.250)から別ネットワークのIPアドレス(10.0.10.1)に対してTracerouteを実行し通信経路の確認を行います。
構成図
Fig11

Traceroute実行方法

「Configuration」メニューから、Systemの「Diagnostics」→「TraceRoute」へと進み、Traceroute実行画面を表示します。
Fig12
Traceroute実行画面では以下の表のとおりに入力していきます。
設定項目 設定値
Host name 10.0.10.1
Packet Length 100 (推奨値)
Port Number 33434 (初期入力値)
Number of queries 3 (初期入力値)
Source IP Address 192.168.10.250
Type of Service 0 (初期入力値)
Waiting Time 5 (初期入力値)
TrafficDomain 10 (必ず10を指定してください)

注釈

  • SDPFでは、Tracerouteを実行する場合、必ずお客さまの環境に応じたSource IP Addressを必ず入力してください。
  • Packet Lengthは画面記載の推奨値を入力してください。
設定値を入力後 [Run]ボタンを押してください。
Fig13
各項目で入力可能な値については入力欄の右側をマウスオーバーすると下図のように表示されます。
Fig14

動作確認結果

以下の検証結果ログから、検証構成図にある10.0.10.1へのTracerouteが成功し通信経路が確認できました。
Fig15